
近所のスーパーへコムスで買い物に行くと,年配の方々が近づいてきては
使い勝手を聞いてきます。
とても印象的だったのが,今回のタイトル
「これってヒーター付いてんの?」
でした。
「ありません」と答えると,ガッカリしていました。2月頃の出来事でした。
写真は,昨年の10月末に路上で撮影したツマグロヒョウモンです。
地球温暖化で10年位前から,地元,東北でもたびたび観察されるように
なっている南方の蝶です。
最近,放送されたNHK「コロナ後の未来」の中で,
地理学者のジャレド・ダイアモンド氏が
「コロナが蔓延して亡くなるのは,高々1億人程度,
恐れるべきは,地球温暖化であり,
これによって全人類が死に絶える」と語っていました。
「持続可能社会,循環型社会の歴史・文化・知恵を持っている日本こそ,
世界のリーダとなるべきなのに,その役割をはたしていない。」
と嘆いていました。
今日も殺人的に暑いです。気温30℃越えなどはインドあたりで起きること
と,40年前には思っていました。気温26度で「暑い!,熱い!」と嘆いては,
1日中,大学のプールに浸っていたことが懐かしいです。
しかし,当時,深夜のニュースでは,温暖化によって海面上昇が起きることを
ローマクラブが警告していると放送されていました。そして,
こんな深刻で大事な事を日中のニュースでは全く取り上げないことが不思議でした。
3日前,暑さで亡くなる人が増え,このままでは「エアコンが人類を焼き尽くす」と
国連が警告し,高効率エアコンへの切り替えを奨めているとのことでした。
みんカラの皆様,
走る巨大石油ストーブである化石燃料自動車を今すぐやめて,
超小型電気自動車への切り替えをお願いいたします。
エコカーは,寒いです。冬に,友人のプリウスに載せてもらう時には,
オーバーズボンを手渡されます。
普通の化石燃料自動車は,その効率の悪さゆえに,
暖房機能を当り前に付けることができました。
おかげで自動車は暖かいという常識が定着し,
ヒータの貧弱な電気自動車を受け入れてもらえない事態が生じています。
以前記したことですが,
化石燃料自動車は,昔からエネルギ効率が8%程度と言われてきました。
メーカー技術者は「そんなに悪くない」と言いますが,
自動車の魅力は「加速感」と信じている彼らは,
エネルギ効率なんか気にしていないのかもしれません。
最近のプリウスで,燃費30km/L越えのエコ運転をして,
エネルギ効率が約30%と実測できました。
もし,燃費10km/Lなら,エネルギ効率は10%以下です。
つまり,化石燃料自動車は燃料の90%を廃熱に変え,
その熱を外部に捨てて,周囲を暖めて走行しています。
その結果,都市の温度が上昇します。
もちろん,夏場は,エアコンの廃熱の方が影響大です。
我が家の暖房機,石油クリーンヒータの暖房効率は,
暖かい排気ガスを外部へ捨てるので90パーセント程度です。
燃料の90%を廃熱にする化石燃料自動車は,走る巨大石油ストーブといえます。
暖かいのは当然です。
ほとんどのエネルギを熱として捨てるためにガソリンを燃やし,
CO2を無駄に大量に排出します。
ノーマル化石燃料自動車を利用することは,
もはや,洪水被害者や未来の子供たちへの犯罪行為です。
早くこのことに気づいて,ノーマル化石燃料自動車を生活で常用することを
やめていただきたいです。
コムスは,キャンバスドアがついているので,
原付バイクに比べたら格段に寒くはないです。
コムスはチョイ乗り用自動車です。10分くらいのチョイ乗りなら,
ヒータがなくても体が冷える前に目的地へ到着しているはずです。
コムスは,転倒しにくく,雨風がしのげる屋根付き4輪原チャリなのです。
もちろん,防寒具は必須ですが,寒さが厳しい東北でも十分利用できています。
「ヒータがない」と購入をためらっておられる皆様,
ヒータがなくても,ほとんど不都合はありません。
ぜひ,コムスをご利用ください。
Posted at 2020/08/11 16:20:56 | |
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