1.0Lブースタージェット・ターボエンジンは面白い！

「RSt」の1.0リッター直3ターボエンジンの最大出力は102ps/5,500rpm、最大トルクは150kW/rpmですが、930kgという軽いボディーと、6ATのおかげでCVTよりダイレクトかつ気持ちの良い加速フィールが楽しめます。先に1.2リッター直4自然吸気エンジン＋マイルドハイブリッドの「ハイブリッドRS」に乗りましたが、こちらの方がエンジン音と同調するフィーリングが楽しめます。当然、この軽さ故に走る・曲がる・止まるのバランスも良いと期待できます。また、パドルシフトと220km/hスケールメーターは気分的に嬉しいですね。

RSというグレードと下ろし立ての新車ということで若干固く感じられましたが、おそらくスポーツカー好きの人ならじゅうぶん許容範囲です。シートの可動範囲も大きく、テレスコピックもついていて、低めのシートポジションも取れました。

先代からほぼ変わらない全長3,840mmで、居住性が良くなった分トランクルームはそう広くありません。カタログ値は265L。しかし、リアシートを倒せば579Lとなります。

1.0リッター直3ターボエンジン
カタログ値＝JC08モード　20.0km/L（FF）
信号の少ない郊外の長距離ドライブなら18km/Lは超えて欲しいですね。でも、燃費性能を追求するなら「ハイブリッドRS」を選べば良いと思います。