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2019年08月19日

日産がかつて手掛けていた国産Lクラスツーリングワゴン・ステージア

日産がかつて手掛けていた国産Lクラスツーリングワゴン・ステージア スカイラインやローレルと同じプラットフォームが使われているステーションワゴン・ステージア
2代に渡って販売されていた日産・ステージアは、スカイライン、ローレルのプラットフォームをベースに設計されており、立派なステーションワゴンの形状を留めた。さらに厳密に説明するとR31スカイラインワゴンなどの実質的な後継車として登場し、乗車定員は5人まで対応でき、エンジンは直列6気筒のRB25DET型インタークーラー付ターボ、RB25DE型、RB20E型の3機種が用意された。そして全体的に見てみると、どこまでも活発に突き進むという印象がにじみ出ている。

初代WC34型は、セドリック、グロリア、スカイラインのワゴンを受け継ぐように誕生した

1996年に登場した初代ステージアは、Y30セドリックワゴン/グロリアワゴン、R31スカイラインワゴンの意思を受け継ぐように設計され、土台はローレル/スカイラインのシャーシと走行装置を採用し、直列6気筒のRB25DET型インタークーラー付ターボを始めとする力強いエンジンを組み合わせ、「RS FOUR (V) 」・「25X (FOUR) 」・「25G (FOUR) 」・「20G」のグレードを設定した。その上「DAYZ」(デイズ)のブランド名が付いたエアロパーツを装備したモデル「ホワイトエアロセレクション」加わり、1997年にはオーテックジャパンが手掛けた特別仕様車「260RS」も発売された。生産台数は13万3251台に達成し、ステーションワゴンの実用性とスカイライン譲りの素性の良さが出ていたので、自由にカスタムできるチューニングカーやドリフトマシンとして使われたこともあった。

トップ・オブ・ザ・ツーリングワゴンを目指した、ステージア オーテックバージョン260RS
ステージアが誕生して翌年の頃に、GT-Rのパワートレインを採用した「ステージア オーテックバージョン 260RS」が発売された。こちらは一言で説明すると、R33スカイラインGT-Rと同じ280PSエンジンを搭載が使われ、本能が求めた走りを実現できるトップ オブ ザ ツーリングワゴンを目指していることが伺える。

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ステーションワゴン本来の実用性とスカイライン譲りの素性の良さを兼ね備えている
さらにステージアを詳しく調べてみると、走りの良さと快適性を両立させたLクラスツーリングワゴンであることがわかり、豪快な走りを見せつけるだけではなく快適性や実用性にもこだわっているのが特徴。これほどのステーションワゴンは当時全くなかったので、30代から40代のファミリー層や50代から60代の中高年層にも深く浸透した。

前回にはなかった特徴をたくさん加えて、2代目 ・M35型が誕生した

2001年に、ステージアは初めてのモデルチェンジを行い、名前をステージア M35に変えた。こちらも使い勝手が良いステーションワゴンを保っていて、4WDの駆動方式をそのまま受け継ぎ、V35型スカイラインセダンのプラットフォームをベースとしているがFR-Lプラットフォームに変わり、エンジンがV型6気筒(ターボあり)に、サスペンションが前後共にマルチリンク式に切り替わったことが大きな特徴だ。

2代目のプラットフォームは、日産独自の設計を生かしたFR-Lプラットフォームだった
初代では日産が開発した、ローレルやC110型スカイラインと共通のプラットフォームだったが、2代目・M35になると、4WD車用のFR-Lプラットフォームに切り替わった。こちらにはV型6気筒エンジンまたはV型8気筒エンジンをフロントミッドシップに配置する「フロントミッドシップパッケージ」が採用されていて、走行性能や室内空間、重量配分を向上しているのが主な特徴で、開発はGT-Rの最高責任者の指揮の下で行われた。

いくつもの特別仕様車や、オーテックジャパンが手掛けたアクシスもある
これまで紹介してきたステージアのラインナップには、2002年から発売を開始したアクシスもある。こちらはオーテックジャパンが販売を手掛け、専用フロントグリル、専用フロントバンパー、専用18inアルミホイール、オーバーフェンダーおよびカラードサイドガードモール・シルプロテクターなどが装備された。さらにはV型6気筒VQ35DE型エンジンを加えたアクシス350Sや、専用フロントバンパー、ダークメッキグリル・ヘッドランプを備えて2.5L FR/4WD、3.5L FR/4WDのグレードを揃えたアクシスSも登場した。

グッドデザイン賞を受賞して、2007年の終わりまで休むことなく活躍した

2001年に誕生した日産・ステージアM35は、立派なステーションワゴンを築き上げた。その道のりを一言で説明すると、常に研鑽や改良を惜しむことなく続け、ただのステーションワゴンで終わらせることなく発展してきたことが挙げられる。そして商品デザイン部門2002年にグッドデザイン賞を受け取るまでに至った。
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Posted at 2019/08/19 13:59:44

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