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めんまいとのブログ一覧

2019年08月29日 イイね!

日本国外向けSUV・パスファインダーは海外で浸透している日産の立派な事業だ

日本国外向けSUV・パスファインダーは海外で浸透している日産の立派な事業だテラノを輸出仕様車に整えたパスファインダーは、海外専用車種として独立した
英語で開拓者、先駆者という意味がある乗用車・パスファインダーは日産自動車が国外に向けて展開しているSUVを果たしている。日本ではテラノという名前で展開していたが、2002年8月に完全終了となったため、その後は海外専用車種として独立した。そのたくましい姿は30年経ってもずっと受け継がれ、アメリカ市場で求められる車をきちんと果たしていることが伝わる。

初代 WD21型系から立派なSUVを成し遂げ、4WDの駆動方式を貫いていた
パスファインダーの歴史は1986年にさかのぼり、当初から強靭なエクステリアを保ち、V型6気筒 3L VG30iと、直列4気筒 2.4L Z24がある2種類のエンジンが用意され、駆動方式はどこまでも突き進めるように4WDのみが用意された。平成になって1年が経った1990年に車体が3ドアから5ドアモデルに変わり、VG30i型エンジンがV6 3L VG30E型に、Z24型エンジンが直4 2.4L KA24Eに変更された。なおエンジンは、ディーゼルエンジンの直4 2.7L TD27も加わり、トランスミッションは3速または4速のオートマチックか5速マニュアルが揃ったが、北米市場車ではVG30Eエンジンを搭載したオフロードのZ Car (ズィーカー)も加わった。

2代目 R50型系に進化するとエンジンが強くなり、ヨーロッパ市場にも展開した

パスファインダーは1995年に2代目へと突入したが、形状はフロント部分だけを変えてたくましい印象を保っており、直列4 気筒2.7L TD27TまたはV6 3.3L VG33E型エンジンが搭載された。1997年には欧州市場進出も果たし、2000年になるとデザインの所々が変わり、2001年には海外向けの左ハンドル車にV6 3.5L VQ35DE型エンジンが搭載され、その他では直4 2.7L TD27T ターボディーゼルエンジンと、直4 3L ZD30DDTi ターボディーゼルエンジンも加わった。

3代目 R51型系から乗車定員が7人まで対応でき、オーストラリアにも進出した

とうとう2003年に3代目となったパスファインダーは、今までの概念を打ち破るかのように、3列シートが並んで最大乗車が7人まで対応できるようになった。生産はアメリカにある北米日産外車のテネシー州スマーナ工場に任され、エンジンは新型2.5L YD25DDTi型ターボディーゼルエンジンまたはV型6気筒 DOHC 4L VQ40DE型が用意され、V型6気筒 DOHC 4L VQ40DE型のみに統一された。展開は北米だけではなくヨーロッパやオーストラリアにも及び、今までのエンジンを上回るV型8気筒 DOHC 5.6L VK56DE型エンジンも新たに加わった。

日本では生産が終了したテラノは海外で「パスファインダー」として健在!

4代目 R52型系に発展すると、ハイブリッドの要素が新たに加わった

2012年に4代目になっても、7人乗車は可能のままだが、ここからクロスオーバーSUVに生まれ変わって、プラットフォームやエンジン、トランスミッションも刷新した。まずプラットフォームはムラーノやインフィニティ・JX(のちにQX60に改名)などでお馴染みの日産・Dプラットフォームに切り替わり、エンジンは2代目と同じVQ35DEが使われ、トランスミッションとなる無段変速機「エクストロニックCVT」を組み合わせたことで、燃費を3割改善できた。翌年の2013年には小型リチウムイオンバッテリーと電気モーター、2.5L 直列4気筒のQR25エンジンを組み合わせたハイブリッド仕様も登場した。この仕組みはガソリンエンジンと電気モーターを連携させて通常の3.5L V6モデルと同等の走行性能を発揮でき、展開はアメリカだけではなくオーストラリアにも行き届いた。

世界各国のモータースポーツにも積極的に登場して、素晴らしい成績を残す

これまで紹介してきた日産・パスファインダーは、一般に向けた販売だけではなく世界各国のモータースポーツにも参加してきた。その功績は初代から2代目受け継がれ、パリ・アルジェ・ダカールラリーでいきなり2位、3位を獲得して、その後も優勝、2位、3位に輝き、とうとうFIAクロスカントリーラリー・ワールドカップマラソントロフィーでチャンピオンの栄冠を獲得した。そしてその素晴らしい成績は2代目もきちんと果たしたのだ。

派生車種は、同じ形状のSUVを留めたアルマーダだった
どこまでも行けそうな日産・パスファインダーの派生車種は、フルサイズSUVを務めているアルマーダが当てはまる。こちらはキャビン容積を最大限に確保するためエンジンをカウルに潜り込ませる設計にして、エクステリア全体は膨らみがあってたくましい印象が強い外観に整えられた。搭載する5.6L V8エンジンの製造はテネシー州デカード工場、最終組み立ては米国ミシシッピ州キャントン工場に任され、現在では2代目が活躍している。
Posted at 2019/08/29 12:42:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | 日記
2019年08月23日 イイね!

欧州市場に向けて展開していたミドルサイズSUV・デュアリスは常に迫力満点!

欧州市場に向けて展開していたミドルサイズSUV・デュアリスは常に迫力満点!日産自動車が欧州で展開するために開発された、ミドルサイズSUV・デュアリス
ミドルサイズのSUVである日産・デュアリスは堂々としたエクステリアデザインと力強いエンジンを兼ねているので、日本国内だけではなく欧州や北米、台湾、韓国、南米にも行き届いた。最初に目指した方針は「欧州市場を中心とした展開」だったが、徐々に「全く新しいジャンルの車」に切り替わった。そして製造はイギリス、中国、日本に構えた日産の工場に任せて、車は屈強な足回りと聡明な走りを予感させる美しいシルエットに整えられた。

またの名をキャシュカイとも言う初代J10/J10E型から、世界各国に浸透していた

COBBYを見ると、2007年に誕生したデュアリスは、一番最初の頃にヨーロッパでキャッシュカイという名前で発売され、しばらくするとCプラットフォームを共有したSUV・ローグが北米、台湾、韓国で展開した。その後もキャッシュカイは南アフリカ、中東諸国、シンガポール、中国、ニュージーランド、南米諸国に展開し、どんな状況にも馴染む魅力的な車だと称賛された。

日産のキャッシュカイは欧州戦略車のミドルサイズSUV!

エンジンやトランスミッションなどの仕様を変えて、日本での販売に乗り出した
名前を変えて、ヨーロッパや世界各国で展開したデュアリスは直列4気筒DOHCやディーゼルエンジンが使われ、トランスミッションや駆動方式、サスペンションと同調してものすごい馬力を発揮していた。しかし、とうとう日本で販売することが決まった時は、中・低回転域のトルクを重視したMR20DEガソリンエンジンとエクストロニックCVTのトランスミッション、駆動方式は2WDまたは4WDが設定された。ちなみに日本での展開は、2007年の12月に該当する。

一つ一つ個性が異なっている特別仕様車も考案して、デュアリスを盛り上げた
そのままの状態でも十分に活躍できるデュアリスは、それぞれで個性が異なるいくつもの特別仕様車を製造した。ブラック・カカオの2トーン内装色にオレンジ・ブラウンの2トーンシートカラーが設定されたアーバンフレアを始め、欧州仕様車に設定されるブラウンの本革シートおよび本革調ドア・アームレストを装備し、内装色はブラック・カカオの2トーンが設定されたアーバンブラウンレザー、快適性や安全性を高めているアーバンブラックレザー及びアーバンブラックレザーIIが揃い、これらの業績はデュアリスの歴史に大きく貢献した。

主に欧米で根強く展開しているキャッシュカイには、派生車種のキャシュカイ+2もある
欧州で展開するキャシュカイは、最大で7人乗れるように整えたキャッシュカイ+2(プラスツー)に発展した。大きさは前回よりも一回り拡張され、中には3列シートが並んでいて、フロントデザインはより精悍な印象となり、製造は英国日産自動車製造会社に任され、この車種でもヨーロッパを中心に展開している。

2代目J11型に突入すると、世界各国での展開を前回以上に広めた

2014年にイギリス市場での販売を開始した後、ヨーロッパ各国に導入された2代目デュアリスは、前回を上回るくらいの迫力を持つエクステリアに整い、新開発のCMFプラットフォームが採用され、日産とルノーそれぞれで開発した1.2L直噴ターボガソリンエンジンとディーゼルエンジン、1.6L直噴ガソリンと2.0L直噴ガソリンエンジンを搭載した。展開の経路はイギリス・ロンドンから始まり、韓国・釜山、オーストラリア、ニュージーランド、中国、アメリカ合衆国、ロシア、シンガポール、コスタリカにも浸透した。

デュアリスの勇ましい姿は、日本国内だとエクストレイルに統合されることとなる
これだけの迫力を見せつけて展開したデュアリスは、日本国内だと3代目エクストレイルに受け継がれることになった。こちらもミドルサイズのSUV乗用車を留めていて、今までのコンセプトにとらわれない「全くの新車種としての登場」を目指し、QR20DEエンジン搭載の自然吸気と、SR20VETエンジン搭載のターボエンジンを搭載して、ついには圧水素式燃料電池車「エクストレイル FCV」の国土交通大臣認定を取得するまでに至った。ちなみにこの車は、世界各国のモータースポーツにも参加して、素晴らしい成績を収めた実績もある。

さらにデュアリス/キャシュカイは、北アメリカだとローグという名前で広まっている
今まで紹介してきたように、デュアリスはキャッシュカイという名前になってヨーロッパでも展開したが、北アメリカではローグという名前で展開した。こちらもクロスオーバーSUVの形状を留めていて、直列4気筒 QR25DEエンジンを搭載して、現地で求められるような車に整えた。エクステリアは初代はなだらかで優しい印象だったが、2代目はフロント、リアが共に迫力あるものへと変わり、製造はアメリカの工場だけではなく、韓国のルノーサムスンや日本の日産自動車北九州にも構えた工場にも任せた。
Posted at 2019/08/23 10:07:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | 日記
2019年08月21日 イイね!

日産自動車の子会社・オーテックジャパンが手掛ける自慢の車種を紹介!

日産自動車の子会社・オーテックジャパンが手掛ける自慢の車種を紹介!日産自動車を陰ながら支えることが多かったオーテックジャパンは、縁の下の力持ちである
日産自動車グループの一社である、株式会社オーテックジャパンは主に日産の特装車事業などを手がけており、特販推進室の業務を担っていることが多い。設立は1986年に行われ、初代社長には、日産自動車と合併する以前のプリンス自動車工業出身の桜井眞一郎が就任した。今の車に求められるものをきちんと考案し、日々の研鑽を怠らなかったので、ついには名の知れた特装車メーカーとして発展した。

色々な車に応用されることが多いカスタムカー・ライダーには独自の高級感と洗練さがあった

普通乗用車をベースにしたカスタムカー・ライダーはスポーティモデルの要素を取り入れていて、本革シートやBOSEサウンドシステムを装備した高級志向モデル・エルグランドライダーも登場した。これらには専用チューンドエンジンやボディ剛性の向上、サスペンションチューニング、高い走行性能が加わっていて、これらの要素は日産が手掛けるミニバン、デイズルークス、キューブ、エルグランド、NV350キャラバンにそのまま生かされ、さらにはノート・キューブ・セレナにも応用された。

誰からも親しまれる個性を持ったボレロも、この上ないような立派なカスタムカーを果たした
「個性的で愛着のあるエレガントなスタイルを特徴としたカスタムカー」を目指したボレロは、他の車では決して使われない、専用デザインのフロントグリルやバンパー、内装部品、アルミホイールを採用し、特別なボディカラーも取り入れた。そしてボレロは小型車のマーチ、軽トールワゴンのデイズ及びデイズルークスに応用された実績もある。

たくましい印象が強いアクシスも、本革シートを完備した上で多岐に渡って活躍した
COBBYによると、丁寧に磨かれたような外観を持つアクシスは、専用フロントグリルと本革シート、専用化粧パネルを装着しており、「高級志向モデル」の定義を定めた。車種は多岐に渡っていて、キューブ、ウイングロード、ノート、ティーダ、ティーダラティオ、エクストレイル、バサラ、プレサージュ、プレーリーリバティ、ステージア、セレナ、ルネッサ、ティアナ、ブルーバードシルフィが揃っている。

2020年にエクストレイルがe-POWERやPHEVを導入する!


いくつものレース活動に参加して、スポーツ性をアピールしているNISMOロードカー

レース活動のチームもきちんと結成している、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルは、出場した経験を生かして独自の技術を詰め込んだ市販車用のパーツ類も製造・販売している。2013年になると日産との協業で「ニスモ・ブランド拡大戦略」を発表し、日産純正品質で保証したモデル・NISMOロードカーを販売することになった。どの車も非常に熱意がこもっていて、熱い走りを見せてくれそうである。

NISMOと肩を並べたプレミアムスポーティー志向ブランド・AUTECH
先ほど紹介したNISMOと双璧を成していて、プレミアムスポーティー志向を目指している自動車ブランド・AUTECHは、ボディーカラーに爽快な青やおとなしめの灰色を採用しており、これまで培ってきたこだわりの技術を惜しむことなくつぎ込んだことが特徴となる。内装仕様を自分で好みに合わせて選んで仕立てる完全受注生産の「プレミアムパーソナライゼーションプログラム」を設定して、オーテック・ハイブリッドの要素も加えた。

車椅子に乗った人にありがたい福祉車両・ライフケアビークルは病院や介護施設で役立つ

オーテックジャパンの車種は、一般に向けた普通乗用車ばかりではなく、体の不自由な人や車椅子に乗った人にありがたい福祉車両・ライフケアビークルもある。こちらは病院や老人介護施設でも役立っていて、車椅子に乗ったまま乗車ができる、下肢が不自由な人に嬉しい運転席を構える、助手席シートが外向きに回転する、送迎にありがたい仕様となっているなどの特徴が生かされているのだ。

幼稚園や保育園の送迎バス、冷凍または冷凍に対応した商用特装車も揃っている
日常で使える普通乗用車、体の不自由な人や介護が必要な人にありがたい福祉車両を充実させているオーテックジャパンは、仕事で使える商用特装車の開発にも力を入れた。これらは主に大型トラックや商用バンがベースとなり、用途は軽トラックのNT100クリッパーを始め、ダンプカーや冷凍車、冷蔵車、幼稚園や保育園の送り迎えで使うバスが該当する。そしてライトバンの形状を留めた日産・NV200バネットは、海外ではタクシーの役割をしているのだ。

オーテックジャパンは中国や台湾へ進出して、その名を轟かせた実績もある

これだけの素晴らしい車を製造してきたオーテックジャパンは、独自の培ってきた技術を日本国内だけではなく、海外にも浸透させようと試みた。そして現地のお客様が求めている要望に応えられるよう車を設計して、中国や台湾で事業を展開し、その後は東南アジアでお馴染みのアセアン地域にも名を轟かせた。
Posted at 2019/08/21 14:15:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | 日記
2019年08月20日 イイね!

日産の高級セダンならではの貫禄を詰め込んだシルフィは独自の流麗さを誇る

日産の高級セダンならではの貫禄を詰め込んだシルフィは独自の流麗さを誇るライセンス生産から始まり、日本だけではなく海外のあちこちでも展開しているシルフィ
日産自動車が誇る高級セダン・シルフィは、プレミアム感を感じられるセダン車を目指し、優雅さと快適性を感じられるような気持ちよい走りを実現した。そして運転するオーナーの品格を語っているようなエクステリアや価値観も重視しているので、他の高級セダン車にはない独自の麗しさも感じられる。さらに展開は日本国内だけではなく、名前を変えて東南アジア、韓国、中国にも及んだのだ。

最初はブルーバードシルフィという名前で展開し、当時ならではの真骨頂を極めた

シルフィの原点は2000年に誕生して、当時はブルーバードシルフィという名前で展開した。内外装は非常に保守的なデザインを保っていて、搭載するエンジンは全て直列4気筒DOHCガソリンエンジンに絞り、トランスミッションは4速ATや5速MTだけに留まらず、ハイパー CVTも採用した。駆動方式は前輪駆動・FFまたは4WDが揃っていて、サスペンションは前後で異なるがリアの部分が前輪駆動と4WDでそれぞれ異なっているのが特徴。

初代G10型から既に他の名前で、海外展開を果たしていた実績を持つ
先ほど紹介したように、シルフィの最初の名前はブルーバードシルフィだったが、東南アジア各国ではサニーまたはセントラという名前で広まり、韓国ではルノーサムスン・SM3/SM3の協力を得てルノースカラという名前で販売された。ちなみに海外での展開は許可料、ロイヤリティを日産に払って製造を行う、ライセンス生産を狙っていた。そして2012年に3ナンバーサイズへ発展すると、北米市場やアジア市場、オセアニア市場にも行き届くことにもなった。

用途は普通乗用車だけではなく、公用車や社用車、人に優しい福祉車両も当てはまる
やっぱりシルフィの使い道は普通乗用車のみが考えられるが、COBBYによると、ムラのない黒塗りの公用車や社用車として使われることもあって、2000年には助手席回転シートを装備したアンシャンテ、手動運転装置・オーテックドライブギアを装備したドライビングヘルパーという2つの福祉車両が加わり、法人向けグレード・ベーシックパッケージも登場した。高級車として名を馳せているシルフィが、ここまで人の役に立っているなんて驚きである。

シルフィはモデルチェンジする?しない?後期型の動向はどうなっている?

エンジンにも磨きをかけたおかげで、排気ガスが環境に配慮したものとなった
車を動かす上で不可欠なエンジンは、基本的に直列4気筒DOHCガソリンエンジンだが、は全て直列4気筒DOHCガソリンエンジンも用意され、厳しい排ガス基準であるOBDII基準で電気自動車と同等の認定を受けている。さらに1.8Lエンジン搭載車は当時のハイブリッドカーよりも高い排出ガス性能を誇り、常にきれいな空気を排出し続けた。そのおかげでとうとう日本初の超-低排出ガス及び良-低排出ガスに認められた。やっぱりここまで到達できたのは、毎日エンジンの研鑽を怠らなかったおかげだと感じる。

マイナーチェンジによって、より人に馴染みやすい車を築き上げた
あれだけの大成功を収めたシルフィは、2003年に大幅なマイナーチェンジが行われ、フロントグリル・バンパー、テールランプなどのデザインをがらりと変え、超-低排出ガスに認められるような車に整えた。新たに加えたリアコンビネーションランプは上級車種のティアナに似せたデザインに変わり、4WD車用QG18DEエンジンが、連続可変バルブタイミング(CVTC)化され、中国仕様車はサニーネオと同一のデザインとなった。

2代目G11型になった頃は、日産モダンリビングコンセプトを抑えている

2005年に2代目となった時も、ブルーバードシルフィの名前をそのまま受け継ぎ、本来の気高さを大切にした。今度からはティアナ、ティーダに続く日産モダンリビングコンセプト第3弾となり、グランドピアノをモチーフとしたダッシュボードや日産独自のS字曲線を全体に取り入れたエクステリア、シェルシェイプデザインと呼ばれるシート形状などが採用され、サスペンションやトランク開口部を強化して走行安定性を前回よりも向上させた。そして2代目シルフィは日本と台湾で2012年、2013年に販売を終了してしまっても、中国ではシルフィ クラシックの名前で、ロシアではアルメーラの名前で販売を継続している。

3代目からは名前が完全にシルフィになり、さらなる世界各国への展開を視野に入れた

とうとう2012年に3代目となったシルフィは、名前が完全にシルフィとなり、今までにはなかった真骨頂を極めた。まずはエクステリアを重圧感あふれるものに整え、北米市場へはセントラ、オーストラリア市場へはパルサーセダン、台湾市場にはスーパーセントラ/セントラエアロという名前に変えて販売する方針を固め、エンジンは新たに開発したMRA8DE型 1.8Lが搭載されることになった。販売した年の12月になると日本でも販売することが決まり、トランスミッションは全てのグレードでエクストロニックCVTに統一された。これだけ磨きをかけていれば十分な貫禄が滲んでくる。
Posted at 2019/08/20 14:02:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | 日記
2019年08月19日 イイね!

日産がかつて手掛けていた国産Lクラスツーリングワゴン・ステージア

日産がかつて手掛けていた国産Lクラスツーリングワゴン・ステージアスカイラインやローレルと同じプラットフォームが使われているステーションワゴン・ステージア
2代に渡って販売されていた日産・ステージアは、スカイライン、ローレルのプラットフォームをベースに設計されており、立派なステーションワゴンの形状を留めた。さらに厳密に説明するとR31スカイラインワゴンなどの実質的な後継車として登場し、乗車定員は5人まで対応でき、エンジンは直列6気筒のRB25DET型インタークーラー付ターボ、RB25DE型、RB20E型の3機種が用意された。そして全体的に見てみると、どこまでも活発に突き進むという印象がにじみ出ている。

初代WC34型は、セドリック、グロリア、スカイラインのワゴンを受け継ぐように誕生した

1996年に登場した初代ステージアは、Y30セドリックワゴン/グロリアワゴン、R31スカイラインワゴンの意思を受け継ぐように設計され、土台はローレル/スカイラインのシャーシと走行装置を採用し、直列6気筒のRB25DET型インタークーラー付ターボを始めとする力強いエンジンを組み合わせ、「RS FOUR (V) 」・「25X (FOUR) 」・「25G (FOUR) 」・「20G」のグレードを設定した。その上「DAYZ」(デイズ)のブランド名が付いたエアロパーツを装備したモデル「ホワイトエアロセレクション」加わり、1997年にはオーテックジャパンが手掛けた特別仕様車「260RS」も発売された。生産台数は13万3251台に達成し、ステーションワゴンの実用性とスカイライン譲りの素性の良さが出ていたので、自由にカスタムできるチューニングカーやドリフトマシンとして使われたこともあった。

トップ・オブ・ザ・ツーリングワゴンを目指した、ステージア オーテックバージョン260RS
ステージアが誕生して翌年の頃に、GT-Rのパワートレインを採用した「ステージア オーテックバージョン 260RS」が発売された。こちらは一言で説明すると、R33スカイラインGT-Rと同じ280PSエンジンを搭載が使われ、本能が求めた走りを実現できるトップ オブ ザ ツーリングワゴンを目指していることが伺える。

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ステーションワゴン本来の実用性とスカイライン譲りの素性の良さを兼ね備えている
さらにステージアを詳しく調べてみると、走りの良さと快適性を両立させたLクラスツーリングワゴンであることがわかり、豪快な走りを見せつけるだけではなく快適性や実用性にもこだわっているのが特徴。これほどのステーションワゴンは当時全くなかったので、30代から40代のファミリー層や50代から60代の中高年層にも深く浸透した。

前回にはなかった特徴をたくさん加えて、2代目 ・M35型が誕生した

2001年に、ステージアは初めてのモデルチェンジを行い、名前をステージア M35に変えた。こちらも使い勝手が良いステーションワゴンを保っていて、4WDの駆動方式をそのまま受け継ぎ、V35型スカイラインセダンのプラットフォームをベースとしているがFR-Lプラットフォームに変わり、エンジンがV型6気筒(ターボあり)に、サスペンションが前後共にマルチリンク式に切り替わったことが大きな特徴だ。

2代目のプラットフォームは、日産独自の設計を生かしたFR-Lプラットフォームだった
初代では日産が開発した、ローレルやC110型スカイラインと共通のプラットフォームだったが、2代目・M35になると、4WD車用のFR-Lプラットフォームに切り替わった。こちらにはV型6気筒エンジンまたはV型8気筒エンジンをフロントミッドシップに配置する「フロントミッドシップパッケージ」が採用されていて、走行性能や室内空間、重量配分を向上しているのが主な特徴で、開発はGT-Rの最高責任者の指揮の下で行われた。

いくつもの特別仕様車や、オーテックジャパンが手掛けたアクシスもある
これまで紹介してきたステージアのラインナップには、2002年から発売を開始したアクシスもある。こちらはオーテックジャパンが販売を手掛け、専用フロントグリル、専用フロントバンパー、専用18inアルミホイール、オーバーフェンダーおよびカラードサイドガードモール・シルプロテクターなどが装備された。さらにはV型6気筒VQ35DE型エンジンを加えたアクシス350Sや、専用フロントバンパー、ダークメッキグリル・ヘッドランプを備えて2.5L FR/4WD、3.5L FR/4WDのグレードを揃えたアクシスSも登場した。

グッドデザイン賞を受賞して、2007年の終わりまで休むことなく活躍した

2001年に誕生した日産・ステージアM35は、立派なステーションワゴンを築き上げた。その道のりを一言で説明すると、常に研鑽や改良を惜しむことなく続け、ただのステーションワゴンで終わらせることなく発展してきたことが挙げられる。そして商品デザイン部門2002年にグッドデザイン賞を受け取るまでに至った。
Posted at 2019/08/19 13:59:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | 日記

プロフィール

「タイヤサイズの見方~ロードインデックス・速度記号を読み解くコツ http://cvw.jp/b/3159047/46943034/
何シテル?   05/08 12:04
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