自粛自粛で家に引きこもる → 車弄りが活況、な気がするのは自分だけでしょうか。御多分に漏れず、今年のGWは時間がある。帰省も登山も自粛!
そしたらスピーカーの交換でもしようかと物色中であります。SKフォレスターのスピーカーは純正でセパレート型の2WAYとなっており、EQを少しドンシャリ気味にするだけで、それっぽく鳴ってしまうのは予想外でした。なるほど、これで必要十分という人も多いでしょう。
納車して半年以上、ダマしダマし使ってきましたが、やはり低音の切れとか、中高域の解像度みたいなものが、どうにも我慢できなくなってきています。
特に低域のダルダル感。低域のハイパスを高めにする(80Hzくらいまで上げる)と、多少マシになりますが、当然全体が痩せる。今は40Hzのハイパス入れて、EQで125Hzチョイ上げ、200Hzチョイ下げで落ち着いていますが、難しいですね。
■例の警告
純正がフルレンジ一発だったら迷う隙もなく変えてたかもしれませんが、それを躊躇させる要因がもう一つ。
カタログの「※フォレスターのフロントドア内には、カーテンエアバッグのセンサーが装着されています。センサーの誤検知等の恐れがあるため、フロントドア内に装着されるスピーカー等は、純正指定部品以外を装着しないでください。」という物騒な警告です。この警告があるので、carrozzeriaやKENWOODなど、車種別適合情報を公開しているメーカーも「交換不可」のスタンスとなっています。
これをどう考えるか。みんカラには、気にせずスピーカーDIY交換している記事はたくさんある。トヨタ車も同じようですが、こちらもスピーカー交換の記事は多い。それに、DOPの社外スピーカーは何なのか。要は施工のリスクと受け取っています。エアバックセンサーの周辺はデッドニング含め触らない。ケーブルも弄らない、というあたりは気を付ける必要がありそうです。
そういえば、取説には「純正使用」の文言が溢れています。
・マフラー、エアクリーナーエレメント、エンジンオイル、オイルフィルター、冷却水
・フューエルキャップ
・シートベルト
・フロントバンパー、ボンネット、サスペンション、エアロパーツ、カウルパネル
この辺は定番というか、安全性とかもありますから、まぁ納得がいきます。
・タイヤチェーン
・フロントガラス
・ルームミラー、サンバイザー
この辺も、アイサイトに影響がある、と言われると、まぁそうかな、と思えます。
・ルーフキャリアおよびアタッチメント
・チャイルドシート
・電装品全般
・シートカバー
・ホイール
・字光式ナンバープレートおよびナンバープレートベース
・ワイパーブレード
・ボディカバー
この辺になってくると、もう免責色が強まってきますね。ルーフキャリア、チャイルドシートやホイールまで、律義に純正品を使用する人がどれだけいるでしょうか。スピーカーについても、まぁ「そういうこと」と理解しています。
■スピーカー選定
昔は拘ってフォーカル+自作インナーバッフル+サブウーファーとかやってたのですが、前の車がフォーカルの分厚いマグネットが収まらず断念。ALPINEにしましたが、こちらは4年足らずで、磁器回路周辺に錆が浮いて死亡。その後、carrozzeriaのTS-C1710Aを8年使いました。音の好みでいったらALPINEも捨てがたく、本当はこのタイミングで、各社視聴して選定すべきとも思いましたが、まぁcarrozzeriaだったら今となっては馴染みの音なので、carrozzeria TS-C1736SかTS-C1730Sにしようと思います。1710は2世代前なんですね。KENWOODは昔の記憶だと好みの音ではなかったのでパス。
TS-C1730Sと1736Sは、ツィーターのハイパスを低めにして中域から受け持たせる、Open & Smoothコンセプトというのになっていて面白いと思いました。1730Sがオンダッシュで口径2.9cm、1736がインダッシュで口径4cmという違いがあります。単品売りのツィーターTS-730、TS-736の周波数特性グラフがあったので見てみると736の方がカットオフが数kHz低めで、よりOpen & Smoothに沿うと思いました。Webサイトに1736の開発者談もあり参考になりました。
あと1730と1736はネットワークの姿が違います。1730は箱タイプでATT切り換えあり、1736は箱なしの簡易版(配線の途中にインラインで割り込むタイプ)です。1736はツィーターが高い分、ネットワークをケチって同じ値段にしたのかもしれません。とはいえ、ATTはEQがあるので使わないし(あっても接点増加が嫌なので、ショートする改造すると思います)、保証期間切れたらどうせ解剖して部品交換すると思いますので、どちらでも特に問題ないかと。
というわけで、TS-C1736Sを選びます。
■インナーバッフル
インナーバッフルは適合情報を見ると、
どうですか。この「推奨しません。でも、あれ?穴が合っちゃうな~」という神表現は。UD-K119、UD-K618、UD-K528がポン付けできそうです。調べると、下記グレード体系のようでしたので、竹にしておきます。
UD-K119(梅)… プラスチック
UD-K528(竹)… MDF
UD-K618(松)… 制振ダイキャスト
■デッドニング
みんカラ、YouTubeなどでSKフォレスターのドア内側の様子を見させていただくと、サービスホールは薄い樹脂製のフタに覆われている感じです。ただ、ネジで固定されているというより、内張で抑えてある程度に見えます。エアバッグセンサへの影響を考えると、あまり密閉しない方がいいのかもと思ったので、このサービスホールは純正の状態のままにしようと思ってます。スピーカー周辺だけデッドニングするだけにします。フタは制振材貼った方がいいのかしら。現物見て考えることにします。
整備手帳
純正スピーカーの周波数特性を計測
スピーカー交換 その1
スピーカー交換 その2
スピーカー交換 その3
Posted at 2020/04/19 17:26:10 | |
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