播磨のたけぽんのブログ一覧

※ブログ 北海道城巡り名所巡り【渡島半島 函館編】
の続きです。

●3日目(2022/5/7)
元々2日目は松前近辺での宿泊を考えていたのですが、良い宿泊先が見つからなかったので、函館に連泊して、早朝車中で朝食を取りながら松前へ移動することにしました。(この時期の函館の日の出日の入りは、日の出:4時30分、日の入り:18時40分)
途中、「道の駅しりうち」で北海道新幹線を見ようとしましたが、展望塔の開館時間は8時30分だったので諦め「青函トンネル北の玄関口」で新函館北斗駅発(はやぶさ10号)を見ました(AM7時ちょうど)

道の駅しりうち



青函トンネル北の玄関口




ちょっと遠かったですが撮影に成功


「道の駅 北前船松前」に到着。まだ早朝だったのでこの駐車場に停めさせてもらい、そこから徒歩で攻城します。


⑨松前城🏯🌸(日本100名城、さくら名所100選の地)
早速3日目のメインです。
松前城は北海道唯一のお城(和式城郭)であり、(長崎五島の)福江城と同様、幕末に築城された城です。箱館戦争では土方歳三の旧幕府軍に攻められ落城しました。
天守は国宝(旧国宝)に指定され現存していましたが太平洋戦争後まもなくの1949年(昭和24年)に失火のため焼失しました。1961年(昭和36年)に松前城資料館として外観復元(RC構造)で再建。
当日は天守内で名城スタンプ押しおよび御城印を購入しました。(※現在、松前城資料館は冬期休館中(～2023/4/9))

城址碑
公式名称は松前城ではなく「福山城」ですが、広島の福山城との混同を防ぐため、「松前城」と一般呼称されます。


桜のピークは過ぎてましたがまだまだ健在





定番


唯一の現存建築物の本丸御門(左、重要文化財)


天守内部


松前から上ノ国町までの行程は風車をたくさん見ることができました。


⑩上ノ国勝山館🏯
この旅最後の城攻めです。ガイダンス施設にて続名城スタンプ押しおよび御城印を購入
勝山館の築城年代は不明。館神八幡宮の創建が文明5年(1473年)と伝えられているため、この頃の築城と推定

史跡碑


続日本100名城の認定証


土塁と堀切が巧み


眺望も素晴らしい


⑪開陽丸記念館⛵️(江差町)
開陽丸は幕末の江戸幕府の軍艦。木造シップ型フリゲート艦、全長72.08m、排水量2,590t。当時のオランダ製新鋭艦
江差沖において暴風雨に遭い、座礁、榎本や土方が見守る中、1868年12月28日に沈没。1990年(平成2年)に復元




内部



3日目の宿泊先は札幌なので、江差町から約250km、4時間30分の行程を一気に移動します

羊蹄山


⑫札幌市内🌃
札幌市時計台


さっぽろテレビ塔


北海道旧本庁舎


3日目の活動はこれで完了。
今回の旅の目標も無事達成。

次回に続く？

今年2022年、北海道､対馬､五島の名城･続名城7城を攻略し名城･続名城をコンプしましたが、北海道 渡島半島の4城の城攻めについてはまだ書いてなかったので書きたいと思います。(愛車マイクラさんは関空駐車場でお留守番)

●日程:2022/5/5-9
●手段:
①LCC(Peach:関空空港-新千歳空港間) バリューピーチ 往復約2万
②レンタカー(HONDA FIT4) 2.8万
●行程(イメージ):
1日目(5/5)-新千歳空港から函館まで寄り道しながら移動し函館で夜景
函館泊
2日目(5/6)-函館周辺の城攻め(五稜郭、志苔館、他)
函館泊
3日目(5/7)-松前城､勝山館を城攻め、札幌へ移動
札幌泊
4日目(5/8)-道内観光
小樽泊
5日目(5/9)-道内観光、新千歳空港まで移動し帰途
●天候:ほぼ晴れから曇り
●地図(城のみ):


●1日目(5/5)

関空6:30発の便に搭乗、新千歳8:30着、レンタカーを借り9時頃始動。この日は新千歳空港から函館へ移動するのが基本の目標ですが、直行300km弱約4時間であり時間に余裕があるので気になるところへ寄り道をしました

①二十間道路桜並木(新ひだか町)
日本最北の🌸さくら名所100選の地です。新ひだか町にありますので苫小牧から函館とは反対の方向(東)へ向かいます。


物凄いと聞いてたので楽しみだったのですが、満開のピークは例年より早く来訪日の一週間前だったので殆ど散り散りでした。残念。満開時は物凄いのは体感出来たので、満開時にまた来たいですね。是非！

牧場を横目に次の目的地へ向かいます(12時ちょうどでした)



人懐っこいお馬さん


②白老仙台藩陣屋跡🏯(白老町)
新ひだか町から苫小牧市を通過し白老町へ移動します。白老町には出来たばかりのウポポイがあり、行きたかったのですが、当日は5/5であり案の定、駐車場から混雑してたので、諦めて陣屋跡へ行きました。白老陣屋は幕末、蝦夷地の防備のため、江戸幕府が仙台藩に築かせた陣屋です(仙台藩の守備範囲は白老から襟裳岬を超えて、国後・択捉までの東蝦夷地であったため) 。円状の堀と土塁が特徴。桜も何とか残ってていい感じでした。

資料館前(イベントが開催中、伊達政宗がポーズ)


縮小モデル(奥が内曲輪)


内曲輪の土塁と堀


桜も何とか。


城址碑


予想以上に時間を使ってしまい、白老陣屋を15時頃出発、一路函館へ向かいます。結構疲れを感じてたので途中道の駅に寄りながら下道をゆっくり走ることにしました。

③函館夜景(函館山)🌃
ロープウェイ山麓駅は(この旅一番の)混雑ぶりでしたが、近隣のコインパーキングに運よくほぼ待たずに停めることができました。往復券を購入し、30分程度待った後、いざ山頂へ

いや〜素晴らしい。


その後、ホテルへ行き初日が終了。
部屋から見た五稜郭タワー


●2日目(5/6)(一応、平日)

部屋からの眺め(まるで写真か絵画の様、ラッキーでした)


④五稜郭🌸🏯(日本100名城)
レンタカーは宿の駐車場へ置かせてもらい、徒歩移動です。五稜郭タワーを目指せばよいので迷うことはありません。いい散歩です。


10分程で到着、城址碑は五稜郭の反対側にもう一つあります。函館奉行所やタワーが開く9時までゆっくりと散策します。


散り散りの桜。五稜郭の桜の満開に合わせて旅の計画をしましたがやや残念な結果に終わりました。中々難しいですね。



珍しいはね出し石垣(龍岡五稜郭や熊本人吉城にある)


函館奉行所(復元)


あら、左右対称じゃないのね😅


函館奉行所と五稜郭タワーのコラボ写真


辛うじて残った桜と五稜郭タワーのコラボ写真



城内は広いので散策はよい運動になりました。9時近くになったので五稜郭タワーへ向かいます。


1階のサービスカウンターで名城スタンプを押していざ展望階へ(左側に土方歳三の像があります)


定番


反対側は函館山が見えます。ん～いい天気。


展望を堪能したので城内の函館奉行所を見学します。御城印はここで販売されてます。いい感じです👍




⑤志苔館🏯(続日本100名城)
五稜郭からおおよそ東へ約8km20分程。空港緑地志海苔ふれあい広場の駐車場に停め、そこから徒歩5分足らず。土塁や堀切が良好に残っています。続名城スタンプは東屋にあります。





⑥四稜郭🏯
五稜郭からおおよそ北へ約5km15分。五稜郭より規模は小さいですが立派な稜堡式城郭の四稜郭があります。函館戦争に際し五稜郭の背後を守るために突貫作業で築かれたそうです。駐車場完備。
いい感じで土塁が残っています。





郭外ですが、いい感じで桜が残ってました


⑦戸切地陣屋🌸🏯
五稜郭からおおよそ西へ約20km35分。
戸切地陣屋は幕末、蝦夷地の防備のため、江戸幕府が松前藩に築かせた陣屋です。陣屋の構造はいわゆる「四稜郭」で日本最古の稜堡式城郭です。榎本武揚率いる旧幕府脱走軍の進撃を受け、守護隊の手によって自焼・放棄されたとのことです。
陣屋跡の近辺は桜の名所のようで大型駐車場完備。



ここもちょっとだけ桜が残ってました。




順調に予定を消化したので、北斗市まで足を伸ばし、茂別館という小さな城跡と北斗星を見て、函館に戻りました。


函館への帰路の途上、函館山と函館市街



⑧函館山🏙
函館山山頂への道路はまだ閉鎖されてなかったのでロープウェイではなく車で函館山を登りました。
函館山からの眺め






この後もう一度五稜郭に行き散策した後、五稜郭タワーの近くにある函館ラーメンの味彩(あじさい)とハンバーガーのラッキーピエロに行きました

夕暮れどきの五稜郭




2日目の活動はこれで完了。
3日目は早起きして、松前へ移動するので早寝します。

次回に続く