
足回りに入れたBCレーシングの減衰力調整(30段階)をフロントのみHARD-5に調節したのでしばらく走ってみました。(HARD-0がMAX)
HARD-2でもそれほど固くはなかったのですが、低速走行時の路面段差では6シリーズの純正足回りほどのリアルな突き上げがなく、BCレーシングなりに角を取った味付けに処理されています。
木々も緑から黄色に変化してきました。今年の紅葉は少し早まりそうです。
BCレーシングの車高調ですが、自分のイメージを伝えた通りの車高でセッティングしてもらいました。
純正での地上高が12.5cmなので、車検が通る9cm以上を確保することがマスト。
BMWの前後重量配分が50:50の設計になっているので、前だけ下げてしまうとバランスが崩れてしまい、相当硬くしないと厳しくなるので乗り心地も悪くなることを覚悟するといった課題がありました。
前後の重量配分を考慮すると、前後の車高調整はバランスを重視することにし、フェンダー部のクリアランスはフロント指2つ、リア指1つがベストマッチとなった。
純正と比較すると乗り込んだ瞬間に車高が下がったことを実感します。
特にリアは純正からの下がり率が高くなったため、ドライビングポジションの設定が必要かも知れません。
車高が下がったメリットは、洗車時のルーフの掃除がかなり楽になったことです。
背伸びせずにルーフの中心部分まで手が届くようになりました。
乗り心地の変化につては、基本動作は変わらず若干丸くなった感じです。そう大差はありません。
どの設定でもコーナリングでのロールが少なく、加速時の瞬発力が大幅に改善されています。高速走行時の安定性が増し、車線変更や追い抜き加速については非常にスムーズ。
通常走行時においての乗り心地は純正以上に良くなっています。
何度も書きますが、低速走行時の段差ダンピング処理だけは最初から気になるところですが、純正のような固い突き上げ感はなくなりました。
今後、SOFT寄り(柔らかめ)も試してみたいと思いますが、BCレーシングはHARD寄りの設定の方が製品の特性上合っていると思います。
BCレーシングの車高調はOEM供給含め国産車、外国車の多くの車種に対応する種類を取り扱っているようです。BMW各シリーズ向けも充実していますが、事前に取付が可能かどうかボンネットを開けて取付部の写真を送る必要があります。納期は3~4週間かかります。
足回りがリフレッシュしたことで、しばらくは走りを楽しみたいと思います。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2023/10/15 12:12:07