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2024年10月13日 イイね!

Gmade GS02F MILITARY BUFFALO バージョン1.2

Gmade GS02F MILITARY BUFFALO バージョン1.2バージョン1.1を何度か走らせた感触を踏まえて、
・ステアリングサーボセイバー追加
・プロポ換装
・バッテリー移設
・充電ポート追加
を実施し、これをバージョン1.2とします。プロポ換装・バッテリー搭載位置変更・充電ポート追加のついでに、メカと配線の取り回しも改善することにします。



バージョン1.1を走らせていたところ、ある時ステアリングサーボホーンが緩んでおりホーンの山をナメてしまいました。締めなおせば使えそうでしたが一応交換しておきたいところです。純正品を入手するのは面倒なので、社外品の現物合わせをすることにしました。今回の一件でクローラーのステアリングは大きな負荷がかかるものだと再認識したので、どうせならタミヤのハイトルクサーボセイバーを導入してみることにしました。サーボホーンの径が純正に近くなるように、TT-02用アルミホーン付きのものを選びました。



予想はしていましたが、サーボセイバー分の厚みがあるのでそのままでは2mmほど高すぎになることがわかりました。サーボホーンが満足に回転できないだけでなくパナールロッドの取り付けにも支障があります。



でも2mmくらいならサーボ本体を引っ込めればなんとかなります。適当に作ったスペーサーをサーボの耳に噛ませました。



ちなみにスペーサーの材料にしたのは、楽しい工作シリーズのユニバーサルプレートLに付属してくる転輪用パーツ?です。楽しい工作シリーズの板厚は基本的に3mmですが、このパーツは珍しく2mmでした。



この高さ調整で、無事に干渉することなく最後までステアリングが切れるようになりました。アルミホーンになったのでステアリングリンケージの精度が向上した一方で、ロックしたときなどはサーボセイバーが働いてリンケージの破損を防止できることが期待されます。



さて、現状のメカレイアウトは上図の通りです。メカ関連で弄りたい箇所が複数あるので、セットで作業しつつ、全体の取り回しも見直していきます。



まずはプロポ換装についてです。これまで使っていた京商のスティックプロポKT-631Sは6chもあってスイッチの種類も選べるので試作段階には適しているのですが、仕様が固まってくるとオーバースペックになります。やはり使わない方向にもスティックが倒れたりするのは気になる。現状ではすでにch割り当てが4chに収まっているので、ホイラープロポでも選択肢はそこそこあります。思い切ってサンワのMT-Rを買ってみました。



純粋な日本ブランドのプロポを買うのは久しぶりです(KT-631Sの正体はFlySkyのFS-i6っぽい)。サンワの送信機は直線的な形状がカッコいいですね。モノクロを基調としたシンプルな配色も良いです。あんまり重厚感はないですが安っぽいということもない質感でした。KT-631Sと比べると、テレメトリーで受信電波強度が見られないのと、AUXがトグルスイッチでなくスライドスイッチというのがダウングレードになってしまいました。ただ何というかこういうプロポには搭載機能だけでは説明できない満足感というものがあるんですよね。



受信機のRX-493iはこんなに小さい。横に一般的な受信機スイッチを置いてみましたが、端子とアンテナを除けばほぼ同じサイズです。ちなみにRX-492iになると内蔵アンテナになるので、アンテナも含めたサイズはRX-493iよりも小さくなります。カーモデル専用という制約がなんとなく嫌で私は選びませんでしたが。



KR-631WTの跡地に置いてみると、スペースに大きな余裕ができることがわかりました。これならメカレイアウトの大幅な見直しもできそうです。というわけで、従来は厳しかったフロントミッドへのバッテリー移設もついでに実施することにしました。



もう一つやりたかったことがあります。どうせバッテリーを1本しか使う気がないので、充電のたびにボディとコネクタを外すのが面倒になってきました。そこで充電ポートを設けて、切替スイッチで走行モードと充電モードを選択できるようにしたいのです。バッテリーを移設するならその跡地に広い空間ができるので、ここに充電ポートと切替スイッチを設けたいと思います。



充電ポートと切替スイッチから着手します。2mm塩ビ板で上図のようなパネルを作って、そこに設置します。しかしXT60のパネルマウントってあまり普及してないんですね。AmassのXT60E-F以外の製品が一切見当たりませんでした。切替スイッチは15Aを許容する2回路2接点(DPDT)のON-OFF-ONスイッチを適当に選びました。+か-のどっちかを常時接続にしておけば1回路でも構わないのですが、一応両極とも切り替えることにしました。また、充電モードで充電器が未接続なら実質的にOFFなのですが、やはり一応スイッチ側でもOFFが選べるようにしておきました。



取り付けるとこんな感じです。塩ビ板も結構硬いのでスイッチ切替やコネクタ挿抜でかかる力には十分応えられます。



表面はこんな感じ。コネクタにゴミが詰まるといけないので充電時以外はキャップをします。スイッチは奥まった位置なので走行中に接触する可能性は低いでしょう。



バッテリーの位置が決まらないとスイッチの配線がしにくいので、バッテリー移設を完了しておきます。シャーシ中心で支えてみると重心が前に寄ったことがよくわかります。



ESCは従来の位置だとバッテリーに干渉するのでこれも移設しなければなりません。移設先でもプレートがバッテリートレイのポストに干渉するので、切り欠きを設けました。



ESCの移設まで済みました。ESCの電源スイッチが押しにくいのは相変わらずです。



さらに言えば、これまでTLU-01付属の分岐コネクタで接続していたLEDユニットの電源配線もスイッチ経由に変更する必要があります。そうなるとLEDユニットの配置も無関係ではないので、この機に見直します。ユニバーサルプレートで組んだ構造物上のままでは自由度が低いので、同等のパネルを塩ビ板で作りました。実車ではトランクに相当する位置なので便宜上トランクパネルでいいでしょうか。



充電ポート用のパネルとうまく繋がるように作りました。隙間がほぼ埋まって、かなり自動車のシャーシらしさが増した感じがします。



充電ポートと切替スイッチの間にちょうどいいスペースがあるので、LEDユニットはここに置くことにしました。TLU-01はトランクパネル前方に収まりました。



ちなみに今回の配置だと全てのメカや配線がタイヤハウス以下の高さに収まるので、こんな風にベタっと裏返しにシャーシを置くことができます。足回りの整備をするときに、これができるとできないとでは大違いなんですよね…。ボディを横から見て窓越しに配線が見えることもなくなるので、スケール感の向上にも寄与します。



切替スイッチに繋がる全てのメカの配置が決まったので、ようやく配線ができます。スイッチの端子にはM3のネジが切ってあったので、圧着端子を買ってきてお手軽施工をしました。ケーブルもコネクタ付きのものを買って楽をしたので、私の手でハンダ付けをしたのは充電ポートのXT60コネクタだけでした。



基板がホコリまみれになると嫌なので、今回も受信機やLEDユニットは袋に包みます。受信機はバッテリーと変速サーボの隙間に収まりました。これで電気的には配線が完了したので久しぶりに走行可能な状態になりましたが(1か月以上不動車でした)、まだメカと配線の取り回しという地味な作業が残っています。



結束バンド固定が好きなので今回も全部そうするのですが、ズレに弱いという弱点があります。前回はゴムテープやスポンジテープの摩擦でズレを抑制していたのですが、今回のTLU-01は上方スペースがギリギリなのでテープの厚みすら受け入れがたいところです。
よく考えたら少しでも窪んだところにハマっていれば、バンドで抑えつけるだけでもズレないはずです。そこで今回はパネル上で筐体を囲むように厚手のテープで段差を作ってから結束バンドをかけました。この方法は気に入りました。簡単なうえに摩擦よりも確実に位置が決まります。ちなみに「厚手のテープ」には、ニトムズの戸当たりテープ(極細・薄手タイプ)を使いました。なお、結束バンド自体がズレるのではという懸念については、パネルに少し切り欠きを作ってからバンドをかけるという対策をしています。



全てのメカが固定されたので、最後に配線です。LEDユニットが受信機に近づいたので前回より取り回しやすくなりました。サーボケーブルの束は実車のワイヤーハーネスを彷彿とさせるゴツさになっています。バッテリーコードやモーターコードは自立する力が多少あるので、前回と同様シャーシにあまり沿わせず空中配線にしています。いずれも、形を作ってから複数本を結束することで曲げ方向を誘導しています。改めて思いましたが、結束バンドをかけられる突起物やコードクリップを貼れる平面が少ないので、どうも配線作業がやりにくいシャーシです。



メカレイアウトをBefore/Afterで比較してみると、やはり受信機とアンテナの占める空間が大幅に削減されたことが一番の変化点です。Afterではデッドスペースみたいなところに押し込むことができているので、メカが一台減ったくらいの違いがあります。ESC周りはカールさせての空中配線を多用していましたが、Afterではコードクリップを付けられる平面ができたためしっかり固定できています。BeforeではLEDユニットと走行用メカをバッテリーが分断していましたが、Afterではモーター付近にバッテリーを配置できているため、大電流が流れるケーブルがまとまっているほか、LEDユニット用サーボケーブルの延長も減らすことができています。



というわけで、バージョン1.2の完成です。目論見通りボディを外さずに充電できるようになりましたし、サーボセイバーが入ってもステアリングは問題なく切れており、MT-Rの使用感も上々です。バッテリー移設による重心変化は、走行性能としてはまだ実感できていないのですが。完成早々ですが今後の改造に向けたToDoがまだまだあるので、メモも兼ねてここに書いておきます。
・切替スイッチをジャンパスイッチに換装(うっかりONを防ぐ)
・ドライブシャフトを純正オプションの金属製のものに換装
・ピロボールを金属製に換装(汎用品は適合しないか?調査中)
・ミラー折損対策(現状ではミラーを付ける気になれない)
・TLU-01からLEDへの配線を綺麗に
・ヘッドライトのLEDの色を揃える
Posted at 2024/10/13 23:27:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | スケールクローラー | 日記

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シロウ・リードと申します.直線基調のセダンやスポーツカーが好きです.旧車マニアではないのですが,最近の車がみんな丸っこいので結果的に旧車界隈に入門しました。
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