
鍛治屋さんお勧めの「内圧コントロールバルブ」をお試しで導入してみました。
「エンブレが効きにくくなるから気をつけてね」とのお言葉をどおり、乗ってすぐに違いが体感できました。
エンブレが効かないわけではないですが、かなりマイルドです。なので、結果アクセルワークがかなり減りますね。
内圧コントロールバルブとは、PCVバルブに代わる代物でありながらPCVよりもきっちりとクランクケース内を負圧に保つ性能があるらしい。。。
クランクケース内はピストンの上下運動によって、常に圧力が正から負と変化しており、燃焼室から流入するブローバイガスとあいまって、ケース内が高圧になり、ポンピングロス(エンジンブレーキ)が生じるとのこと。内圧コントロールのワンウェイバルブでクランクケース内の高圧を外に逃がしてケース内を減圧に保つことよりこのポンピングロスを解消するそうな。したがって、クランクは圧力抵抗が少なくなる結果、パワーUP、燃費向上などが期待されるようです。
クランクケース内が減圧されるとオイルに混ざるブローバイの気化も高くなりますね。低い油温でも効果が期待できます。
よくある内圧コントロールバルブのリスクとして、バルブが故障して塞がってしまうと内圧が高まりオイルにじみをはじめ、シール類の破損が指摘されているが、この取り付けたバルブは、水分によるエマルジョン(これがつまりの原因になる)を防止するための対策が施されています。基本、メンテナンスフリーで設計されているのでそうそう詰まることはないのではないかと思われます。その他、負圧によってシール類が痛みやすいとかもありますが、所詮消耗品ですからね。。。却って滲みが少なくなるような気もしますが。。。
まぁ、人柱としてどれほど効果あるか試す価値はあると考えています。
お値段はそれ相応にお高いものですが。。。
週末の関西遠征でどれほど燃費が伸びるか楽しみです^^
試してみたい方は、オフ会当日ご自分のクルマに付けてみて体感してみてもいいですよ~(とりあえずSC車仕様限定)
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くるま維持り | クルマ
Posted at
2011/05/19 07:55:44