
ふと立ち寄った上信越道の横川SA。
えっ?建屋内に懐かしい国鉄色のキハ58が。。。
あとで調べてみると、コンセプトはキハ57(アプト式区間(1893年~1963年)に対応するためエアサスで車高を変えられる仕様がキハ58との相違点らしい)
信越本線軽井沢~横川間は碓氷峠を超える最急勾配路線(66.7 ‰、1000mで66.7mの高低差)でしたが、上越新幹線開通後の現在は廃線区間となっています。
この急勾配を超えるために旅客や貨物列車の先頭にはやはりこの区間だけに特化したEF63が峠のシャルパーとしてこれらの列車を牽引していたことは私も幼少のころから知っていました。
このEF63の牽引車を連結したり切り離すために、横川駅での停車が余儀なくされ、そこで旅客たちは横川駅の駅弁、「峠の釜飯」を買う時間が出来たという背景があります。特徴的なセトモノの容器に入ったスタイルは今や全国的に有名ですね。
横川SAは当時の横川駅の雰囲気を感じさせる憎い演出をしているわけですね^^。
この車両、乗務員用ドアから前面だけが本物(九州で走っていたキハ58らしい)で、うしろは後からの作り物です。しかし、車内のクロスシートは本物で、雰囲気はばっちりです。シートに座って「峠の釜飯」を食らう。いいですね~
今回は、夜中だったので、お店はしまっていましたが、いつか実行してみたいです。

Posted at 2011/10/31 04:07:19 | |
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