
飯能詣で124回目。
ちと長い1日だったので、まずは第1ラウンドとしてレンタル耐久レース。
春から半年にわたって行われてきたレンタル耐久レースもいよいよ最終戦。Gazelle 1st スピリッツとしても、来年どうするかはおいといて、締めくくりとなるレースです。
ここまで4戦すべて3位という、良いのだか悪いのだかよくわからない戦績。ネタ的にはオール3位狙い、とはいえやっぱりテッペンも欲しい状況です。
相方は毎度頼りになるレース巧者のりょうてぃん氏。エントリー時に引き当てた車輌は、このところ好調キープの11号車。
コース改修後、初のレース。以前より高速型になったコースでのレースで勢力図の変化はあるのかないのかも気になります。はてさて、結果はいかに…?
練習走行:3番手タイム 32.868
とりあえず、走りこんでいる分、りょうてぃん氏よりは好タイム。ちなみにこの時点の
自己ベスト。
それにしても、上位2チームは0.1秒上。
予選TT:4番手タイム 32.843
時間が10分しかないので、コース内でのライン調整とクリアラップどりの所要時間を考えて、TTは私1人でアタック。
途中、4番手のサインをもらうも、タイムが上がっていく気配なし。
練習走行でトップタイムををマークしていたCELのTくんを
ニンジンにしてみたものの、
結局4番手止まり。
自己ベストは更新してるんですけどねえ…(- -;
決勝:Gazelleのベストラップ 32.831
第1スティント:
ゼブラ、CEL、赤胡椒に続く4番手スタート。前3チームを逃がす展開にしたくなかったので、スタートはタイムの出ている私。
3番手の赤胡椒はスタート抜群の4号車ですが、あわよくばスタート直後の混戦模様のうちに5番手の緑胡椒を抑えつつ赤胡椒の前に出ようという作戦。
レーススタート。さすがに1コーナーまでに前に出るのは無理。
赤胡椒は3番手キープながら、そこはレース巧者、トップのゼブラと並走してアウト側をおさえた2番手CELのイン側にきっちりつき、4コーナーで2番手へ。
私は4番手キープのまま、後ろから軽く小突かれながら4コーナー~クランクをクリア。
CELが2番手を取り返したのを確認して、3番手赤胡椒へのアタックを開始。まだ後方とは差がついていない状態でしたが、このところほぼブロックラインのままでタイムを出すように調整してきたので、後方から追突される覚悟だけして、後方は基本無視することに。
4コーナーとDUNLOPで何度かしかけてみるものの、きっちりラインをおさえられ、前には出られず。
隙をうかがうしかない展開になってきたので、ペースを落とさないようにしつつ間隔を保って追走。
15分くらい経過した頃、4コーナー~クランクにかけて、赤胡椒H松氏が絶妙のタイミングで周回遅れ2台を一気にパス。ここで離されたらマズイということで、若干強引なタイミングでしたが、クランク内とクランク出口で2台をパス(確実にこの2台は進路譲ってくれてますね、ありがとうございます)。
テールツーノーズのままバックストレート、DUNLOP、ホームストレートとややアウト側をキープして追走。
ホームストレートでH松氏がふりむかなかったので、気づいていないと確信して4コーナーのインから仕掛け、パス!
気持ちよかったですねー(^^;
コース上で赤胡椒抜いたのは、
多重接触がらみ以外ではほぼ初めてじゃないかなあ?
今の自分のラインならよほどのスピード差がなければヌキドコロはないと信じて、あとは自分のラインで走行。直後のDUNLOPではさすがに後ろからつつかれましたが、おかげでかえって差が開いてテールツーノーズよりはやや楽な展開に。
赤胡椒のピットインを確認してから2~3周引っ張って、りょうてぃん氏に交代サイン。
ピットタイミングはバッチリで、赤胡椒の前でコース復帰。
が、ここで走行終わった私にチーフメカさんから気になる一言。
「ピットロードの速度、速いです。今回は警告ですが、今度速かったらペナルティとります」
んー、困った…、今出て行ったりょうてぃん氏に伝えたいけど、もう伝えらんないぞ?(--;
第2スティント:
序盤はりょうてぃん氏と赤胡椒のMIKA氏が抜きつ抜かれつの展開。
が、徐々にペースに勝るMIKA氏が差を広げはじめます。
予定時間より少し早めスタンバイし、タイミングはドライバーのりょうてぃん氏の判断に一任。
結果、赤胡椒より先にピットイン。ピットロードに入ってきたりょうてぃん氏の正面で、ペースダウンのボディサインを出しながら到着を待ち、スムーズに交代して第3スティントへ。
第3スティント:
前を走行するC-Classの車輌をどこで抜こうか考えていたら、2周目のバックストレートでオフィシャルからPitのサイン。
「んー?まさかイエローライン踏んだか?」
と思いながらピットのペナルティエリアへ。止められた理由は、「
ピットロード徐行違反」
私が速過ぎて警告受けていた上に、りょうてぃん氏もちょっと速かったようで、
あわせ技一本…、30秒のピットストップ。
これで自力3位はほぼ消滅。
ペナルティ消化してコース復帰したところに後方から迫ってきたのはトップ走行中のゼブラの王子。
進路妨害にならないように4コーナーで譲って、追走開始。
2周くらいはほどほどの間隔でついていけたのですが、徐々に離される切ない展開。
序盤に30秒のペナルティストップまでついているムービーはこちら。
--2012/10/22追記
レース全体としては中盤以降なこともあってほぼ単独走行になっちゃってますが、見どころ(?)は大体このあたり。これ以外はほぼ単独走行です。
00:14~01:15 カーシマさん
01:18~02:05 ペナルティストップ
02:15~05:00 王子(近くで見たい人は早めがおススメ)
06:45~07:14 オガーさん
09:25~10:25 組長
11:15~12:53 B-Classワカモノ
15:50~16:35 ペナくん
19:25~20:19 カーシマさん
--
出来るだけポジションを挽回しておきたかったので、私の勝手な判断ながら、スティントを少し引っ張り、最終スティントをりょうてぃん氏に任せます。
第4スティント:
3位からはLap Downしてしまったので、いくらなんでも自力での挽回は不可能な状態になってしまいましたが、第4スティントスタート時の順位は5位。4位は同一周回の黒胡椒。
残り時間は少なかったものの、そこはさすがのりょうてぃん氏。
周回遅れやら上位車輌やらの処理でペースを上げきれずにいた黒胡椒にじわじわと追いつき、ラスト2周でパス!
意地の4位復帰!
そのまま、4位でフィニッシュ。
いやはや、ペナルティ含め、もりだくさんな展開でした。
優勝はゼブラ。シリーズ優勝もきっちり決めてくれました。うちはなんとかシリーズ3位、のハズ。
これでお山の2012シーズンもほぼ終わり。レンタルカーターとしては年末の3耐を残すのみとなりました。
シリーズ戦に参戦されたみなさま、スタッフの皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。
結局一度も優勝はできず、最終戦では表彰台も逃してしまいましたが、楽しいシリーズ戦でした。
半年間シリーズ戦におつきあいいただいたりょうてぃんさん、レース巧者(テクニック、作戦面)のりょうてぃん氏と組んで参戦できたことは、私にとってはとても得るものの多いシーズンだったと思います。
機会があれば、また是非よろしくお願いいたします。
ありがとうございました!