
あっこれ、腰にヤバイ。
これが、座った瞬間の第一印象
なにしろ、柔らかい、というか身体が沈み込んじゃう。
お尻がシートに吸い込まれる感。
(あっ、ちなみにワタシャ、体重は軽い部類。55~6kgくらいです)
前年の試乗の時は、さほど感じることも無かったのだけれど、今回、購入前のanycaでお借りした時、およびディラーでの試乗の時は、この柔らかさというか沈み込みをがっつり感じてしまったのです。
たぶん、当時の自車がケイマンだったことも余計柔らかく感じた要因だとは想定できます。
こりゃ、いただけないなぁと、走りだしますが、
ところがどっこい、第一印象はすぐに杞憂に終わります。
このNDシート、あるていど距離を乗ってみると、腰が痛くなるどころか、身体に極めてやさしいシートだという事が判ってきます。
これは、沈み込んでしまうシートではなく、包み込んでくれるやさしさ溢れるシート!
良く見ると、マツダのwebsiteにちゃんと記載があって・・・
https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/safety/cockpit/
フレームを無くしてネットで支えるという、ハンモック状態のようです。
ハンモックシートと言えば、フィアット パンダ
これも歴史に残る秀逸デザイン。
https://www.gqjapan.jp/car/story/20190622/fiat-panda-date
パンダは布を貼っただけですが、NDは中にネットという構造材が存在しているそうです。
どんなのが入っているんでしょうねぇ、耐久性も必要だろうし、きっと設計者さんは泣きだしそうになるくらい悩んだんでしょうねぇ。
このNDのシート、包み込みながら、適度な反力を持って身体を支える。
かなり良くできたシートだと思います。
もちろん、純正部品ですから、肩の張り出しはありませんのでこの部分のホールドはありません。
タフに走る場合はこれをどうするかで、シートを社外品に変えるという選択を考えることになるのでしょうね。
つけたくないなと思いつつ、背に腹は代えられず、シートカバーをつけましたが、シートの素性はスポイルされることは無く、ひと安心。
ブログ一覧 |
諸々 | クルマ
Posted at
2021/02/12 17:43:47