抱き合わせ販売

最近、一部の人気高額車両は、不人気車種を購入しないと購入できないという話を良く聞く。
で、実際はどうかというと、「ある」。自動車公正取引協議会による「新車の不適切な販売方法についての注意喚起」が出るほど「あるある」。
ポルシェに関しては、従来、スピードスターなどの超限定車に限っていたのに、最近は、GT系までその範囲を広げているディーラーも多い…。
で、最近のポルシェの不人気車種と言うと、タイカンです（タイカンを所有されている方すみません）。
一応、ディーラーサイドの言い分としては、「時代に逆行する大排気量の車種の生産を続けていくためには、環境に配慮したEV車をそれ以上に生産しなければならないので、『タイカンの販売台数が減る=大排気量の車種の販売が困難』という図式をお客様にご理解頂いている」とのこと。
タイカンをはじめ、EV車が本当に環境に優しいかは疑問だが、個人的に、言い分は理解しつつも、欲しくない車はやっぱり欲しくない。と言うか、そんなに金銭的な余裕無いっす。
無論、レア車種について、新規客よりリピート客を優先して欲しいという思いはあるけど、「タイカンを購入後、一切乗らずにそのまま中古市場に～」というのは流石にやり過ぎなように感じる。
こんな状況に、ポルシェ本社からの注意喚起もあったとか無かったとか？
そのうち、「タイカンを一定期間所有できるお客様にしかGT系の車種は販売できなくなりました」とか言われそう。そうすると、更に、レア車種は私のような庶民には高嶺の花になりそうです。
まあ、「GT３（RS）、タイカン無くても購入できます！」って言われたところで、買えないっすけどね。