ナビが壊れた

本日、20kmほど先を訪問の為にG31で移動、初めて行く場所かつ道の複雑な住宅街だったのでナビで目的地を設定して移動しました。

何の問題も無く目的地に到着、用事を済ませて帰ろうとした時に事件が起こりました。

何故かナビがGPSを見失い、ジャイロと車速パルスだけで大暴走、道なき道を突き進み川の中もお構いなし、マップマッチングで自車位置近くの道路へ強制的にカーソルが移動するものの方位がデタラメで数キロメートルも実際の位置から離れていきました。

仕方がなくBMWのテクニカルセンターへ電話すると、「ナビを完全にシャットダウンして再起動すれば治る可能性もあるが治ってもすぐに再発する可能性があるからリセットせずに今から持って来てほしい」との事・・・仕方がなくそのままエンジンを止めずに入庫しました。

診断結果は驚きの「エラー履歴無し」

そしてGPSの情報はLTEモジュールでは3次元測位出来ており、LTEモジュールからデータを受け取るべきヘッドユニット(ナビ本体)で何故か測位出来ていないと言う事でした。

LTEモジュールとヘッドユニット間はCANバス通信と思われ、もし通信が出来ていなければエラーが記録される筈との事で、ヘッドユニット交換手配となりました。

ちなみにBMWのヘッドユニットの価格は恐ろしく高く、一説には40万円とも60万円とも言われています。

そしてドイツ本国で車両データをセットアップして出荷するそうで、国内に在庫は無いとの事。

間が悪い事にロシアの戦争によりロシア上空を通過していた直通便が無くなり、中東経由になって時間がかかっていた物が中東も治安悪化によって迂回便も無くなり、いつどんなルートで入荷するか不明な状況との事でした。

しかも半導体不足なのか、次回生産は4月末頃の見込みとの事、中々に厳しい状況です。

それにしてもドイツ車の電装系は信頼性が低いなぁ・・・と思わされるトラブルが続いています。

修理費用もベラボウに高いので、延長保証に入っていなかったら維持は厳しかったと思います。