N.T@GT-Fourのブログ一覧

後で見易い様に、こちらにも記載。

しかしみんカラって使い難いなぁ。。。

以前から、ミッションオイル温度計に使用している、
トラストの電子式メーターのイルミバルブが
切れていたので、交換を行いました。

実はこのバルブ、トヨタの純正部品でも
同型が存在します。

もちろんトラストから取寄せも出来るのですが、
オートバックス等から注文すると送料はかかるし、
納期も長くかなり手間なので、昨日のスロポジと一緒に
トヨタカローラで取寄せして頂きました。

ちなみにST205だと、ハザードスイッチのイルミに使用されているランプと同じ物です。

部品共販で在庫しているらしく、注文した翌日には入荷するし、
送料もかからないのでとても便利です♪

今日はセリカのスロポジ交換と、ブースト漏れチェックを行いました。

スロポジ(スロットルポジションセンサー)は、
先日の東京行きでのトラブル修復の為に予測交換です。

そして、それと同時に、前回タービンを外した時に行っていなかった(時間が無かった)
配管の加圧試験も行い、配管のつなぎ目やスロットルのパッキンからの
エア漏れの有無を調べました。

と、言うのも、N.Tセリカは、ZZT231セリカの2ZZスロットルを装着しているのですが、
不具合が発生した時にWeb上で調べた所、意外と2ZZ搭載車のスロポジ故障が多く見つかり、
走行中に突然燃料カットが入る等、今回の不具合と似た症状があった為です。

また、アクセルを踏み込んだ時にトルク抜けする様な症状もあった為、
加速補正が入っていないのでは？との疑いもありました。

と、言う訳で、実際の交換のお話。
旧センサーをスロットルから取り外すと、何故かオイルがベッタリ付着していました。
どうやらハイブーストによってスロットルのシャフトとパッキンの隙間から
エアとブローバイが漏れ出し、センサー内部に侵入して故障に至った様です。

ならば新品センサーに交換しても、再び故障の危険がありますので、
どの程度エアが漏れるのか確認しておく必要があります。

そんな訳で加圧試験も実施。

加圧試験は、タービンからサクションパイプを外してフタをし、
コンプレッサーでエアを注入して加圧していきます。

そしてオルタネータにラチェットを取り付け、
少しずつクランクの角度を変えながらエンジンの吸気バルブが
全て閉じる場所を探していきます。

するとエンジン内部から聞こえていたシューと言う音が聞こえなくなり
圧力ゲージが上昇、0.7キロ程度加圧した所で配管の継ぎ目から
エアが漏れる音が聞こえ始めた為、バンドを締めなおしました。

最終的には2キロまで加圧しましたが、
スロットルからのエア漏れは微量らしく発見出来ませんでした。

仕方ないのでそのまま新品のセンサーを取り付け、
Motecのキャリブレーションを行って修理完了となりました。

結果は、東京で発生した不具合は完治、アクセルを踏み込んだ瞬間の、
トルク感等も大幅アップしました。

やはりセンサーが故障し、各種補正が入らなかったり
燃料カットが入ったのが、不具合の原因だったみたいです。

今後は、パッキンの強化か耐圧の高いスロットルへの交換が
必要となる訳ですが、とちらも難しいですねぇ...。