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BMWのG31型523Dにリコールが出たそうで、お知らせが届きました。
が、対策の内容が不誠実でとても驚いたのでここに書きます。

不具合内容はEGRから水漏れする個体があり、最終的にインマニが溶けたり車両火災に至ると言う物。

対策はECUのソフトウェアアップデート。

コレを読んで、は？と思った方、あなたの感覚は正常です。

材料や構造が不適切で水漏れが起こり危険と言う不具合に対し、ECUの監視機能を強化する(要は警告の閾値を下げる)事で対策とする考え方が私には理解できません。

だって不具合が発生する事自体を取り除いていないのですから。

で、BMWの説明では、冷却水漏れを早期に検知し、警告を出したりエンジン出力を下げる事で最悪の事態を防止するとの事ですが、そのバカ高い修理代は誰が払うの？

国もよくこんないい加減なリコールを承認したなと思う。

これがトヨタなら問答無用で問題のある部品を全数交換するんだろうな。

こう言う対応が外車は信用できないと言われる原因であり、日本で販売に苦戦する理由だと思います。


情報追記

消費者庁のサイトに今回のリコールの説明がありました。
https://www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000030539&screenkbn=01

元々日本では大した台数が売れていないBMWが25車種11万台もリコールすると言うのはかなり致命的と言えます。

平成27年2月19日～令和4年6月8日に販売した殆ど全ての車両が該当するのではないでしょうか？