N.T@GT-Fourのブログ一覧

先日、最新のクラウンを見かけたのですが、直射日光下ではブレーキランプが10ミリ砲弾型ＬＥＤを左右2灯だけと言う感じの保安基準に通らない様な酷い物でした。

※日陰で上記写真の様な見た目で直射日光下では発光部分が殆ど見えない

書類上はテールエンドと一体化したデザインのブレーキランプなので、発光しない単に赤いだけの樹脂部分まで入れれば保安基準を満たしますが、直射日光下で光って見える部分の面積だけなら軽トラックの1/5～1/10のサイズしか無く、どう考えても車検に通りません。

一般人からすれば書類上の話などどうでも良く、視認性が悪くて事故原因になってはいけないと言う一点だけが重要です。

かつて平成の時代、車は値段が高くなるほど灯火器のサイズが大きく設定されていました。

これは、ランプ類は大きくなるほどコストが高くなるからで、高級車はコストよりも視認性を優先し、追突事故を防ぐ為に大きなランプを装備していたのです。

最近のトヨタはこれに逆行、ランプ類を小さくし、極端に視認性の悪い物を平気で販売する様になりました。

レクサスも一部の車種は軽トラ以下のブレーキランプを装備しています。

値段が高くても作りは安物、カタログスペックに現れない安全性は犠牲にしてもコストが下がれば構わない、そんな車作りは辞めて頂きたいものです。

この辺、ドイツ車は安全性最優先の設計らしく、迷惑なほど明るく大きなブレーキランプとウィンカーを装備し、追突事故を減らしたいと言う意思の様な物を感じます。

新車を買われる方は必ず灯火類の点灯状態も確認し、自分が追突事故の被害者にならないかも考えて選んで頂きたいと思います。

先日洗車中にG31の新たなバグを発見しました。
それは、ワイパーが勝手に戻ると言う物です。

ご存じない方の為に説明すると、最近のBMWはワイパーがボンネットフードの内側に隠れる様になっていて、ブレードの交換などはメンテナンス位置に移動させてから手でアームを引き起こす必要があります。
ボンネットに干渉してしまって一般的な車みたいに停止位置からいきなりアームを引き起こす事は出来ません。

これは洗車時も同じで、フロントガラスの油膜取りや撥水コートを行う時はメンテナンス位置に移動後にワイパーを引き起こして作業を行います。

そして悲劇がおこりました。

先日の洗車でフロントガラスの油膜除去後に水洗い、拭き取りを行い、撥水コートの為に乾燥させている間、リヤガラスの撥水加工を行いました。

リヤガラス施工時に作業性を良くする為、リヤガラスを開けて作業をしていたのですが、作業後にリヤガラスを閉じた瞬間、フロントワイパーが勝手に停止位置へ戻ろうと動いたのです。

当然ですがアームは引き起こしたままなのでボンネットと干渉、アルミ製ボンネットをえぐって噛みこみ、ボンネットのアルミ地が出た状態でガガガッと異音を出してアームが停止しました。

実はこの現象、私が気付いてなかっただけで過去にも発生していたようです。

それは前々回の洗車で、何故か洗車完了後に運転席側のボンネットの端の塗装が割れると言う現象が発生しました。

それ以前は助手席側のボンネット端の塗装が割れていたのですが、Aピラーの飛び石が当たった箇所からクリア塗装がどんどん剥離する現象に悩まされている事もあり、BMWの塗装は品質が悪く割れやすいのだろう程度に思っていました。

しかし洗車前に無かった塗装割れが洗車後に発生した事、そしてよくよく考えるとワイパーアームを手で戻した記憶がない事等から不審に思っていました。

この時はうっかりワイパーアームを引き起こしたままボンネットを開けてしまったのかと思っていたのですが、今回勝手にワイパーが動く瞬間を見た事で塗装割れの真相を知る事が出来ました。

また、よくよく考えればワイパーアームを引き起こしたままボンネットを開けたにしては塗装が割れる位置も範囲もおかしいです。

この事をディーラーへ連絡すると、「聞いた事が無い、今後はワイパーを起こしたままリヤガラスの開閉を行わないでください」との返答があり、ディーラーからメーカーへ確認する事になりました。

さすがに今回の事例ではボンネットの塗装が剥離してアルミの地が出てしまっているので修理の必要があり、費用負担が発生するので笑って済ませる事は出来ません。

同様の事例をご存じの方、良かったら情報提供をお願いします。