一番衝撃を受けたスピーカーユニット、FOSTEXのFE 203です。
高校生だった1976年頃、かの長岡鉄男氏(スピーカー設計数世界一ギネス記録)の一押しだったにも関わらず、使用したのは自作三代目でした…
みての通り、鉄板フレームで、マグネットも最強でなく、段ボール色のダブルコーンで大変古くさい見た目。
事実、当時FOSTEX最古参のシリーズでした。
ところがこれをバックロードホーン(ていう形式の箱)に入れたところ、中高域が他のと全く違い、物凄く音が良い。
オーバーダンピングタイプの草分けみたいなユニットでした😅
値段は当時の最新20cmの約半額、コーンもパルプを無漂白で使ってるだけ等、決して金がかかってないユニットから凄い音が出る。
これって純正スピーカーの話と被ってますよね🎵
この経験からオーディオは値段で判断しちゃダメって強力に刷り込まれました😆
ちなみに長岡鉄男氏は当時の各メーカーの高級スピーカーを全く使わず、FE 203 がメインスピーカーでした。アンプやプレイヤーの音質評価が判りやすいって理由でしたね✌️
Posted at 2020/07/14 23:34:53 | |
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