こんにちは。ネットでは「初めまして」ですが
リアルでは、昨年の長野オフ会にTVの営業車で参加し
短い時間でしたが、お世話になりました。
さてブログの写真ですが、ヒロハタンポポ(トウカイタンポポ)だと思います。
もともと伊那谷には気候の関係でエゾタンポポの地域でしたが
昨今の温暖化や、高速道路の開通(駒ケ岳SAで見た事があります)で
長野県南部までトウカイタンポポが広がったと思います。
駐車場近くでしたら東海三県の車がアヤシイです(笑)
特徴として背丈がエゾタンポポより1.5倍~2倍程高い
一株が大きいのに中心部より茎が密生して生えるので
栄養状態が良いと写真のように合体したりします。
又、コメントに出ていたセイヨウタンポポは特徴として
総包(花びらの下側の緑色でふっくらとした部分)の縁が反り返って
(イナバウアー?)いるので直に判ると思います。
生態として単為生殖(交配しないで種が出来る)や条件が良ければ
何度でも花を咲かせるといった無節操ぶり
(在来種は交配生殖で、花は春一回のみ)
種も軽くて良く飛ぶので、全国で見られ
伊那谷でも市街地や国道脇は、ほぼコレです。
また西日本(特に中国、四国の西側や九州)での在来種は白い花(シロバナタンポポ)
なので綿毛になって気がつく人が多いです。
全国的に在来種は農地や庭園といった自然環境が残っているところ
都市化(つまり荒地化が進んだところ)は、外来種(セイヨウタンポポやアカミミタンポポ)
ばかりで、そのうち「地域メダカ」と同じように絶滅種になってしまうカモ?
長文失礼しました。