でんたっくのブログ一覧

エイト・ゴルフでなく、私でもなく、親父なんですが。


一部に方にはお伝えしておりましたが、先月、親父が突然倒れました。


母親が涙声で連絡してきたときは、もう駄目なのかな？と勘繰り、それから数日は仕事が手に付かず、ネットで病気のことを調べたり、いろんなことを回想したり、自然に涙がこぼれたりで、いつもに増してグダグダな生活を送ってました。

その週末には準備を進めてきた同窓会を控えていたのですが、会長に事情を説明すると、『同窓会なんてどうでもいいから、早く帰ってあげなさい』と嬉しいお言葉を頂いたかと思うと、その後に、『今夜最終打ち合わせだから、引き継いで行ってね』だって。鬼会長め（汗）。


今思い起こすと、正直このあたりの事は気が動転していたので、あまりハッキリ覚えてはいないのですが、家に戻り帰省の準備をしているときに私が喪服の準備をしていたらしく、それを見た嫁に厳しく一喝されたのでした（汗）


そして当然ながら道中もあまり会話が弾まないまま実家へ。

いつもなら実家に到着すると、親父が玄関先でたばこを吸ってたり、庭に水をまいてたりして迎えてくれてたのですが、主のいない実家はなんだか寂しげに見えて、またまた涙がこぼれそうになりました。


それから母親をピックアップし病院へ。CCUのベットで横になっている親父と対面しました。


いろんな管が体中に付けられあまりに痛々しい姿でしたが、意外に意識がハッキリしていたので一安心。この日は週末ということもあり主治医とは会うことが出来ず、しばらくして病院を出ました。


次の日は、関西から兄が帰ってきたので駅でピックアップし再び病院へ。昨日よりは調子が良さそうな親父を見て、またまた一安心です。

その日の夜、ちょっとした家族会議を開催。最悪の場合を想定して、残されるかもしれない母親のこと、点在する不動産のこと、そしてお墓の事・・・。

私の父は次男で本家の墓に入ることが出来ないので、新たにお墓を準備しないといけないのですが、長男である兄は関西にいるためその点どう考えているか、などいつもは話せないことを考えるいい機会となったのです。


翌日の午前中、親父は再検査。その日の午後、主治医から説明を受けました。

手術をするにはリスクが高すぎるので、保存的治療を勧めるとのこと。

要するに、いつ爆発するか分らない爆弾を抱えての生活・・・。

いろんなことを総合的に勘案するとそれが最善かもね、と家族も同意。まぁ、いろいろと葛藤はありましたが・・・。


そして倒れてから約１ヶ月。先日、とりあえず無事に退院することが出来ました。

年内に私が熊本の病院でセカンドオピニオンを受ければ、この件は一段落です。

なぜ熊本かというと、高校の同級生が熊本の病院で外科医として勤務していることが判明したため。全く知らないところで受けるよりは、ちょっと安心かなと思いましてね。


ひとまず、このブログをアップしたら、いろんな意味で通常運転に戻ります。


いろんな事を考えさせられたこの１ヶ月。はよ、人間ドックに行こっと（笑）