
色々な車に乗ったけど一番楽しかったエンジンは1NZ-FEの1.5Lだった。
仕事用ということで購入した何の変哲もない普通の4ドアセダンでFF、走りを全く期待していなかったのにそこらの1.6Lのスポーツカー顔負けの車、その名はプラッツ、でも今は無い。(自分が名前を付けるとしたらプラッツGT-4だと思う。)
1tに満たない程度のボディに110PSの可変バルブ付きのエンジンでDOHC、乗ったとたんにびっくりした、昔買ったトレノより走るじゃないか。(2TGEU)
1L、1.3Lのエンジン用に開発した車だと思いますがどうして1.5Lを載せる事になったんでしょうね。
オートマなのに鋭い加速、アクセルに敏感に反応するエンジン。回転を上げると途中から明らかに盛り上がるパワー。(ただし少しガサツな音を出して回るエンジンで、なんか金のかかっていない安っぽさがありましたけど。)
パワーに負けて減る前輪タイヤ、それでもコーナーはそれなりに早く走れるなかなか良い足回り。(ただしブレーキだけはファミリカーなので峠のくだりではフェード現象を起こす始末。ちゃんとエンジンブレーキも使ってますけど。)
タイヤは175/65R14のコスト優先の安いタイヤ、途中からホイールは鉄からアルミに交換して乗ってました。(多分185/60R15程度のタイヤが合っていたと思います。)
この車で左足ブレーキを覚えました。
軽い車にそれなりのエンジンを積めばスポーツカーになってしまう見本みたいなもの、こんな変な車をトヨタが良く出したものだと感心した。(同じ型式のエンジンをファンカーゴにも積んでいるのですが車重があるので全然楽しくなくなっていました。)
多分これに味を占めてビッツのRSを出したんだと思います。
おまけに燃費だって16km/L程走るエコカー、またこんな楽しい車に出会ってみたいものだ。
ぎゃんぎゃんと回るメリハリのあるエンジンが最高だ。
Posted at 2019/12/20 08:03:46 | |
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