仕事の関係で上海に行ってきました。
1日だけ自由時間が取れそうな日があったので当日何をしようか考えていたところちょうど上海モーターショーが開催されてるとのことで、当日券もあるよなぁと思いながら特設サイトを調べてみると前日までにチケットを有効化しておく必要があるようで今回は泣く泣く断念。
天気も良かったのでひとまず街を散策してみることに。
まず最初に向かったのは(?)ポルシェセンター上海。
さぞかし色んな種類のポルシェが置いてあると思いきやマカン4がポツンと一台だけ。
もしかしたら奥の扉の向こうにはもっとクルマが隠れていたのかもしれませんが、人目につくところにはこの一台のみ。
うーん。EV大国とはいえポルシェの素晴らしさをもう少し宣伝すべきてはないか。
外には新型パナメーラが1台だけ。
うーん。
そのままポルシェを後にして歩いているとお次はロータスのディーラーが。
こちらにはちょっと面白い車もありましたが、やはりEV大国。
人目につきやすいところにはEVばかり。
唯一エンジンが付いてる車はエミーラのみ。
逆にガソリン車の方がレアです。
これは街中でも同様で走っている車の95%以上はEV。歩道を歩いていても聞こえるのは車の風切り音だけでエンジン音や排気音はほぼ皆無です。
実際ガソリン車で見かけたのは、マセラティ、ポルシェ、メルセデス、BMWの外国車のみで、一般大衆が所有するその他のメーカーは全てEVでした。
仕事の関係で10年程前から中国には行ってますが、この10年で中国の空気が見違えるほどキレイになったと街をちょっと歩くだけで肌で感じることができます。(もちろん大気の改善とは別にEVにはEVの問題はありますが。)
昔は晴れていても青空は見る事ができずにうっすらとガスが掛かったような色の空だったのに今では普通に青空を拝む事ができるようになっています。
EVに関しては欧州が日本車の締め出しのために規制を厳しくした結果、思いもよらず中国がEV市場で台頭するという結果となっていますがこれから先はどうなるのでしょうか。
タイカンやテスラを運転した事はありますが快適性や操作性でいえばEVにも良い面がたくさんあり、さらに所有してる人の話を聞くと案外奥さんの評価が高かったりと悪い話は聞く事はほぼありません。
今後今の若い人達がガソリン車の良さを味わう事も少なくなっていくと、日本でも将来的にはEVが街中を席巻する様になるかもしれません。
日本にいると全くそんな未来は想像しないものの、中国で日本とは違った世界を垣間見て、色々な事を考えさせられた不思議な1日でした。
Posted at 2025/04/29 23:08:05 | |
トラックバック(0)