電磁デフロッカー

電磁デフロッカーの組み込みには、
周り止めのクランプが必要ですが、
チョット削らないといけません。

電磁デフロッカーを中国から注文したんですが、エアロッカーが来たようです。
「ガァーーーーン」

中身は、電磁ロッカーが入っていました。

分解すると、
スナップリング、リテーナー、
ベアリング、電磁石、上カム、下カム、
デフ本体

デフ本体の中は、
デフにハウジング、スライドギア、
外にギヤの付いたサイドピニオンギヤ

オープンデフ時は、デフのハウジングのギアとスライドギアの外側のギアが噛み合っていますが、
スライドギアとサイドピニオンは、噛み合っていません。

電磁石で、上カムの回転が止められると、
したカムがズレて、スライドして、
ピンを押して、
スライドギアを押し下げて、
スライドギアが、サイドピニオンと噛み合い、デフがロックする。

ギヤは、ガタッとしか入らないので、
スイッチは停止時に入れて、ゆっくり回して、デフロックさせないといけない。

ＨＦ社のコピー品らしいが、
ピンが３本から４本に増やされており、
カム下側の部品が追加されており、
構造的にレベルが高く、
丁寧な設計になっている。

オープンデフ時は、
カムが、デフと回転している。
スライドギアは、リターンスプリングで押し上げられ、サイドギアとは、空振りしており、
デフが機能している。

デフロック時は、
電磁石で、上のカムの回転が止められ、
カムが回転して、厚みが増加して、
ピンを押して、ピンがスライドギアを押し下げ、サイドピニオンギアとロックする。

デフを交換するには、ドライブシャフトを抜いて組み込みます。

デフロックは、コネクターが貧弱で、苦労しましたが、正常にロックされました。