
サービスしてくれるキャンペーンなんですってよ、奥さん……というのは冗談で、他の方も書かれている無償修理のお知らせが私のもとにも届きました。
一応、このサービスキャンペーンというのはちゃんと決められた用語のようです。
自動車のリコール制度についてのページ内下部に書かれていましたが、重い順に、リコール>改善対策>サービスキャンペーンなんだとか。
まあ、「後方へ転進」やら「発展的解消」やらのような言葉遊びに聞こえますけどね。
話を戻して、書かれている内容を読み解くと、
1. エアバッグのコネクタピンに「不適切な潤滑剤が」or「潤滑剤が不適切に」塗布された。
2. 時間と共に接点の接触抵抗が増加
3. コントローラーが異常検知してエラーを発報(警告点灯)
ということの模様。
接触抵抗の増加であっても断線でないため、事故時もエアバッグは展開するようですが、警告点灯は気分的には嫌ですよね。
ほっとくと絶縁状態になって不作動にならないのかしらん。
多分、事故時不作動や、勝手に作動するのであれば走行自体への影響ありとしてリコールや改善対策なんでしょうけど、警告点灯でも正常作動するので一番レベルの低いサービスキャンペーンなんでしょうね。
んで、ちょっと思い立って「mercedes service campaign SRS」でググってみると面白そうなページがヒットしました。
全文英語ですが、
Clean SRS Control Unit Contacts – 2019-2021 Mercedes-Benz CLA-Class, A-Class, GLA-Class & GLB-Classという、そのものズバリっぽい通達文です。
MBアメリカの通達文のようで、あちらで販売していないBクラスは記載されていませんが、2019-2021年型CLA/A/GLA/GLBが対象でSRSのコネクタピンを下記手順で清掃せよとのこと。車番は118/177/247で、バッチリBクラスの247も記載されていました。
詳細手順が載ってるのでなかなか面白かったですが、気になるのはコレ、2020年9月に出されてるんですよね。……MB日本は4カ月あまり何をしていたのかな。
あと、あちらは対象車へはMBUX画面へお知らせが表示されるよう通知をオンライン配信すると言ってますが、日本はお手紙だけ?せっかくのコネクティッドカーなのに……。
ちょっと、MB日本の対応に寂しいものを感じます。
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Posted at
2021/01/12 20:02:17