
今年の春ごろからロドスタの寿命がそう長くないことを悟り、クルマ選びを始めていた。個人的な事情により、趣味のキャンプに行くためにはもう少し広い荷室が必要になっていたので、再びロドスタという選択肢はなかった。
次の車を買うに当たって、いくつか条件があった。
・うちは夫婦2人子ナシなのでシートが2つあれば十分。
・2人が好きな車に乗りたい、運転したい。
・そして、駐車スペースの制限が車の選択肢を狭めた。
(車両の長さ4200ミリ、幅1700ミリ、高さ1540ミリ)
最近の車はどれも車高が高いので、高さ1540ミリというのがなかなかの難関だった。
いくつかの候補から、ホンダCR−Z と スズキラパンの2車種に絞られた。ネットで探し、中古車にも通った。
しかし、なかなか「コレ!」といったモノが出てこない。価格と程度のバランスを考えて迷っているうちに3ヶ月が過ぎた。来年10月の車検までに探せばいいやと悠長に構えていると、夏休みのロングドライブ中にロドスタが悲鳴をあげた。
ディーラーでみてもらうと錆によってフレームに大きな亀裂が生じていた。
「このままでは、雪道のガタガタに耐えられるかどうか分かりませんね」
整備士は車両の下側を見せながら、そう説明した。
修理の見積もりをお願いするまでもなく、これまでの経験から検討がついた。
修理したところで、その他の部分の劣化も激しい。
金に糸目をつけずに直そうと思えば直せるが、家計を考えるとそうもいかない。
もはやこれまで。12年乗ったロドスタを手放そうと決断した。
すぐに走らなくなる状態ではなかったので、最期のキャンプに出かけた。
そのついでに何気なく立ち寄った小さな中古車店に、信じられない車があった。
北海道ではまず見かけない希少車だったので、もう流通していないものと思い込み、候補から外していたラシーンだった。24年でたったの7万キロ、程度も良い。車高1520ミリ、全長も幅も範囲内。よし、これだ!
これは運命の出会いと信じ、購入を即決した。
夏休みの最終日、8月30日のことだった。
「八百屋で大根を買うときだってもう少し迷うよ」と、妻が呆れたように笑ってくれた。
Posted at 2019/09/24 19:33:54 | |
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