東洋企画のブログ一覧

セブン160＆170は働く車のギヤ比なのでクロスミッション作りました
製作依頼をかけてから半年以上かかりましたが本日届きました
やはり製造元に直接依頼しないと時間も銭も掛かるのでノーマルのミッションギヤ持って製作できる海外の業者に私の情熱をぶつけに行こうかしら
ひとまず今回はストレートカットギヤにシンクロ機構を持たせたもので製作をしてみました

可倒式フロントシールドにセンターミラーが取り付けられないのでスカットルに取り付けてたんですがセブンの幅だとセンターミラーの位置がイマイチなので偏心させてみました
本日パーツが揃ったんで組み立ててみました
結果はディモールト良し！

頼まれていた通常モデルもできたので発送しました

けっきょく南極フェンダーステーの設計をアルミ戻しました
ステンレスは耐食性に優れる一方で、繰返し応力による疲労割れのリスクがあるとアドバイス受けたので、今回の設計ではアルミニウムに戻しました。
また、丸パイプから丸棒に変更することで剛性を大幅に向上。
CNCで加工し接合は高強度のメタル接着剤を使用して溶接歪を発生させずに純正のスチール製よりも高精度を保しつつ、必要強度を大幅に満たして約300グラムの軽量化になります。
なによりこの作り方だとフェンダー高さやパイプの曲げ方が自由に作れるのでワンオフ対応が簡単にできるという事です

今回の試作で最後になると良いのですが・・・

私の妻はバイクに乗ります。
しかも大型免許持ち。
にもかかわらず、愛車は一途にCB400SS。

子どもが生まれる前は、よく一緒にあちこち出かけていました。
でも今は、そうもいかない。泊まりがけの旅は子育てが落ち着くまでおあずけ――それがいつの間にか当たり前になってしまいました。

私はいま、セブンという最高に楽しい相棒と走る時間にとても充実感を得ています。
だからこそ思います。
妻にも、心から自由に風を感じられる時間をもう一度持ってほしい。

来年、長女は小学校3年生。長男は6歳。
1週間くらい、私一人でもなんとかなるでしょう。

妻がまだ若いうち（若いと言っても42歳ですが）に、北海道ツーリングに行ってもらいたいと思っています。
ただの「旅行」じゃない。
走る人にしかわからない、バイクでしか見えない景色がある。
そして、そういう体験は「子どもが巣立ってから」では遅いのです。

子どもたちが成長したとき、
「お母さんはね、昔ひとりで北海道を旅したことがあるんだよ」
そんな話をしてほしい。

私ばかりがセブンで走って楽しんでいる今、
妻にも平等に、乗り物を楽しむ時間を持ってもらいたい。
そのために、少し背中を押してあげたいと思っています。