
11月に一応の完成となっていた。アバルト500のEcuデータの話の続き。
スポーツモードは、アルファMitoのデータをベースに、ノーマルモードは、オリジナルで、好きな味付けになる様に書いていたんだが、どこかノーマルモード感が抜けなくて、今一歩な感じがモヤモヤしていた。
2月になって仕事も少し落ち着き、調査、実験を再開した。
うちのアバルトのECUは、ボッシュのME7.9.10なんですが、ネット上で、9.1のボッシュの公式ドキュメントを発見。
エンジンコントロールの各ファンクションについての文書で、これで、大分助かった。
エンジン側へ、この回転数、アクセル開度の場合、この位のトルクをくれって伝えるマップ。「要求トルクマップ」が何種類か有るんだけど、おおよそ、意味がわかった。
1ノーマルモード
2ノーマルモード(低速時)
3スポーツモード
4スポーツモード(低速時)
5リバース
コレに加えて、各々にエアコン等の負荷が掛かった時のものが有る。(=10マップ)
※殆ど実走による確認をしてますが、一部、未確認の予測もあります。
結論を先に言うと、2のノーマルモード(低速時)のデータを全くいじって無かったのが、ノーマルモード感が残る原因でした。
実際の動きでは、低速時、2だけでなく、1の方も見ている。補完という名の下に、両方のデータの間を取っている様です。これが原因で、ノーマルモードの亡霊が出てた。
1、2に同じデータを書き込む事で、スッキリ解決出来た。
本来、低速データは、低いギアを想定しているので、少しトルクを落とすのが正な気もするが、自分の足で調整したいので、あえて、落とさない。
これで、電スロ感が、かなり無くせたので、春まで、このデータで乗って、暖かくなったら、再調整しようと思う。札幌は、まだまだ雪。冬は、基本、作業しないのだ!!
ちょっと前に、アバルト500エッセエッセのデータを入手したので、差分を見て遊ぶかな。
最後の画像は、ECU書き込み中のメーター。
こんな感じで、エラー出ます。最初、ビビったが、もうなれた。
Posted at 2021/02/13 18:23:11 | |
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