
住んでいるマンションの外壁工事が始まってしまい、暫く、ジャッキアップしての作業がしにくい。困った。
スキを突いて、今日は、遮熱版を外して、アバルト500のECUを確認しました。
パーツナンバー、51854166
7910D7なので、Bosch Me7.9.10
最後のD7は、他、D0、D8、P4、P6なんかが有るようだけど、互換性はあるのか?全部使えるのだろうか??
自由研究は続く。
次は、ブーストコントロール用のソレノイドを確認。インテークパイプ下のやつね。
過給圧が黄色いホースから入って青に出て行って、タービンのアクチュエーターに入っている。そのまま、何もしなければ、石器時代からある配管です。アクチュエーターの物理的に設定された開弁圧になるとウェイストゲートが開いて排気を逃がしてブーストを下げる。
80年代は、ここに機械式のブーストコントローラー(ダイヤル付いたやつね)を付けて、ブーストアップをしていたよね。
その先の時代は、機械式だったブーストコントローラーが、電子化されて、回転数やらスロットル、車速やらによって制御が細かく出来る様にだんたとなってきた。EVCなんかがコレ。
でもって、アバルトの純正配管を見ると、さっき書いた黄色と青の配管の他に、もう一本在って、インテークパイプパイプに戻っている。電気的にバルブをコントロールして、本来ウェイストゲートのアクチュエータに行く空気をインテークに一部逃がして、ブーストをコントロールしている。つまり、純正コンピューターで、EVC的な事をしているって事と理解。
今のターボ車は、良くできているね~
と同時に、単純に後付けブーストコントローラーでのブーストアップは恐らく、マトモに出来ないはず。自動制御 x 自動制御 の結果って、おおもとの制御の範囲内になるか、エラーや保護制御で遅くなるような制御になるはず。
これは、スロコンで、エラー吐く事例が多いのも同じだと思ってる。こっちは、余り考えてないで書いてるけどね。
近年、NA車ばかりだったので、ターボ車新鮮!学習も含め面白い!
Posted at 2020/06/21 22:14:50 | |
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