
最も好きな映画の部類に入る「ルパン三世 カリオストロの城」。
ルパンが、若い頃の情熱を振り返るための冒険活劇です(だと思います)。
せっかく4K+7.1chなのに初日から小さなスクリーン7とは残念ですが、劇場に行きました。
クリアファイルを頂きました!
子供の頃、テレビ放送を見ていて、
水路から城に忍び込もうとするルパンが、勢いよく流れる水中を泳いでいる途中で水路が無くなり、滝のように落ちていく中を必死で泳ぐ滑稽さに、衝撃を受けたのを今でも覚えています。
ひょっとすると、これを映画館のような環境で観たくて、100inchプロジェクターと5.1ch THX対応シアタールームを自宅に設けたのかもしれません(最近は全く動かしてない)。
何度観たのかわからないほど観ていますが、計算し尽くされたワンシーン、ワンカットが感慨深く、まるで神戸牛ビーフジャーキーか北海道猿払産干し貝柱のように、えげつないほどの凄い宮崎駿味が際限なく染み出てくる作品です。
金貨、紙幣、データという通貨の移り変わりに翻弄される伯爵の行動が、どこか今の時代をなぞらえているようです。
圧倒的な作画技術で画面の至る所が縦横無尽にキラキラ動く最新アニメでは味わえない、素朴で本来の真の味に感動できました。ごちそうさま!
Posted at 2021/10/03 23:14:55 | |
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