【結論】スートルの効果はありました!!
具体的にはDPF PM ACCの溜まり方(増え方)が緩くなりました!
以下、使用感をデータと共に述べてみますね
【はじめに・・・】
いつみちゃん♪(2019年11月登録 KF CX-5 2.2D 190PS仕様 FF)の
DPF再生開始のトリガーは以下の
3つの閾値が確認されています。
(一番最初に閾値を超えたものがトリガーとなる)
① DPF PM GEN 7.60g/L(GEN=生成量・・・ECUが計算したPM(煤)生成量)
② DPF PM ACC 6.50g/L(ACC=堆積量・・・DPF差圧センサーで算出されたPM堆積量)
③ 前回の再生終了から500㎞走行した時(システムによる走行上限値)
いつみちゃん♪の場合、トリガーとして一番多いのは
①のDPF PM GEN 7.60g/Lです。
また、
③の走行距離500㎞は①②が閾値に達していなくてもシステム上限値として再生が開始されるいわゆる【限界値】ですので、達成感を得られて気分的には嬉しいですwww
さて、では
②のDPF PM ACCについてですが・・・
いつみちゃん♪に乗り変えたはじめの頃はこの
② DPF PM ACC 6.50g/L というトリガーに気づきませんでした。(①か③がトリガーだと思っていた)
っていうか、気づいたのは納車から1年半、走行距離35,000㎞になるころで、
たまたま2回連続で②DPF PM ACC 6.50g/Lをトリガーとして再生開始された為でした
(「これってもしかしてDPF PM ACCの閾値がトリガーになって再生開始されたの?」
と思った記憶があります)
以降も、②DPF PM ACC 6.50g/Lの閾値によるDPF再生開始はたまにはあるものの、
その殆どが①DPF PM GEN7.60g/Lや③走行距離500㎞ がトリガーとなっていたので
特に違和感もなく過ごしてきました。
そんな中、直近4回のDPF再生の中で、②DPF PM ACC 6.5g/Lの閾値による再生開始が3回もあったので、【あれっ?どうしたんだろう?】「ついにいつみちゃん♪のDPFも詰まってきたか?!」
と思ったのです。
ちなみに、今日時点での走行距離は86,771㎞ですので、DPFが詰まり始めていてもおかしくはないと思っています。
(それなのに直前の再生間隔が488㎞、しかもDPF PM ACCトリガーとがトリガーという【ん???】ということも起きていますが・・・)
【直近4回のDPF再生開始状況】
・226回目 9/17 305.9㎞ DPF PM ACC 6.5g/Lで再生開始
・227回目 9/23 362.5㎞ DPF PM GEN 7.6g/Lで再生開始・・・この時のDPF ACCは6.2g/L
・228回目 10/10 445.9㎞ DPF PM ACC 6.5g/Lで再生開始
・229回目 10/21 488.1㎞ DPF PM ACC 6.5g/Lで再生開始 この時450㎞時点でスートル初注入
※ディーゼルウェポンは常時投入
スートルを初投入して約30㎞程走った段階で229回目のDPF再生が始まりました。
そして、それから約450㎞走った段階の現在
■10/30 DPF再生終了後446.8㎞走行
DPF PM GEN 7.24g/L DPF PM ACC 5.45g/L
→このまま行くと、470㎞前後でDPF PM GEN7.6g/Lをトリガーにして再生開始と推察
※10月になって以降はエアコンオフの走行が増えた為再生間隔が大きく伸びています
もちろん、走り方、走る場所が全く同一ではありませんので、ある程度の条件の違いはありますが、226回目から現在まで高速道路の走行はありません。通勤と埼玉までの帰省、実家の都内往復、草津温泉往復等市街地及び郊外の走行です
。
また、10月以降はエアコンをOFFの頻度が上がったのと、DPF PM ACCの上がり方を気にしてゆっくりなアクセル操作にしていた というのもあります。
が、いずれにしろ、前回の299回目までの4回の再生いずれも
DPF PM ACCは6.0g/Lを超えており、そのうち3回が
DPF PM ACC 6.5g/Lの閾値をトリガーとして再生開始されました。
こんなことは初めてです!!
そこで、229回目の再生開始される約30㎞程前に、遂にスートルを初注入しました。
すぐには効果はでず、この229回目も
DPF PM ACC 6.5g/Lをトリガーとして
再生が開始されましたが、再生終了以降、
DPF PM GENとDPF PM ACCとの差が1.5g/L以上を保っています
この画像のとおり、今朝の通勤後のDPF PM GENとDPF PM ACCの差は1.7g/Lもあります。
ということは、まもなく始まる今回のDPF再生は久しぶりにDPF PM GEN 7.6g/Lを
トリガーとして開始されることでしょう。
尚、スートルの効能は
「スートル無添加の場合、ススの燃焼が500℃~600℃付近に分布。
スートル添加時では燃焼ピークが450℃付近に下がり、平時でもススの燃焼を促進させます。
試験では定量のススを燃焼させているため、ススが燃えるにしたがいグラフが下降しています。」
「スートルは低温でススを燃焼させます。
市街地のストップ&ゴーを繰り返すような車両でも、通常時にDPF内でススが燃えやすい環境をつくります。
とあります。
また、製造発売元のサプライズサプライズさんに
「燃焼直後→DPF到達前に煤が燃えることもありますか?」と問い合わせたところ
「スートル」のススの燃焼開始温度を下げる成分は酸化セリウムですが、主にDPF内で触媒として働きます。
燃焼室内や排気管内でも酸化セリウムを触媒としてススが燃焼することはあります。」
との回答を頂きました
スートルを投入したうちのクルマの場合、Torque Pro でウォッチしている限り、DPF PM ACCの数値がDPF再生中のように一気に下がるということはなくむしろ、DPF PM ACCの増加率が減少した(緩やかに上昇するようになった)という感じがしています
つまり、回答頂いた「生成されたPM(煤)は燃焼室内や排気管内で燃えることはある」
ということが起きているのだと感じています。
(個人の感想です)
※信号待ちからの発進の際や長い距離を止まることなく速度一定で走っている際にDPF PM ACCが0.1g/L程度いきなり下がるというのがあり、これはスートル投入の有無に関係なく継続されています
が、いずれにしろ、スートル投入後、1回のDPF再生を終え446㎞程走った段階で、DPF PM ACCの数値が直近よりも1.0g/L程度低い値を示していることから、スートルの効果はある と判断しました!
スートルは連続投入が不要ということですので、次の給油後からどうなるか?
見守っていこうと思います(^^)
※2023年11月14日追記(累積再生回数/再生距離/GEN/ACC/添加剤種別)
・230回目 475㎞ GEN 7.6g/L ACC 5.55g/L (スートル・ウェポン有)
・231回目 447㎞ GEN 7.6g/L ACC 3.87g/L (スートル・ウェポン有)
・232回目 400㎞ GEN 7.6g/L ACC 5.50g/L (160㎞以降はスートル無→ウェポン有)
・233回目 246㎞ GEN 7.6g/L ACC 5.03g/L (ウェポンのみ)
・234回目 413㎞ GEN 7.6g/L ACC 5.90g/L (ウェポンのみ)
以上のようにスートルの添加剤としての効能は給油により既になっていますが、
スートル添加時に得た効果・効能により現在のいつみちゃん♪(KF CX-5 190馬力仕様)のDPFの状態は以前の状態に戻ったものと考えています
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DPF再生 | クルマ
Posted at
2023/10/30 14:29:01