こんにちは。DSP HAS-300-31のタイムアライメントが調整できました、確かに実測値入力とは別次元の音と空間。なかなか調整が決まらなかったのは調整用音源に問題があったようです、普通の楽曲での調整は難しいです。
タイムアライメント調整時のセンターがわかりにくいので、DAWで適当にドラムを打ち込みMONO音源を作成しました。これならオーディオ職人でなくてもタイムアライメント調整が可能かと思います。
デミヲはリア側のアンプ出力をツイーター専用としていますので、マルチドライブ仕様のタイムアライメント調整方法です。
まずは実測値を入れて仮設定し、ミッドウーハーのみを鳴らします。マツコネの右辺りを目標に右項目のタイムアライメントを調整。そこから微調整に入ります、左右からの音が同じ大きさに聞こえるように調整、更に音が広がって聞こえるよう微調整、ここまでは右項目の距離での調整です。
ツイーターもミッドウーハー同様にタイムアライメントを調整します。
次はツイーター・ミッドウーハーを鳴らして、低音と高音が同じ高さで鳴るように調整します。調整方法はツイーターの距離を左右同量に増やすと低音域が上に上がってきます。
タイムアライメント調整が決まると「あれ位相がおかしいんじゃ・・・」と感じますので、ミッドウーハーの位相を反転させてみて0°でボーカルが大きく聞こえればOK
低音域が真ん中でしっかりと鳴り、左右に振られた音が正しい位置で鳴ります。またタイムアライメントが決まると音のバランスが変わります、EQで弄ったような音の変化ではなく音の時間軸が合った事による音密度の向上です。いままでは余韻(リーバーブ)がかき消されていたのが、しっかりと前に出てきて聞こえサラウンドシステムで聴いているかのような音になります。
DSP内蔵パワーアンプHAS-300-31、車種別専用ケーブル込みで55000円。私は買って良かったと思っています。この音に包み込まれるような感覚は、そう簡単に手に入れられる物ではありません。
Posted at 2020/05/04 12:57:22 | |
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