いよいよ本日、「ALWAYS続・三丁目の夕日」が劇場公開されますね♪
劇中では昔の電車特急こだま号が登場しています。
今回は映画で旬な?電車特急こだま号の速度試験について触れてみます。
1959年(昭和34年)7月、国鉄は静岡県内の東海道本線(金谷~焼津)区間において、151系こだま型特急電車を用いての速度試験を実施しました。そして、この速度試験において、時速163kmという当時の狭軌鉄道の最高時速を樹立したのです。
この時速163kmという速度記録は、約2年前の1957年(昭和32年)9月に、東海道本線(大船~沼津)区間において小田急電鉄SE3000系ロマンスカー車両を用いて実施した速度試験で樹立した最高時速145㎞を大きく上回る結果でした。

ちなみにこれが、小田急電鉄SE3000系ロマンスカーです。(手持ちの模型で申し訳ございません。尚、これは後期型の車両であり、速度試験で使用された車両とは前面部の形状が違います。)
これらの速度試験で得たデータが、数年後に開業する東海道新幹線や今日の在来線の高速化に活かされたのでしょう。
YouTubeで、この速度試験を記録した貴重なフィルム映像がありました。
151系こだま高速度試験
Posted at 2007/11/03 01:28:51 | |
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