
250TR VMX風 レトロシートを作ってみよう
このバイクを買った時に着いていたシートは
イタリア製の白いジュリアーリシートでした
シートの厚みもあって気に入っていたんですが
ビンテージ相応の生地の痛みや繋ぎ目にホツレ等もあり
今回は、全体的に 色々とカスタムしていくので
シートだけに そんなにお金を廻す事もできないので
専門の業者さんに貼り直しを依頼する案は見送りました
バイクのカスタムをされる方は、皆さんバイクに対する
美意識や走りや見た目のこだわりってあると思うのですが
僕は安全で快適に走れる事とタンクからシートにかけての
ラインの美しさが大切だと個人的に思っています
後でサスを付け替えてみて わかったんですが
この時点では 着いてたリアサスが死んでいて
路面の些細な凹凸も拾う 完全リジット状態でした
今後、エストレヤのタンクに乗せ替える事で
前の部分にボリュームが出る事と
死んだサスで味わったリジット状態の不快さも相まって
今回は純正の1.5倍ほど厚みを増した
250TR VMX風 純正ベースのレトロシートを
初めて試みる 素人仕事ですが 作ってみました
【用意したもの】
張り替え前提の純正シート
同程度の大きさで中のウレタンだけ使えそうなシート
NTB 張り替え用 表皮(TR用)
100均の大根おろし金と防水の為のゴミ袋
あとは表皮を貼るタッカーとカッターと接着剤です
【作業工程】
別に用意したシートのウレタンを半分ほどにカット
純正シートを剥がして中のウレタンに
先程、約1/2の厚さにカットした別体のウレタンを乗せる
表皮をかぶせてみたり 実際に跨ったりしながら
先を丸めた おろし金を使って理想の厚さになるまで削る
(静電気をまとったスポンジのカスにまみれる覚悟が必要)
僕のやり方だと
どうしてもシートのサイドや後ろに隙間ができますので
別体のウレタンを適度にカットして隙間に埋めて接着
接着剤とウレタンが乾燥したら
防水性を高める為にゴミ袋を上からかぶせて
シート表皮をタッカーで留めて貼っていきます
この作業は2人で行い
1人がシートを引っ張り もう1人がタッカーを打つ
これを全て1人でこなすのは かなり難しいと思います
シートは対角線上に張っていくのがセオリーですが
僕がやったのは前後の中心を決めてから
ある程度 後ろを攻める サイドを張っていく
最後に前側を綺麗にまとめる
シートの厚みがある分 表皮に余裕が少ない為
セオリーからは 少し外れた貼り方をしました
純正のシートを剥がしてみたことで知る事ができた
シートベースの1984の刻印
TRはそこまで古いバイクじゃないので
このシートベースを使っていた バイクのシートなら
今後、流用しやすいのかな?なんて思ってみたり
そんなこんなで 完成です
純正シートに比べて 少しは VMX感 でたでしょうか?
長文になりましたが シートの
自作 DIY カスタムをされる方の参考になれば幸いです

Posted at 2020/01/09 04:49:31 | |
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