
マフラー交換の主要部品は揃いました。
これを我が300ZRに取り付けるには、差込口のフランジ加工が必要です。
そこで、マフラーの加工取付を行ってくれるお店をネットで検索しました。
過去の製作事例やクチコミから、東京都大田区にお店を構えるMARS(MARUSU)さんに相談することにしました。
マルスさんは、ワンオフマフラー専門店で、国産車 輸入車 旧車問わず製作して下さいます。
メールで御相談概要を説明し、アポを取ってお店に伺いました。
到着するなり、「すごい音ですね」と穴開き状態バレバレで、私は「待ったなしです^^;」と応答して、現車の状態確認が始まりました。
リフトアップして、改めて現状の悲惨さを再確認しました (^_^;)
懸念事項は、どこでフランジ加工するか、です。センターチューブがリアサスペンションメンバーを跨いでおり、その近辺だと他の部品に干渉する恐れがあるため、理想的な空間の目星を付けました。
一連の事前チェックは30分ほどで終了し、その後クルマ談義。気がつけば2時間立ち話 (^_^;)
もうこの段階で、すっかりマルスさんのファンになり、お願いする意志が固まりました。説明は親切丁寧で、お持ちの技術は凄いのに決して偉ぶらず、仕事の品質に対する探究心は素晴らしいからです。
で、1週間後にマフラー交換作業をして頂くことになりました。
その間の暫定処置として、針金で穴塞ぎ by マルスさん。気持〜ち静かになったような (^_^;)
装着までの1週間の間に、ガレージで
マフラーの塗装をしました。やはり黒いボディが好きなので、これまでと同じ色に塗りました。
さぁ、加工交換作業開始です。
U字フックを緩めて差込式のセンターチューブとメインマフラーを分離しようとしましたが、流石25年は伊達じゃない! 外れません → 切断しました。
よくぞ今まで頑張ってくれました。
最愛のマフラーちゃん❤️
センターチューブは無事触媒から取り外すことができ、補強バーを外して摘出です。
さ、ここからが本番です。
用意した北米VG30E用センターチューブを仮組み。
触媒側OK。リアサスペンションメンバーも、無事クリア。一安心です。
この辺で、私は おいとましました。素人がチョロチョロしてると作業しづらいですものね。
すると、しばらくして電話がかかってきました。
メインマフラーも仮組みしたところ、問題発生!
センターチューブと合体させる位置も長さも全然違ったからです。
こんな状態💦
これは想定外でした。
ちゃんと一直線に来ると思ってました。
どないすんの、こんなの。。
素人の私は、オロオロするしかありません。
すると、マルスさんからは、「センターチューブ側を切断してチューブを継ぎ足して、後端部分が正しい位置に来るように加工します」とのメッセージが届きました。
もう、全ておまかせです。
翌日、作業完了連絡を受け、クルマを引き取りに行きました。
リフトアップして見せて頂いた作品は、驚愕のマスターピース!
チューブの継ぎ足し部分です。
「切った貼った感が出ます」なんて御謙遜を。綺麗な溶接です。
正しい位置に来たセンターチューブとメインマフラーの接合部をフランジ加工して合体!
美しいブラックボディのメインマフラーと、輝くテールエンド (^^)
まさにプロフェッショナル。
マルスさん、どうもありがとうございました m(__)m
走ってみた感想は、「あぁ懐かしい」
300ZRを購入した30年前、純正マフラーが装着されていたのですが、その時の感覚をまた味わえるなんて!
一言で言えば、実用的です。回転上げなくてもパワー感があるので、実用域で もたつくことがありません。扱いやすい特性は、流石300ZR用純正。
ま、その代わり、上の伸びは犠牲になりましたかね〜。わかっていたことですが、今の私の年齢には、この本来の組み合わせの方がストレス無く付き合えそうです。
何はともあれ、公道を堂々と走れる状態になって、ホッとしました (^^)
Posted at 2025/10/10 22:09:15 | |
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