
この1ヶ月で、マフラーの塗装のための一連の作業をしました。その記録を残しておきたいと思います。
当方、塗装は未経験のド素人ゆえ、ネットでいろいろなやり方や使用道具などを勉強させて頂き、実際の塗装まで辿り着きました。勉強したとは言っても、実践できる技術は たいしたことないですし、作業環境は住宅密集地なので、理想的なシナリオ通りにはいきません。不可能な部分はアイデアでカバー!
というわけで、プロセスにおいて「なんだそりゃ」と思われるところもあるかと思いますが、素人なりにセカンドベスト、いや、ノットワーストを必死に考えながら取り組みました。こんな風にやる人も居るのか、と、大目に見てくださいませ。
事の発端は、何気なくボディ下回りを覗き込んだことでした。マフラーがエライことになっていました。
汚れは落とせばいいけど、サビが進行中〜!
更に奥の方まで覗いてみると、メインパイプが錆っサビ〜
これは今のうちに対処しておかないと、朽ち果てて穴でも空いたら更に面倒です。
サイレンサーの上半分は大丈夫かな?、とタイヤハウスの隙間からチラ見してみると、、、
うわぁ、なんかハゲてるし汚いし、サビの兆候が。。
見るんじゃなかった。。いや、見えてよかった (^^;)
これで決心がつきました。マフラーを、綺麗にするぞ、オー! (^o^)ノ
自信ナゲットだけど。(← 死語)
ひと足先に、テールパイプだけは磨いて綺麗にしましたので、残りはサイレンサーとメインパイプです。
さて、ここで作業の大方針を決めました。
それは、「マフラーを装着した状態で塗装まで実施する」ことです。
外した方が、サビ取りは やり易いし、塗装の際に塗料が周囲に誤って付着するリスクが低くなりますが、マフラーの脱着を一人でやる自信が全くありません。コロナ禍で友人にヘルプしてもらうのも時期的によろしくないので、なんとか一人でやれるよう工夫して進めることにしました。
調べてみると、マフラーの塗装順序は、
1)サビを落とす
2)脱脂する
3)塗装する
の工程だそうで。
まずは、サビ落としからスタートです。
これからしばらく、ここが作業場となります。
なんと、ジャッキアップなしです!
理由は、ウマをかけたとしても、長時間車体の下に潜って作業するのが怖かったからです。
幸いなことに、薄っぺらい身体が奏功し、ジャッキアップしなくても なんとかメインパイプの下まで潜り込むことができました。寝板を使いたかったのですが、その高さすら作業スペースに充てたいくらいギリギリでしたので、100均のクッションマットで代用です。(← 安くて組み合わせ自由自在なので、ほんと重宝しました。)実際、奥まで潜った状態では鼻が下回りに当たって首を振ることも出来ませんでした (^^;
さあ、はりきって作業開始です。(^o^)/
中性洗剤で、サイレンサーとメインパイプをゴシゴシ洗います。文字通り、目と鼻の先に綺麗にする対象物があるので、汚れや錆がバラバラと顔の上に落ちてきます。フェイスシールドとマスクは必須でした。
ここからが真剣勝負。ホームセンターで調達した研磨ブロックや耐水ペーパーを使って、サビを落としていきます。大変なメインパイプから着手しました。
#60の研磨ブロックと#120の耐水ペーパーで、ゴシゴシゴシゴシ。大粒のサビが、バラバラバラバラ!
身動き取れなくて、研磨材を水で洗うのも一苦労です。無理な体勢で腕を伸ばしてひたすら往復運動すること2時間。
結果がコレです。
はっきり言って、呆然としました。多少はマシになったけど、茶色い部分が一向にとれません。あと何日これを続ければいいんだろう。。すでに腕パンパンだし、首痛い。。
機械を使わない手作業は、ツライなぁ。
お先真っ暗で、しばらく車体の下でチカラが抜けて動けなくなりました。
大変なことを始めてしまった。。
何人か通行人が足元を行き来していましたが、ピクリとも動かない体に、良からぬことを想像した人もいたことでしょう。
疲れ果てたので、失意のまま その日は撤収!
シャワー浴びて、フレッシュな頭で対策を練ります。
ピッカーン!
思いつきました。ウチには、サビ取りクリーナーがあった!
試してみよ!
日を改めて、作業再開です。
サビ取りクリーナーをハケにとって、メインパイプに塗り塗り。30分放置した後、ワイヤーブラシでゴシゴシ。
拭き取った結果がコチラ。
オォォ! 効果あったかも!
少し救われた〜
気を良くして、サビ取りクリーナー塗り塗り 2回目実施!
今度は1時間放置した後に一連の作業。
↓ 結果です。
いい感じで サビが ほぼ無くなりました。\(^o^)/
これぞ薬品パワー!
そのままの流れで、#320 → #600 → #1000 の耐水ペーパー処理を行い、メインパイプはツルツルになって、作業完了です。
ひとまず、ホッとしました。(← 無理な体勢のキツい作業が終わったので ^^; )
しかしッ、ここで大問題が発生。サビ取りクリーナーのハケ塗り作業を目と鼻の先で長時間やってしまったせいで、薬品の成分が体に入り込んでしまったらしく、気分が悪くなって動けなくなりました。御飯も丸一日食べることができなくなりました。死の危険を感じました。
換気は本当に大切だと、身をもって知りました。
静養期間を経て^^; 次の週末、作業はサイレンサーに移りました。
チラ見して気になっていたサイレンサー上半分のダメージの全貌が、ジャッキアップしてホイールを外すことで明らかになりました。
中性洗剤で綺麗に洗った後、耐水ペーパーでサビ落とし。取れないサビは、恐怖のサビ取りクリーナーのハケ塗り&放置プレイで対処しました。
あんなことがあった後なので、「必殺!無呼吸塗り」を実践しました(笑)
結果、↓ こうなりました。
サイレンサーも、#320 → #600 → #1000 の耐水ペーパー処理を行い、全面ツルツルになって、作業完了しました。\(^o^)/
テールパイプ周りのサビもキレイに落としました。
一番奥まったメインパイプ側も、綺麗でツルツルになりました。
黒かった元色は 何処へやら。もう後戻りできません。
遮熱板を外して、塗装の臨戦態勢に入ります。
サビ取り結果はプロの目から見ればまだまだ甘いでしょうが、自分にできることは やり切りました。満足です。
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Z31 | クルマ
Posted at
2020/07/08 21:42:34