
2020年6月に
サイレンサーとエキゾースト・メインパイプを塗装しましたが、その時から気になっていたのは、その前方も やっぱり錆と汚れで残念な状態になっていることでした。そうは言っても、当時の私は 初めて尽くしの塗装作業で気力も体力も使い果たし、当分こんな作業はやりたくないな〜と思ってしまったので、そのままになっていました。
あれから1年が経とうとしている頃、ようやく重い腰を上げるほど気力がみなぎってきたので、この夏の目標を立てました。
残りの排気系パーツを、綺麗にするぞ、オー! (^o^)ノ
作業予定は、↓の黄色枠の部分(エキゾースト・フロントチューブ、キャタライザー、エキゾースト・センターチューブ)です。
面倒くさそうなやり甲斐のある「お疲れ具合」と「チューブ・レイアウト具合」であることが見て取れます。昨年と同様、車体に取り付けたままで作業をしていきますが、流石に今回 ジャッキアップ無しでは作業することができないため、セーフティ・ネットを複数張って車体の下に潜り込むことにしました。
塗装までの手順は下記の通りです。
1)サビを落とす
2)脱脂する
3)塗装する
この中でも、圧倒的に時間がかかり且つ体力的に大変なのがサビ落としであることは 前回の経験からわかっていたので、今回は少しでも楽に作業できるよう、道具やアイデアをフル活用して臨みました。
というわけで、今回もまたプロセスにおいて「なんだそりゃ」と思われるところもあるかと思いますが、こんな風にやる人も居るのか、と、大目に見てくださいませ。
では、サビ落としの工程、スタートです!
フロント側をジャッキアップしてウマを掛けました。カースロープは追加のセーフティ・ネットとして使いました。この状態で、フロントチューブからキャタライザーまでを綺麗にします。
まずは大きなサビを削っていきます。今回のスペシャル・ツール登場。
ジャ〜ン! インパクトドライバ + カップブラシ!!
フロントチューブに当ててスイッチオン!
なんなんでしょう、この圧倒的な破壊力 W(`0`)W
短時間で あっという間に みるみる錆が落ちていきます。機械って、ラクだ〜
ただし、手に伝わってくる振動もかなりのものですね。
そして、10分もかからずに、こんな感じになりました。
十分です。さすがに上側は車体との隙間がほとんどないので、インパクトを使うのは断念。
続いて、#120の耐水ペーパーで全体のサビをザックリ落としました。
深追いはせず、目立つサビだけ削り落としました。
これにて第一段階終了。
次がサビ取り工程のハイライト、恐怖のサビ取りクリーナーの お力を貸していただきます。
身体が毒された昨年の二の舞いにならぬよう、今回はこんなものを使いました。
シュノーケルです。この先端に45Lのゴミ袋にフレッシュエアを入れた状態で括り付け、なんちゃって簡易”酸素→二酸化炭素”ボンベにします。浅い呼吸なら2〜3分もちます (^_^;)
こんな子供騙しみたいなやり方が、意外と上手くいきました。シュノーケルはチューブが180度向きを変えるので視界を遮らず、目の前の作業に集中できます。フレッシュエアを入れ替える作業も、何度もやっていると習熟してサッとできるようになるものですねぇ。でも、フレッシュエア入れ替え作業そのものは、傍から見たら滑稽といいますか、変人チックです。敷地内の広場でフレッシュエア入れて、そのままシュノーケル咥えてゴーグル付けて去っていく姿は、あまり見られたくない光景です (^◇^;)
簡易ボンベの効果ですが、おかげさまで今回は気分が悪くならずに済みました。
さて、そんな簡易ボンベを咥えながら、サビ取りクリーナーをハケに取ってフロントチューブとキャタライザーに塗っていきます。
塗ったら1時間放置し、その後ワイヤーブラシでこすり、濡れたウエスで拭き取ります。
↓ 結果、1回目で かなりのサビが除去できました。
取りきれなかったサビを重点的に、2回目のクリーナー処理を実施しました。
その先は、耐水ペーパーの出番です。
#320 → #600 → #1000 で丁寧に研磨し、表面はツルツルになりました。
あとは、中性洗剤で洗って、水ですすぎ洗いです。
これにてサビ取りの前半戦、終了です (^^)
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Z31 | クルマ
Posted at
2021/08/08 11:40:02