
ワークブーツ好きなら皆一度は履くであろうレッドウイング。90年代以前のモデルが大好きなワタクシですが、新品のレッドウイングを購入したこともありました。
それが、別注品です。
「限定」の響きに似た魅惑の言葉=「別注」。
新品だから、簡単に手に入ると思ったら意外とそうではなかったのは、流石レッドウイングの別注といったところでしょう。
履くつもりで ちゃんとマイサイズを購入しましたが、例によって履く機会を逸してしまって購入したことすら忘れかけていた品々を、久しぶりに引っ張り出してみました。
2012年、ミリタリーやヴィンテージテイストを持つイギリスのアパレルブランド ナイジェルケーボンとのコラボブーツが発売されました。
こんな組合せは そうそうないであろうと、「見るだけ見るだけ」って根拠のない自制を促しながらナイジェルケーボンの直営店へ。ところが、ラギッドな雰囲気の店内で試着すると、何故だか気が大きくなって購入へのカウントダウンが始まってしまいました (^_^;)
めでたくお持ち帰りです。
このブーツ、ライナーがハリスツイードのホカホカ仕様。トリプルネームのスペシャルブーツなのであります。
品番 4619、サイズは9 1/2 D。
このブーツが採用するマンソンラストは足先が広いので快適なのです。
勿体無くて履けないまま、11年が経過しました (^_^;)
続いて、2013年に発売された、Beauty&Youth 別注の短靴です。
レッドウイングの短靴は、70年代〜90年代までのものを仕事からプライベートまで愛用してきたので、現行モデルに手を出すことはないだろうと思っていたのですが・・。
このアングルでは普通の赤茶ローカットモデルに見えますが、
その実態は、マニア心をくすぐるクレイジーパターンなのです。
同系色の組合せのため派手過ぎず、ホワイトステッチが爽やかさを演出。しかしながら決してファッション靴ではなく、ストームウェルト仕様で高い防水性を誇るワークシューズなのです。
品番 8098、サイズは9 D。
もはや履くことなんてできそうもない美術工芸品でしょう。
そもそも雑誌で紹介されたのを見かけて、ちょっと見に行ってみよって思ったのが間違い(?)の始まりでした。
渋谷の大きなBeauty&Youth路面店なら置いてあるだろうと見に行ったら、まさかの全国ラス1、しかもマイサイズ。
あっかーん、そんな巡り合わせに遭遇しちゃったら、、、買っちゃう病が発病してしまうではありませんかっ!
→ もれなく発病、連れて帰ってきてしまいました (~_~;)
雑誌掲載の効果って凄いんだと実感したお買い物でした。
最後の一品は、2016年にBEAMSから発売された、アイリッシュセッターの6インチブーツです。
こちら、BEAMSの創業40周年記念モデルで、アイリッシュセッターの1995年仕様の復刻モデルなのです。
その拘りたるや半端なものではなく、レザーの色は勿論、半円犬タグやステッチ、箱までも忠実に復刻させた特別仕様でした。
そんなファン垂涎のアイテムが簡単に手に入るはずがありません。こちらも雑誌に載って、はい おしまい。お店に行っても現物を見ることすらできませんでした。
では、なぜ持っているのでしょう??
オークションでプレミア価格で落札したわけではありません。銀座のBEAMSで、キャンセル待ちの登録をしたのです。私の前に、10人くらい。しかもサイズ指定のキャンセル待ちなので、余程連続してサイズのミスマッチによるキャンセルが起きない限り、自分には回って来ないな、と内心ほっとしていました(笑)
すると、するとですよ。
登録してから1年以上経って、電話がかかってきたのです。もうすっかり忘れていたので、何の連絡かすぐに理解できませんでしたが、どうやら相次ぐキャンセルにより、自分の番になってしまったのでした。
これも何かの縁なのでしょう。
品番 9876。サイズは9 E。
試着しに行って、初めて現物と御対面。連れて帰る以外の選択肢は ございませんでした(笑)
日本に大旋風を巻き起こした赤茶の6インチブーツ。当時を知らない私には、本物と復刻版の違いなどわかりませぬが、過去のモデルを忠実に復刻することを目指したRED WING x BEAMS 両社の思いと実現までの苦労は、製品から感じ取ることができました。
さて、どの靴も いざとなれば ちゃんと履けるけど、いざとなることは この先あるのだろうか? もうしばらく、タンスの中で いい子にしていてね! (^^)
Posted at 2023/09/28 23:21:14 | |
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