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世の中、どんな巡り合わせが待っているかわかりません。

ある日の昼下がりのこと。彼女（当時、現 お嫁様）とのお出掛け途中に偶然立ち寄った神奈川のどこかの公民館で、匂いを感じたのです。見えない糸に導かれるように、建物の入口からかなり奥の方まで歩みを進めると、悩殺ボディの御姫様が目に飛び込んできました。

おお～！！
広ーい展示スペースで、自動車のしくみを、フェアレディZのカットボディを使って解説～！

それだけでも近寄る価値がありますが、、、

えっ！ ちょっと待って。
このシルエットは、まさかの！

Z31のカットボディ～ ＼(^o^)／


ちょっとした休憩を変更して、長時間滞在が確定した瞬間でした。（笑）

カットボディとなったのは、前期型300ZX 2by2。
豪快に1/2に切られた、屋内保管車です (^^)

解説のパネルをご覧ください。

では、細部を見ていきましょう。
まずは、エンジンルーム。


バンパーもフレームも綺麗にカットされ、エンジン周りが見やすくなっています。

さらに接写。内部構造がわかるように、うまくカットされています。


エンジンを横から拝見。Z31で技術研修を受けることができたらな～


ドライブトレーンと排気系。


オートエアコンとオーディオも、真っ二つです。


見慣れた室内。落ち着きますね。


30年も経つと、そのありがたみがわかるノーマルルーフ。


恥ずかしながら、マップランプの後方についているユニットがわかりません。
これ、何でしたっけ？？

ドライブトレーンとエキゾースト関連は、車体下に鏡を配置して見やすくしています。親切設計ですね。


リアから望むカットボディ。ずぅ～っと見ていたい。


純正ホイールとタイヤをカットして、ブレーキ部分を紹介。


新車時装着タイヤは、BRIDGESTONE POTENZA RE86でした。


久米さんの時代です。たくさんの夢のあるクルマを世に送り出してくださって、どうもありがとうございました。


この展示スペース、まだ残っているのかしらん。。
もうないだろうな。。

千葉フォルニアが車好きの聖地なら、ここはZ31好きの聖地。
大丈夫。心の中に、いつまでも残っています (^^)