
コロナ禍でテレワーク主体の生活に切り替わり、何が最も変わったかといえば、日常の服装です。季節によって羽織るものは変われど、ラクで動きやすいものを この1年半の間 着ていました。しかも、同じものばかり (^_^;) それに合わせて、靴は同じスニーカーを1年半 履いてしまいました。そのせいで、一気にくたびれた見てくれになりました。
一方、履かなくなってしまったのが革靴です。スーツを着ないし、よそ行きの格好して出掛けなくなったので、シューズボックスを開けて革靴を手に取ることすらなくなってしまいました。
その結果、何が起こったかというと、、、
靴とシューズボックスは埃まるけ。
埃がすごいので、どうやらダニが大量発生! ワークブーツを履いたら、両足ボコボコに食われました (>_<)
さらに、湿気が溜まって一部の靴にカビが発生!
このままでは衛生上よろしくないので、重い腰をあげて大掃除しました。
まずはシューズボックスから。
埃を掃除機で吸い取り、除菌シートで拭き掃除した後、エタノールを噴いて消毒しました。
革靴は全て表面をブラッシングして輝きを取り戻しました。内側も埃を掻き出した後、除菌シートでお掃除。
埃でグレーがかった革が、艶を取り戻しました。(とはいっても履く前にクリームでケアする必要はありそうですが。)
ビフォー
アフター
ダニが生息していたワークブーツは、ダニアース処理しました。
表面がカビていた革靴は、モールドクリーナー(カビ除去剤)を噴いて拭き取りました。
たっぷり2日かけて、シューズボックスと その中の革靴たちはピカピカになりました。
めでたし めでたし〜
と言いたいところですが、一番厄介な作業がまだ残っています。
実家で保管していた未使用のデッドストック・ワークブーツが黴びて白くなっているとの連絡を受け、先日琵琶湖に向かう途中でピックアップして自宅に発送しておいたものを綺麗に再生します。
カビだらけの写真は省略 (⌒-⌒; )
ウエスにモールドクリーナーを含ませ、ブーツの中も外も拭いてカビを取り除きます。
使用したウエスは、即 廃棄します。
その後、モールドクリーナーをブーツの中と外にしっかり噴いて、1週間放置します。
1週間後、カビが再発していないことを確認して、ブーツを丸洗いします。

バケツに沈めて革に水を浸透させ、
サドルソープで内も外も洗い、
風通しの良いところで、更に1週間放置します。
しっかり乾いたら、ミンクオイルを塗って 一晩寝かせ、
オイルを拭き取り、洗濯済のヴィンテージ・シューレースを通して完成。

米国の老舗ブランド「ウルバリン」の貴重なデッドストック、復活しました!
\(^o^)/
で、これまたいつ履くのやら (^◇^;)
ひとまず しばらく愛でて、仕舞います。
Posted at 2021/10/30 23:37:14 | |
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