約2年に渡り不定期更新してまいりました
「CBR250Fレストアへの道」
いよいよ最終回となりました。
思えば、実家に放置していた期間にハゲタカに襲われてカウルの盗難やキーボックスの破壊等受けたCBR250F。
普通なら廃車処分でもおかしくない状態から、何とかこの日を迎える事が出来ました😭
タンクの錆び取りをしたら穴だらけになり、プラグを変えたらネジ山を潰し、セルモーターの故障からバッテリーが突然死したり・・・。
おかげでいろんな経験を積みました。
そんなCBRも、昨日のセルモーター交換&キャブのOHを経てようやくエンジン一発始動が可能になり、シリンダーも四発全て点火し、いよいよ本日残されていたフロントタイヤ交換とドライブチェーン交換に取り掛かれました。
まずフロントタイヤから。
フロントスタンドを持っていないので、今回はジャッキでフロントタイヤをあげます。
この際注意しないといけないのが、まず安定出来るポイントで上げる事。
ジャッキをかける場所を間違えると作業中の振動で車体を倒してしまいます。
次にジャッキアップ前に取り外す予定のボルトは先に緩めておく事。
MC14はダブルディスク。
キャリパーも緩めておくor外してからジャッキアップしましょう。
フロントアクスルシャフトは引き抜いて外すのではなく、クランプで止まっています。
クランプ固定ナットも先に緩めておきましょう。
ジャッキアップしたら、キャリパー→メーターワイヤー→フロントアクスルシャフトクランプの順で取り外し、車体からホイールを外します。
ホイールを外したら古いタイヤを外します。
エアバルブを外しビードを落としたら、リムプロテクターを使いタイヤレバーで旧タイヤを外します。
今回使用したタイヤはこれ。
DURO HF-918
購入したは良いけど、中々仕上がらない車体に1年近く保管してました。
タイヤ側面にあるマークをホイールのバルブ位置に合わせてタイヤをはめていきます。
タイヤをホイールにつけたら、コンプレッサーから圧縮空気を一気に入れます。
手動の空気入れではまず入らないので、コンプレッサーが無いのであれば、ガススタで借りて入れましょう。
ただ、ビード部に何も塗らないと中々ビードが出ません。
組み付け時にビードクリームか、組み付け後にタイヤとホイールの間にシリコンスプレーを吹きましょう。
滑りを良くする事でビードが出やすくなります。
タイヤ組み付け&ビード出しが終わったら、車体にホイールを付けていきます。
なお、バーハンドルなどに良く見られるクランプ式の固定。
よく左右のボルト(ナット)を均等に締めがちですが、実は均等に締めるのは間違い。
クランプ部を見るとこんな感じのマークがあるはずです。
↑UPとか、↑Fと書かれています。
まず矢印の方を完全に締め、次に反対側を締め込みます。
これはその方向を示すマークとなります。
左右を均等に締めてしまうと、万が一片方が緩むと、もう一方も緩んでしまいます。
ただ片側を先に完全に締め込んで置けば、走行中にクランプが外れると言う最悪の状態は避けられます。

やっぱ新品タイヤは良いですね😊
次にドライブチェーンの交換です。

今回使用したのがこれ。
DID 520Z2 SDH
オフ車用のノンシールチェーンなのですが、ロードモデルにも使用でき、シールが無い分フリクションロスも非常に少なく安価です。
以前から使用していたのですが、こまめなグリスアップは必要ですが、車体から外して灯油で丸洗いも出来るので洗浄作業は非常に楽&安価に済みます。
古いチェーンを切り、そこにチェーンクリップにて借り繋ぎをしたら、古いチェーンを引き出し新しいチェーンと入れ替えます。
先に古いチェーンを引き出してしまうと、新しいチェーンを通すのが大変です。
チェーンを入れ替えたらテンション調整を行い完成です。
タイヤも替え、チェーンも替えました。
テスト走行の結果は・・・
完璧っす😁
久々の単車。
久々の路上。
緊張したのか身体中が痛くなりました😅
これからは車体の慣らし&身体の慣らしも必要ですね😅
でわ(*^◯^*)
Posted at 2021/07/29 20:42:44 | |
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