
27日は久々に飼っている亀達の水槽の大掃除を行いました(^^;
あ、別にお世話を一切しないで放置していた訳ではないので誤解の無い様にお願いいたします(^^;
我が家では飼育開始から14年経過したアカミミガメが二匹います。
お迎えした当初は500円硬貨ほどの大きさしかなかった二匹ですが、今では幼児向け自転車用ヘルメットばりの大きさです(^^;
最初はペットショップに売っている小型の濾過装置でも充分だったのですが、年数が経過するにつれいつしか市販の濾過装置では3日しか水質を維持出来なくまりました。。
おそらくアカミミガメを河川に放流する人はこの手間に耐えられなくなって放流するんだなと。
実際アカミミガメは成体になると相当デカいです。
知らないとドン引きレベルに成長します。
大きくなるにつれ水を汚すペースも半端なく早くなるので、水槽を止め衣装ケースで飼育する方々も多数おります。
衣装ケースが悪いとは言いませんよ?
ちゃんと愛情もってお世話しているのなら全然OKと思います。
ただ私はどうしても亀達と同じ目線で飼育したいので水槽にこだわってます(^^;
亀達は臆病な生き物なので、上から見下ろすと強いストレスを感じるそうです。
ですので我が家では水槽の横に座ると亀達と同じ目線になる様になっています。
その環境が功を制したのか分かりませんが我が家の亀達は妙に懐いてます。
今回の様にベランダで一緒にいると、しばらくの間はベランダの散歩を楽しんだ後、どういう訳か二人とも私の足元に集まってきます。
一匹なんか私の靴の上にわざわざ乗ったり、前足だけ乗せてまったりしてきます(^^;
亀は人に慣れる事はあっても懐くことは無いと言われてますが、我が家の二人を見てるとそうとは思えません。
一々作業の邪魔をしてくる二人を見てると、そんな姿がまた可愛くてしょうがないんですがね(-0-;
今彼らは横900x奥行450x高450(mm)の水槽で生活をしております。
大型水槽をお持ちの方ならお分かりと思いますが、水槽だけでも相当な重量になります。
それを週2回水替えするパワーはさすがに無いので我が家の水槽には自作の濾過装置を40cm水槽時代に制作、取り付けました。
これがまた見事に成功し、冬場なら月1回、夏でも2週間に一回の水替えでもほぼ汚れないほどの効果を発揮しています。
どんな感じかはまたどこかでアップしようかと思います(^^;
簡単に言うと、ステンレス板で作った煙突上の箱の中に木炭と濾過砂利を入れ、その下から食品機械用ポンプで水槽内の水を強制循環させるという物。
ちな使っているポンプの参考画像はこれ↓
100vで動くシールレスポンプという物です。
電気代の話をするとカミさんが切れそうなので言えませんが消費電力が150wなのでそれなりに・・・。(^^;
ちょっと前置きが長くなりましたが、この濾過装置のおかげで亀達の住環境は劇的に快適になり且つ、飼い主側の負担も週1回の水入れ替え、月一の濾過タンク内清掃のみというwin-winの関係になりました(^-^)
で、昨日は月一の濾過タンク内清掃の日。
タンク清掃中は亀達も我が家のベランダ内を自由に散歩&日向ぼっこさせています。
(脚を伸ばして気持ちよさそうです)
これから亀を飼おうと思っている方、亀も愛情の注ぎ方次第では充分人に懐きます。
人の顔を見るとこちらによってきます。
意思表示もします。
お腹が空けば餌をくれとネダってきますし、しつこく絡むと怒ります。
でも種類によっては大きくなるし、中には狂暴化する品種もいます。
犬や猫に比べると非常に長生きです。
アカミミガメの平均寿命は30年とも言われてます。
リクガメに至っては100年近く生きる品種もいます。
これは亀に限った話ではないのですが、ペットを飼うという事は生き物の命を預かるという事です。
可愛いから、寂しいからと一時的な気持ちで飼うのはダメです。
出会いからお別れまで、最後のその瞬間まで責任をもってお世話する覚悟が必要です。
我が家の亀達は冬眠はさせていません。
冬眠という行為はリスクを伴うからです。
飼育環境下での亀の死因は冬眠失敗によるものが多いです。
という事で彼らは冬眠の仕方を知らないまま大人になりました。
このまま自然界に解き放てば餌の取り方も分からず、冬眠の仕方も分からずに命を落とす事もあるかもしれません。
爬虫類なので自然界に出ればすぐに野生の本能を取り戻すかもしれません。
でも、子亀の頃から自然界で育った個体に比べればその10数年のアドバンテージは生き残るには不利です。
今まで可愛がってきたペットが知らない場所で苦しむ姿を想像してください。
耐えられますか?
私には無理です。
ペットをお迎えするという事は彼らの最後を看取る責任があります。
それが無理なら最初からペットをお迎えしてはいけません。
アカミミガメの平均寿命が30年としたら、この子たちは亀生の約半分を過ごしたことになります。
これからも我が家の癒し担当として長生きしてもらわねば(^田^)
最後にこんな画像を。
「亀松君、日向ぼっこ用レンガの上で転回失敗し横転の図」