
普段は会社への朝の納品があるのでだいたい10時前後に行く所をかみさんを送った足でそのまま直通したので9時には会社に付きました(^-^)
この一時間のアドバンテージはでかいで(笑)
というのも、今日はフォークオイルの交換をする予定だったのでその為にはまずフォークオイルを買いに行かねばなりません。
しかもフォークオイルを完全に抜き取るにはそれなりの時間もかかるので、まず先にフォークからオイルを抜き、その間に〇ップスに行きオイルを購入。
会社に戻ったころにはオイルも抜き終わってるはずなので、すぐに作業に入れるというオイル抜き時間を考慮した行動計画としました。
この行動計画は大成功でしたよ(^田^)v
と言う訳で、本日の作業内容です(^-^)
時間も押していたのでバイク本体からの脱着作業の写真は割愛させていただきました(^^;
フロントフォークを本体から外します。
この際本体から外す前にフォークトップキャップを予め緩めておくとその後の作業がぐっと楽になります。
ってか、改めてみるとインナーチューブの錆がえらいことになってました(^^;
フォークキャップを外す際はスプリングのテンションがかかっているのでキャップや一部内部部品の飛び出しに注意してください。
内部部品点数は車種やフォークの種類により違うので予めサービスマニュアル等を参照し充分注意しながら作業を進めることをお勧めします。
内部部品を全て取り除いたらインナーチューブを全縮状態でひっくり返し内部のオイルを抜きます。
この際フォークをひっくり返したまま数回伸縮を繰り返すとオイルは抜けやすいです。
それにしても凄い色してますね・・・。
現役時代に数回この車両でレースに出た事があるのでけっこうスラッジが溜まってました(^^;
この状態のまま小一時間放置です。
と言うよりフォークオイルを買いに行きました。
ちなみにこれが内部部品達です。
キャップを外すとカラー→ワッシャー→スプリングの順で入っています。
フォークオイルを入れる前にせっかく本体から外したのでインナーチューブの錆を落としていきます。
今回もサンダーを使用し、フェルトディスクでのバフ掛けで錆を落としていきます。
作業前↓
作業後↓
細かい錆後は残ってますが、研磨前に比べれば綺麗になりました。
この作業を2本とも行いいよいよオイル投入です。
規定量はマニュアルに書いてありますが、そのまま計量して入れても必ず量は少なくなります。
それはメスシリンダー内壁等に付着した分があるからです。
ですので実投入量は多めにし、入れた後で油面調整器で微調整がベストです。
オイルを入れる時は出来るだけオイルを泡立てないようインナーチューブ内壁にそってゆっくり投入していきます。
ある程度入れ終わったら複数回伸縮させさらにオイルを追加投入。
オイル内部の泡が抜けきるまでしばらく放置します。
オイル内の気泡があらかた抜けたらいよいよ油面調整です。
調整器のノズルの先端からノズルに取り付けられたストッパーまでの距離をマニュアルに沿って合わせます。
ちなみにCBR205Fの油面高さは『114mm』です。
ノズルの長さを合わせたらフォークを垂直に保持しながら調整器のストッパーまでフォーク内に入れ調整器に取り付けられた注射器にて余分なオイルを抜き取ります。
この時フォークを斜めにしてしまうと性格な油面高さにならないのでご注意ください。
油面調整が完了したらフォーク内部に部品を入れ元通り組み立てて完了です。
今回は意外と時間も余ったのでエンジンオイル&オイルフィルターの交換も実施しました。
エンジン下のドレンボルトを外し内部からオイルを抜いた後にフィルターを外しましょう。
どうせ外すからとドレンボルトではなく先にオイルフィルターを外すと周囲に飛び散りえらい目にあいます(^^;
で、抜いたオイルを見てビビりました。
まるでドブの水です・・・。
今まで見たことないぐらい真っ黒です。
右が外したフィルター、左が新品です。
色がまったく違います。
フィルターケースもクリーナーで洗浄し、ケースにフィルターを組み付けます。
この状態にしてからフィルターを取り付けるのが作業性は良いです。
フィルターを取り付け、ドレンボルトも取り付け。
オイルを規定量クランクケースの給油口より投入します。
通常のオイル交換とフィルターも交換した場合ではオイルの必要量が違うので詳細は各車のサービスマニュアルを参照してください。
ここまで行った所で、娘の帰宅時間が迫ってきたので本日の作業は終了~・・・。
エンジンテストしてないっす(^^;
何はともあれ、これでケミカル関連の整備はほぼ完了しました。
あとは細かい部分の修正と一番時間のかかる外装関連です(^^;
こりゃ年内の走行はほぼ不可能かもしれませんが、一日も早く走れる様に頑張ります(^0^)
でわ(^0^)/"