ATF調整&ATプラス添加

ATFの交換は車検でやってもらっているものの、ここ1年以上停止直前の減速シフトショックと思しき症状が出ています。パジェロミニの持病は加速時が中心でこの症状はWebを調べてもほとんど見た事が無いのですが、無いわけでは無さそう。ただし、原因はよく分かりません。
ひとまず、ワコーズのATプラスを試してみる事に。

そのまま添加しようと思ったのですが、ATFのレベルを確認したら明らかにオーバーしてました。
三菱の4AT車種のATFレベルは、暖気した後に一通りシフトを入れた後にNレンジでチェックだそうで、Pレンジでは無い模様。どちらにしても、暖気前のCOLDですらオーバーしてるので入れ過ぎみたいです。ここに添加剤150ml入れる訳にはいかないので吸い取る事に。
用意したのはアストロのプラシリンジとシリコンチューブです。これでちまちま吸い取ります。

余談ですがこのアストロのシリンジ、作業後に洗浄して組み付けしたらゴムが密着し過ぎて動かなくなり、そのまま取っ手だけ引っこ抜けておじゃんに。ゴムに薄く油塗るとかしないとダメでしたね。

このあと添加剤入れる事もあって都合450mlほど抜きました。これでHOT時下限くらいでした。純正の三菱ダイヤクイーンは赤のはずなので、交換自体はされてそうなんですがこの色は…。抜けた分しか交換してないと思うので、こんなもんですかねぇ。
ATプラス使うの勿体無い気もしますが、正直ATF交換せずに乗り換えの可能性が高いので入れちゃいます。

レベルゲージから投入していきます。結構柔らかいので、ゲージに突っ込む前に垂れないように注意が必要。投入自体は柔らかいので容易です。

軽く試運転してゲージチェックしたところ、HOT上限丁度でした。

実は車検後にAT油温警告灯が1度だけ点灯した事が有り、初めてでどういうこっちゃと思ってたのですが、もしかしたらATFが適量じゃなかったのではという疑いも出てきます。うーん、整備工場見直しかしら…。
(累計 84,538km)