
惜しくも7番げとならず
地元千葉は佐倉市立美術館にて「この世界の片隅に」の作者の漫画家こうの史代さんの原画展が開催中との事で見に行く

以前に職場で取っていた朝日新聞で連載されていた宮部みゆきさんの小説「荒神」の挿絵を担当されていたのを見掛けて以来、
その絵本にも通じる柔らかな画風が印象に残っていた
入館すると「床の矢印の通りに進んで行くと年代順に追って行けます。」と学芸員さんに案内を受ける
柔らかでありながら緻密な計算に基づき生み出された原稿の数々に早速目を奪われた

後半3階フロア内の展示物は撮影可(漫画原稿の一話分を丸々撮るのは不可)との事だったが、
遠慮がちに「この世界の片隅に」単行本下巻表紙の原画を撮らせていただく

愛用されていた道具類
展示室内の壁に2フロアに渡り年代順にズラリと横並びで貼られた30年分の膨大な量の創作物に食い入る様に見入ってしまい気付けば3時間

御本人の「本」へのこだわり(つか偏愛?)の詰まった自費出版本「本のこども」とセットの図録を購入して辞去する
今後色々読んでいく楽しみが増えた
佐倉市立美術館では御本人を招いての著書の朗読会なども企画していて面白そうとは思ったが参加人数に限りがある為、
ここはディープなファンの方々のためにニワカは自重しておく事としよう

美術館近くの蕎麦屋さんで遅めの昼食
先代の主人は佐倉市出身の長嶋茂雄氏と中学時代同級生で野球部でも一緒だったそうで写真が色々飾ってあった
Posted at 2025/09/20 11:00:50 | |
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