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2020年05月24日 イイね!

15インチ マッド化。

15インチ マッド化。トップの画像は合成です。

おおまかな整備も終わりまして、いよいよこつこつとカスタムへと移行しようかと。
まずは大変そうな 15インチ マッド化
当方の調べた限りでは日本も海外も含め15インチ化してるのを見た事が有りません。
なので敷居が高いのか?と思いながらも誰もやってないなら自分でやるしかないと。
色々苦労しましたが、紆余曲折を経て無事に成功致しました。
その最終段階の記録です。

当方の車は車検が4月で終わり。
車検のタイミングで構造変更の登録もしたいので急いでバタバタ色々やっておりましたがコロナの影響で車検が延期されかなり助かってます。

経済面では3か月無収入なので家計は火の車ですが、この様にプラスに作用する事もあるのでお気楽に生きるとしましょう。

当方が15インチ化に向けてまずやったことはタイヤを買う事です。
タイヤを買ってしまったら最後、やりきるしかないからです。
怠け者の自身を縛る為には仕事でもだいたいこういう行動を取ります。
余談ですが、当方の座右の銘は「あれ、振り返ると石橋あったのね」です。

もう一つの理由は高いマッドタイヤを維持するにはその中でも比較的安くて良いものを選定すると言う事。

トップ画像にもある何となく合成で作ったこの画像


こんな雰囲気を目指そうと思い色々実験を繰り返しながら整備もしておりました。

タイヤの次に購入したのはホイールです。

クロスロード(RT3)の純正は
17インチ 6.5J インセット+50
タイヤサイズ
215/60R17

上記でも触れたタイヤ
今回はKENDAのKR29 235/75R15 


ホイールは何本か買って試した結果こいつに


15インチ 7J インセット+25 
センターラインのパクリの様なホイール
かなり攻めたサイズですがここに落ち着きました。
キャリパーの干渉がネックで、試すホイールもかなり入念にチェックして無駄買いの無いようにしました。

勿論このままでは思いっきりタイヤがはみ出ます。
なのでワンオフでフェンダー作るしかないです。

・ベースの制作

まず制作する部分にマスキングします

*当方は手持ちが無かったのでマスキングテープを使いましたが、薄めの養生テープの方が絶対に良いです。

マスキングテープの上に離型剤を塗っておきます。
プロの世界では恐らくケムリースやボンリースを使用するのでしょうが、当方は手持ちのワックスブルーか在庫が無ければシュアラスターで大体済ませます。

離型剤を何度か塗布→乾燥を繰り返し、乾いたらFRP一層目


見えない部分なので適当です。

#450のガラスマットで2プライほど積層




乾燥後、ここにスタイロフォームを接着




Rに添わせるのと、なるだけ安く済ませる為に細かいパーツごとに貼ってます


細めのマスキングテープでライン取り


後は削ってひたすら調整


ある程度形が整ったらスタイロの上からFRP
ここではスチロールを溶かさないタイプのポリエステル樹脂を使用します


作業に集中しすぎて成形途中の画像がこの辺りから・・・
物作りあるあるですね。
まぁそんな訳でフロントとリアの画像が混在して申し訳ございません。
上記画像は1プライの状態。
軽くするために表面も#450で2プライ。

乾燥後取り外してバリを削ります。


パテ処理と研磨を繰り返して成形。
ある程度成形が終わればいよいよボルト取付位置の寸出しと段付き加工へ。

段付き加工は同じ形状を複数制作しなければならないのでアクリルを曲げたり貼ったりと加工して治具を制作。
離形性が良いようにコンパウンドで磨いておきます。

穴の位置出しをして純正フェンダーごと下穴をあける


段付き加工をする場所を治具より少し大きめにリューターなどでえぐる


えぐった場所にポリパテを盛る


治具にワセリンを塗ってタッピングで純正フェンダーごと留める


パテが硬化したら治具を外す


はみ出たパテを切削・研磨する


これを必要な穴の数だけやります。

何となくこんな感じ


次はリアドアの分割に伴うチリ合わせ。

クリアランスを出来る限り狭くすると高級感が出る(はず)


ロア


開くとこんな感じ






最終のピンホール埋め


成形全て終了


いよいよ塗装に

ウレタンでベース塗装


フェンダーのインナーに塗ったラバーチッピングコートが余ってたので仕上げはそいつに決定。

良い感じ


塗装終了


リアの分割具合


一応純正の穴を利用できるような配置に


フロントはドア全開で干渉せぬよう段付き加工


いよいよ装着

ビフォー


アフター


アップ


フロントドア閉じた状態


全開の状態


リアの分割具合


隙間なくミチっと決まってます


タッピングも少しお洒落に


全体像


お気に入りの角度


とりあえず一番大変なカスタムを最初にしてしまわないとやる気がなくなりそうだったので突っ走りました。
なんとなくは合成の画像の雰囲気に近づいたかなと。
後はリフトアップとオールペンが大変そうなカスタムでしょうか。

疲れ果てたのでとりあえず暫くはこの満足感で過ごそうと思います。

因みに15インチ化に伴う実験用のパーツやホイールなんかを近々ヤフオクにでも出そうと思っておりますので気になる方はチェックしてみてください。
宣伝みたいになるのもあれなんでリンクは貼りません、何となく暇な時にでも検索してみたりみなかったりでどうぞ。
Posted at 2020/05/25 00:11:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | モディファイ | クルマ
2020年05月20日 イイね!

ブレーキキャリパー オーバーホール

ブレーキキャリパー オーバーホールコロナの影響で仕事が滞ってる事もありまして色々と進めております。

以前に少し触れたと思いますが(たぶん)15インチマッドタイヤ化を目論んで
おりまして、それに絡む足回りの変更の一つとしてキャリパーを交換しました。

どうせ交換するならと言う事でオーバーホール・塗装を同時に。

購入後ばらした状態


格安中古品なのでかなり汚いですね。

とりあえずばらして洗浄と塗装。

鋳物なのでバリが酷いです


軽く削っておきました


余談ですが、純正キャリパーの多くは鋳物だと思うのですが鋳物特有の表面の凹凸が有ると思います。
物質は凹凸が多ければ多いほど表面積は増えますので、それに伴って放熱効果が上がります。
空冷エンジンのフィンや男子のおいなりさんがその例ですよね。

たまに鋳物のキャリパーを鏡面仕上げにしておられる方を拝見しますがあれは性能的ダウンに繋がるように思えて仕方ないのですがどうなんでしょう?
それぐらい大した事はないって事なんでしょうか。
性能を落としてまで見栄えを良くするという考えが無いので当方やる予定は有りませんが、見た目は確かに気持ちいいですよね。

さて、ささっと塗装してしまいます。
ミッチャクロン→ラッカーシルバー(缶スプレー)→二液ウレタンクリア→二液ウレタンスモーク半艶で仕上げています。

塗装前と塗装後








通常、缶スプレーのシルバーで塗装すると「銀に塗りました!」感が出てしまい
安っぽくなりますが最終にスモークの半艶で仕上げるとかなり落ち着きます。
そこらへんにあった鉄パイプを塗ってみました。

右が仕上げのスモーク半艶なし、左がありです


塗装が乾いたら組み込みです。

今回はミヤコのパッキンセットで組み込み


ピストン周り


スライドピン周り


二つある溝の下の方にシール、上の方にブーツです
下の溝にシールを嵌めた状態


シリコングリスを塗り込み嵌めます


取り付けはブーツを傷付けない様エアーで嵌めます。

取り付け方

ブリーダースクリューが閉まっていることを確認してピストンを軽くブーツに当ててやります。
その状態でバンジョーの取り付け穴からエアーを送ります。
エアーを送っている状態でピストンを少し押し付けてやると嵌ります。




参考までに外し方

ブリーダースクリューが閉まっていることを確認してバンジョーの取り付け穴からエアーを送るだけです。
空気圧にもよりますが勢いよく飛び出すので当て物をしておいた方が良いです。



組み込みが終了したら取付けです。

今回はローターとパッドも同時に変更




鳴き止めグリス塗って


ローターは取付けボルトに印を付けて


取り付け終了


ついでにフルード全入れ替えしておきました。
綺麗になって気持ちいいですね。
Posted at 2020/05/20 13:28:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備 | クルマ
2020年03月28日 イイね!

ロアアーム ブーツ交換

ロアアーム ブーツ交換タイロッドエンドのブーツ交換に続きロアアームのブーツ交換。









まずはスタビリンクを外します。(上下どちらかだけで大丈夫です)


右は光軸センサーも外します。


状態はこれまた酷いです。


ナットに刺さっている割ピンを外します。




PPバンドで軽く固定しておきます。




ナックルからロアのボールジョイントを抜く際にクリアランスが必要になるのでジャッキアップしてます。
脱臼自体はドライブシャフトを回せば簡単に入るので別に良いのですが、もし脱臼してジャッキが外れると危険なので固定しておきます。


取り外したナットを反対にして、ボールジョイントのボルトの頭部がほんの少し出るようにセットします。
(本来ですと別のボルトを使用した方が良いと思います)

準備が整ったらボールジョイントリムーバーを締めていきます。
その際①の方向にほんの軽くハンマーで衝撃を与え、②の方向に少し強めに叩きます。
そして締め込みます。
これを繰り返しているとカキン!と外れます。


外れました。


この様に手で押し込むと下がります。
下がりきらない場合はジャッキで更にナックル部を上げます。


ブーツを外した様子


綺麗に掃除して


たっぷりグリスを塗って




ブーツをはめ込みます


ワイヤリングして


カシメ部をクルっと内側にして終わり


きっちり収まっています。



今回使用したのはミヤコのTBC-063です。
一般的には大野ゴムのDC-1623の様ですが、ほとんどの部品調達を最安値でやっているのでミヤコにしました。
サイズは何の問題もなくピッタリです。


新旧比較




相変わらず同じ物質に見えません。
Posted at 2020/03/31 03:12:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備 | クルマ
2020年03月22日 イイね!

タイロッドエンド ブーツ交換

暫く仕事が忙しく伸びてしまいましたが、ようやくゴム類の交換も
終わりに近づいてきました。

今回はタイロッドエンドのブーツ交換。
ロアアームのボールジョイント外すよりは比較的簡単な部類かと。

さて、まず状態のチェック。


アップ


酷い状態です。

では交換していきましょう。

ナットには割ピンがかかっていますので外します。




割ピンを外したらナットも外します。
確か17㎜だったと記憶してます。

ここで本来ですとボールジョイントプーラーの出番なのですが部屋に取りに行くのが面倒だったので工具箱に常備してあるベアリングプーラーで代用。



プーラーに優しくないのでお勧めしません。
ベアリングプーラーは持っているけどボールジョイントプーラーが無く、叩こうが何しようが取れないと言う方だけどうぞ。

ボールジョイントの外れる音はいつ聞いても嫌ですね。
そして何度外しても慣れません。

こういうテーパー圧入する類の物が外れない時は、ラスペネを少し吹いて力のかかった状態で放置していると外れてると言う事が結構あります。
その昔クラッチハブを外すのに難儀し、プーラーをかけたまま放置していると2日目の夜中にカキン!と言う音がして外れました。
果報は寝て待てです。

ヘドロの様なグリス。


汚いグリスを綺麗に拭き上げます。


因みに余談ですが、たまにこういうボールジョイントやピロボールなんかを
パーツクリーナーなどで洗浄してしまう方を見かけますが、個人的にはやめた方が良いと思っております。
この手の部品は潤滑目的の油脂補給と言う事も有りますが、どちらかというと防水・防塵の役割が大部分を締めていると思っております。
グリスニップル付きのボールジョイントやピロボールですと後で内部までグリスアップ出来るのでまだ幾分良いとは思いますが、それでもどうだろう?と
汚れの混ざったパーツクリーナが内部まで流れ込むと想像してみると・・・。

さて、
後はたっぷりグリスを盛っていよいよブーツの装着です。


新しいブーツ




当方が購入したのは圧入タイプ(カシメ)
本来はインストーラーが必要なのですが大概塩ビパイプで何とかなります。
しかし引っ越しの際に塩ビパイプを処分したことをすっかりわすれておりまして。

んー、中々ちょうど良いサイズの代用品が見つからない・・・。
諦めてホームセンターに行こうと思った時にふと足元を見るとジャッキのハイトアタッチメントが目に入りまして。



ドンピシャ。


ブーツの中にもたっぷりグリスを入れて、軽く叩き込んでインストール終了。


後は元通りに組み上げて終了。
プリっとして肌艶が良いですね。


硬化による形状記憶がすごいですね、別のパーツにしか見えません。


Posted at 2020/03/22 01:35:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備 | クルマ
2020年01月19日 イイね!

リア スタビリンク 流用

リア スタビリンク 流用さて、先日届いたFD系シビック・フロント用のスタビリンク。

まずは採寸


ボルトピッチ69mmぐらいです。

一方純正は


ボルトピッチ74mmぐらいです。

ボルト径は純正と同じ10mm 取り付けピッチ差 5mm
後はこの5mmをどう解釈するかですね。

当方は誤差とまでは言いませんが「許容」と判断しました。

結論から言うと問題なし。であります。




画像では分かり辛いかも知れませんがスタビライザーの角度も概ねいい感じです。

購入時に販売店から「メーカーから届いた時点で左右の色が違います。」とメッセージが来たのですが機能に問題ないので全然良し。
アシンメトリーカラーであります


R・Lと刻印が打たれてますがその通りに取付けで大丈夫です。
なんとか無事流用出来ました。

ひょっとしたらEU系のシビック・リア用の方が純正のピッチに近いかも知れません。
勿論試してないのではっきりとは申し上げられませんが、画像で見る限りの若干の誤差でそう感じます。

では、なぜ今回FD系にしたのか?
それは価格です。
GSL-T-3R 1001-02211 GSL-T-3L 1001-02221  
左右セットで3430円で購入できました。
純正購入価格と比べると5282円も安い、その価格差を考えれば5mmは誤差と言ってしまおうかと思います。

お安く整備されたい方は是非。
Posted at 2020/01/19 23:19:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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