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菊桜のブログ一覧

2007年10月05日 イイね!

初代ミラージュ

初代ミラージュ 初代ミラージュ この車は私にとって思い出深い一台である。
 昭和53年3月に三菱初のFWD2ボックスカーとして登場したのが、ミラージュだった。 
 1200、1400ccの3ドア、そして後に5ドアや1600GTなんかも追加されたが、発売と同時に私の家でも購入し母が乗っていたのを思い出す。
 色はイメージカラーの黄色、1400GL、3ドア車だった。
 三菱は若い層にもアピールするべく、このミラージュと同時にカープラザ店を展開し、初代ミラージュは三菱としては結構売れた車だった。
 私の家では結局短期間しか乗らなかったが(当時は自動車屋も調子がよく、しょっちゅう乗り換えながらお客さんへの宣伝としても使っていたため) この黄色のミラージュはまだ幼い子供の私にも若々しくてかっこよく見えた。
 それでダイキャスト製の3ドアのミラージュミニカーも買ってもらったほどである。(現在も残っているが子供の頃散々遊んだのでボロボロだ)
この初代ミラージュがMMFにも参加していた。オーナーさんはこのミラージュのみをお乗りで、実用車として大切に乗られている。
 室内には私の持っているミラージュのきれいなミニカーが飾られており、車の色は黄色で1400GL、3ドア車の昭和54年式だそうだ。ほとんど私の親が乗っていた車と変わらないものを、現役でお乗りというのは驚異的だが、やはり今見てもこのミラージュはかっこいい。
 ボンネットフードは逆アリゲータータイプといわれる逆に開く方式のもので、当時はよくスポーティーな車に採用されていたものだ。それだけミラージュは若さを主張した車だったということ。 ただし、逆アリゲータータイプは整備性は良いとはいえないけど・・・。
 また、このミラージュに採用されたものにスーパーシフトという2段の副変速機が装備されている。
 このスーパーシフトの使い方、特徴なんかをオーナーさんからお聞きした。この話はオーナーさん直接お聞きするのが面白い。ぜひMMFなどどこかでお会いされればお聞きされるといいと思う。
 この初代ミラージュは、型が変わるたびに街から消えて行き、私の親父の店でも10年前5ドアの白がお客さんの手から離れたのを最後に消えてしまった。
 しかし私がドイツに留学中、街中を走る初代ミラージュを見て、異国の地で走るミラージュに感動したことがある。特に欧州向けにはミラージュはコルトと呼ばれていて、この初代にもスリーダイヤがつけられている。(輸出用には当時もスリーダイヤがついていた)
そういう意味では、国内仕様のものより海外仕様の方がさらにかっこいいが・・・。
 もちろんドイツでももう少なくて、よく見るのはその後の型のミラージュ(海外名コルト)。それでもドイツでまだ乗る人がいることはうれしかったなぁ。
 
Posted at 2007/10/05 18:19:23 | コメント(9) | トラックバック(0) | 三菱車 | クルマ
2007年10月04日 イイね!

デボネア G54Bエンジン

デボネア G54Bエンジン 初代デボネアに搭載されたエンジンは最初直6の2000ccエンジンだったが、昭和40年代後半から厳しくなり始めた排出ガス規制に対応させるため、新たに搭載されたのがG54B直4の2600ccエンジンだった。
 120馬力で最大トルク21.3kgと、今の基準で言えば非力だが、当時のスペックとしては十分だったろう。
 (当時は排ガス規制で各社から、たくさんのパワフルなエンジンが消えてしまっている、そのため規制後に出たエンジンは非力になったとも言われる)
 4気筒で2600ccのため、振動をすくなくするために取り付けられたのが三菱の技術といわれたサイレントシャフト。 
 それで当時のデボネアのカタログには、サイレントシャフトによって8気筒に十分匹敵する静かさと滑らかさを実現。4気筒ならではの低燃費などの説明が書かれ、8気筒なみの静粛性をなんと4気筒でと強調されていた。
 このエンジンが搭載されたのはデボネアの他、三菱ジープJ-37や57などのいわゆる三菱ジープで最も人気のある型に搭載された。
 ジープ用には、サイレントシャフトを省いたものが搭載され、重いジープJ37のボディをパワフルに走らせるという役を担っていた。 それで現在でも、三菱ジープ史上最強パワー車としてJ57やJ37の人気が高いようだ。
 他に搭載されたのは、ギャランΛ、そしてインタークーラーを装備したスタリオンにも搭載され、マツダのプロシードにも供給されている。
 
 さて、このエンジンを搭載したデボネアの燃費はというと、平均7.5kmくらい、高速では10.56kmくらいである。(私のデボネアの数値)
燃料節約を意識して走行していないので、意識すればもっと伸びるだろう。
 ただし、近場(数キロ圏内)をチョイノリばかりしていると、リッター4.5キロくらいに落ちてしまう。
 このデボネアのカタログでは、10モード燃費が、7.8キロとあり、普段ほぼ10モードくらいで走っていることになる。
 優れた経済性とカタログでこのエンジンを主張しているが、たしかにそんなに悪くはない。
 もちろん現行車のように低燃費化が進み、車体も軽くなった車と比べると燃費が悪いが、同じようにショーファー向けとされたプレジデントやセンチュリーの燃費と比べると、(排気量は全然違うが)燃費がいいのではないだろうか。

 写真は愛車デボネアのエンジンルーム
Posted at 2007/10/04 19:06:33 | コメント(5) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2007年10月03日 イイね!

ミゼットⅡ

ミゼットⅡ 今回は三菱ネタから離れて、ダイハツのミゼットⅡについて。
 ミゼットは今では立派な旧車の三輪車で、高い値段で取引されるが、さすがに走っている姿はめったにみることはない。
 でもミゼットはダイハツの象徴的存在でもあるので、そのコンセプトを4輪にしてモーターショーに出してきた。 そしてその後市販化されたのがミゼットⅡだった。
 最初モーターショーに出ているのを見たとき、ミゼットというより昔のホンダのバモスに見えたが、とにかくミゼットⅡという名で平成8年から売られることになった。
 最初はピックといわれたトラック型で4MTの1人乗りだけだったが、後にカーゴと呼んだ型も出してきた。
 写真はカーゴのDタイプ
 3ATが追加され、2人乗りにもなったが、やはり1人乗りでは実用の限界があったからだろう。それでも1人乗りの設計を無理に2人乗りにしたので、追加された座席は半人分位のものだった。それでもとにかく2人は何とか乗ることができるようにしてあった。
 エンジンや走行関係でハイゼットからの共用部品を使っていたが、形は全く別の車でこれに乗ると結構目立つ。視線をかなり感じて走ることになり恥ずかしい・・・。
 私はこの車に誰かと2人で乗ったことはないが、男2人で乗って目立つのはもっと恥ずかしいだろうなぁ。という感じの車。
 造りや音などはダイハツの良くも悪くも踏襲した感じで、ちょっと頼りない感じがするのは否めなかった。でもATでも小さい車体も影響して、それほど燃費が悪いという感じもなく、走りが極端に悪いこともなかったです。
 使うのはカーゴタイプが便利ではあるが、やはりこの車も好きで乗らなければ使いこなせないかもしれない。
 私のいとこがこの車を欲しがり、乗ったのはいいがすぐに飽きてしまって結局売ることに・・・。写真はその車を私が引き取って、次のお客さんに買ってもらうためにきれいに手入れしたところ。
 走行は少なく、車検も残っていて、程度もいいのにやす~く売ってしまって、お客さんは大満足だった。(当たり前か)
 生産は平成13年に打ち切られたのでもうないが、そのためか中古車の値もそんなに下がっていない。 (相場より大分サービスして売ってしまったなぁ)

 それにしてもこうした変わった車を最近はどのメーカーも出してくれないなぁ。
 自動車産業が斜陽なうえ、保安基準も厳しくなれば、面白い発想でなかなか車も作れないし・・・。 
  会社の調子が良いトップメーカーは面白みのない大量生産、大量販売向けの車ばかり作っているので、面白い車は出してくれないしね。
 その下になっていては、ダイハツもミゼットⅢをなかなか市販できないかも。
 
Posted at 2007/10/03 20:17:56 | コメント(6) | トラックバック(0) | 他社 | クルマ
2007年10月02日 イイね!

カリスマ

カリスマ 平成8年、エテルナの後継役としてカープラザ系列で売られたのが、三菱カリスマである。
 この車、当時三菱が提携していたボルボとオランダ政府で作ったネッドカーというオランダの工場で作られ、そのセダンタイプを日本に輸入したものであったが、当時はRVに代わってミニバンがよく売れはじめた時であり、セダンも売れなくなってきていたこともあってほとんど売れず、その後平成10年には輸入が中止された車であった。
 そのためカリスマという車を知らない人も多いかもしれない。
 私はカリスマが出た時、ヨーロッパで作られた車に期待したし、ヨーロッパでの写真を多用したカタログも新鮮味があった。 
 また発売時、しばらく三菱から試乗と宣伝を兼ねて乗ったことがあったが、コンパクトな外見の通り乗りやすく、決して悪い車ではなかったものの、三菱らしい力強さが走りとスタイルにもう一つ足らなかったのが残念に思った点だった。
 1800ccで2WDのみの設定。特別な新技術や売りになる特徴も特に強調されておらず、販売の現場でもあまり積極的にセールスをかけてはいなかった。
 輸入が中止になるまでの間に、当時の三菱はGDIフルラインアップを目指していたので、カリスマにもGDI化をはかったが、販売に寄与するわけなく国内での販売をあきらめてしまった。
 でもこのカリスマ、ヨーロッパでは案外人気があって、平成16年まで生産が続けられていたし、5ドアハッチも売られていたのだ。

 実は私はカリスマが国内販売を中止する頃ドイツへ留学していたが、ドイツ国内で見る三菱車の中でもカリスマはよく見た方だったし、特に5ドアハッチはかっこいいなと思ったものだが、国内に輸入されるとなぜかインパクトが無く見えたのが残念だった。
 このカリスマは室内は他の三菱車同様サイズの割りに広く作られているし、やはりヨーロッパで生産されていたため、三菱車でありながら国産車にない味があって、決して悪い車ではなかったのだが、日本では売れなかった・・・。
 写真はドイツのインゴルシュタットで走っていたカリスマを撮ったものだが、今でもドイツやヨーロッパ各地ではカリスマの姿を見ることが出来ます。
 またオランダのアムステルダム空港に降りると、飛行機の窓からMITSUBISHI MOTORS CARISMA というでかい看板が見えたのも思い出す。 
Posted at 2007/10/02 14:46:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 三菱車 | クルマ
2007年10月01日 イイね!

J-55のスリーダイヤ

J-55のスリーダイヤ 三菱ジープの外装には、最初期型を除き唯一フロントグリルにスリーダイヤのマークがプレスされているが、それ以外は三菱のマークも文字も書かれていない。

 J-55を新車で買う時、J-54につけているスリーダイヤの描かれているスペアタイヤカバーを買おうとしたが絶版になっていたため、Jeepの文字とMitsubishiの文字の入ったスペアカバーをつけることにした。
 それ以外に三菱のマークが無いのでずっとうまい方法をさがしていた。
 
 私は三菱やスリーダイヤのマークはすごく好きだが、このマークが嫌いという人もいて、三菱車に乗っている人でも取っ払う人もいるほどで、賛否が分かれるマークである。
 もちろん好きな人もたくさんいるし、海外でも知名度が高く、きれいなマークとも言われる。
 嫌いな人の理由として、戦争を想起するとか、財閥、古臭い、赤色が格好悪いというのを聞くけれど、人それぞれの思いがあるのでスリーダイヤが嫌いという意見も私は尊重する。 戦争を想起させるという意見こそ古臭いと思うけど・・・。
 
 私は三菱、三菱系の企業は好きだけど、三菱自動車に限らず、三菱系の企業の持つ官僚的な体質は大嫌いだ。 第一今まで役所に勤めている人間の公務員的な考えで良い思いをしたことが無く、官僚的なやり方、考え方は私に最も合わない。

(ちなみに三菱自動車の車を売るというつながりはあるけど、三菱系企業と私はなんら関係が無い・・・それでも三菱が好き。同じようにスバルも好きかな。ホンダは三菱のような体質じゃなく会社はすごく好きだけど製品はイマイチ大好きになれないんです・・・。)
 
 私の考えと最も合いそうに無い国がやっているかのような体質の企業が最も好きというのはおかしいが、本来の三菱、理念、歴史、製品は共感できるものが多いので好きという訳だ。
 お客さんが国という比率が高くなり、高学歴の社員とお客である官とが付き合うことで、そんな変な体質が付いてしまったのだろう。 もっとも、そんな公務員的な考えで三菱は存続できないので変わり始めてはいるが・・。
 ぜひスリーダイヤは残した上で官僚的なものから脱却して新しい時代を進んで欲しい。(なかなか難しいけどね)

三菱自動車が不祥事で散々たたかれていた頃、三菱の車に乗るのが恥ずかしい、すぐ売る!という声をテレビで流していた。(マスコミのそれこそうさんくさいけど)
だから私は逆に堂々と三菱車に乗って走っていたし、三菱の車はマスコミが流すような欠陥商品じゃないぞと安全性と耐久性を実証して走った。(ほんまに大丈夫やし)
 J-55の後ろにもスリーダイヤをつけて三菱車であることを示そうとつけたのが写真のエンブレム。
 ちょうど前の型のパジェロの最後期型についていたスリーダイヤがJ-55のJeepのエンブレムの上にちょうど合うのではと、部品を注文して取り付けたもの。つけたらしっくりきた。
 もし今でもジープが売られていたら、スリーダイヤが付くとこんな感じということで・・・。
 
Posted at 2007/10/01 18:06:59 | コメント(4) | トラックバック(0) | 三菱ジープ | その他

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何シテル?   04/23 18:12
 菊桜(きくおう)です。 メーカーでは三菱車が特に好きなクルマ好きです。   三菱車以外でも新旧の国産から外車まで好きですが、記事は三菱車中心に書いていま...
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