私が初めてアバルトを知ったのは中学生のとき。
大好きなマンガ「Dr.スランプ」の挿し絵に描かれていたアウトビアンキA112アバルト。
ちっちゃくてお洒落なイタリア車でボンネットにHP70(70馬力)のバッジがあって蠍のマークがやけにカッコ良かった。
当時、同じく鳥山明先生が描いていたルノー5ターボとこのA112アバルトがもっとも欲しかった憧れの車でした。
あれから約45年、とうとうアバルトを購入。
アウトビアンキではありませんが、フィアット500ベースのアバルトですから大満足です。
20台以上の車歴の中では、輸入車としては5台目になります。
8年前に手放したBMW Z4M以来ですが、今回はMTではなくMTA、一般的な言い方ではATですね。
アバルト乗りはMTが多いのかと思いきや、販売比率は6対4でATだと正規ディーラーの方が言ってました。
MTも面白くて好きなんですが、歳をとってしんどいと思うときも多くて、今回はATにしました。
この3年間は、ダイハツコペンローブをアバルト仕様にしてアバルトの雰囲気を楽しんでましたが、やっぱり偽物は偽物ですよね。
コペン自体は本当に良い車でめちゃめちゃ楽しいです。
このまま一生所有しても良いかもなんて思っていましたが、唯一我慢出来ないことがあって、毎日気になっていました。
それは「タバコ臭」、中古で安く購入したんで禁煙車ではありませんでした。
なので臭いが残っていましたね。
3年乗っても臭いが消えないので、悩んでいました。
思い切って新車へ買い換えも頭にちらつき、今コペンの新車買うならGRかなって思って見積もってみたら、ナビなどオプション入れると300万近くになりそうなんで、そうなると低走行で程度の良いアバルトの中古車も手に届く価格になるんであれこれ悩んでました。
まぁ、買う買わないは置いておいて、販売店に行ってみようと思ったのが間違いですね。
近所にアバルトディーラーがあって認定中古車も多数あったので、完全に誘い込まれたカタチです。
試乗して、中古車の程度の確認をしたら、契約書にサインしていました。
一番欲しかった明るいグレーのコンペティツィオーネが気に入ってあまり迷わずに購入。
ナビが欲しかったので、純正ナビを追加購入しましたから、ナビの分だけ予算オーバーでしたが、まあ想定内です。
2017年式なんで、シリーズ4の最初期、マイナーチェンジ直後のコンペティツィオーネ。
5年経過なんで、購入と同時にタイミングベルト一式の交換もしました(ディーラーだと超高かった)。
今後、安心して乗りたいんで、リスクはなるべく減らしておきたかったんで仕方ないです。
ディーラーでサインして約2週間で納車になりましたが、この期間がいつも一番長く感じますよね。
先日、やっと納車されましたが、その後楽しくドライブ三昧しています。
まだまだ慣れない部分もいっぱいありますが、本当に楽しい車です。
誰もが楽しめる車でないのも確かですが、古き良きホットハッチは私のような歳の人間(オッサン)には刺さりますね。
刺激のある毎日をこれから過ごせそうで楽しみで仕方ありません。
アバルト595コンペティツィオーネ
最高の車です。
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2022/12/18 18:02:03