
皆さんこんにちは!
ちょうど1ヵ月前になりますが、酷道ラリー第2弾として、中国地方最凶とされる国道429号を走ってきました!全線走破はしていませんが、美味しい区間は存分に味わってきました笑
名前だけ見ても「死に苦」と、かな〜り不吉であることは間違いないですね!はい!たまんないですね!笑
走破方向はR9福知山・新庄交差点から西向きに。しばらくは2車線の快走路が続きます。なんか赤い文字の看板が出てますが、ちょっと読めないですね。とりあえず進みましょう。笑
何度も警告看板が出てやっと細くなってくれたと思ったら、まずはおにぎりと最終警告の看板がお出迎え♪いよいよ「死に苦」の始まりです!楽しみでワクワクが止まりません!
森の中の気持ちいい道(ただし極細)をグネグネと登っていきます。対向車は皆無だったので、狭隘区間も気楽に走れました。途中おにぎりとパチリ。
さて、程なくして最初の峠・榎峠に到着です。ここは京都と兵庫の境になっていますが、残念ながら眺望は一切ありません。
再び集落に下り、しばらく走るとまた山中へ。急勾配を頑張って登ると、程なくして第2の峠、青垣峠に到着です。
やけに綺麗な法面と不自然に広い道幅が、過去に大きな崩落が起きたことを示唆していますね、、。
またしても急傾斜の下りを抜けると、左手に大きなダム湖が見えてきます。生野ダムです。この日はカラッカラに晴れていたこともあり、素晴らしい湖面が望めました。
JR播但線と播但連絡道路に沿ってしばらく北上した後、R429は再び西に進路を変えます。谷あいをしばらく進むと、左手に神子畑鋳鉄橋が見えてきます。神子畑鉱山の鉱石を運搬するための馬車道として架けられ、鋳鉄橋としては日本最古だそうです。
川そのものは穏やかなせせらぎでして、なかなかのどかな良い風景にしばらく癒されました。
ドライブを再開してしばらくすると、右手に何やらとてつもなく巨大な遺跡のようなものが出現してきます。これは先の橋と関連しており、神子畑選鉱場跡といいます。カメラに収まるかどうか、というぐらい巨大で年季が入っているのですが、つい近年まで現役だったというので驚きです。
ここからはまた激しいアップダウンを繰り返していきますが、ひときわ長い坂を登りきると第3の峠、高野峠に到着します。ここも全く眺望はなし。R429は道は面白いのですが、道中の眺めがショボいのが残念なところです…。
ただし途中では少し視界が開ける場所もあって、景色を楽しむことができました。
高野峠を下りきった辺りからは2車線の快走路となります。しばらく走るとまた勾配がきつくなり、登りきったところが最後の峠、志引峠です。兵庫と岡山の県境になっています。
ここは結構見晴らしが良く、R429の4つの峠の中では最も爽快でした。道も広いのでツーリングにもかなりおすすめです。
R429の酷道区間はここまでで、あとは山岳区間はあるもののずっと快適に走れます。私はこのとき津山市街の手前でR429とお別れし、R181をトレースしました。途中で竜宮岩というところに立ち寄ったのですが、ここが予想以上の絶景!清流が豪快な音を立てて流れ落ちるさまは大迫力でした。道から岩までが相当歩きづらいですが、ぜひ機会あれば皆さんにも行っていただきたいです。
というわけで、R429の走破レポートでした。率直な感想としては、最凶クラスの酷道としては比較的マイルドな部類だな、と感じました。道は細く急勾配ではありますが、途中の集落区間の快走路が酷道感を和らげているのかもしれません。
これからも全国津々浦々の酷道を走り回って、そこにしかない景色とおにぎりを堪能したいと思います!
…(この趣味、特殊すぎてほとんどの人から冷たい目で見られます。。。泣)
次回は石畳酷道として悪名高いR308暗峠と、日本三大酷道の一つ、R425の走破レポートです!お暇な方は是非ご覧下さい!
Posted at 2020/07/18 01:24:45 | |
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