
大学時代の友人もいい大人になって、最近は鈴鹿に時々集まるようになりました。
タイミングよくその集まりがあったので、そこでロードスターRFのシェイクダインをすることにしました。
まずは事前準備としてアライメント調整。
純正標準脚のため、キャスターを規格値下限にしてもキャンバーは-1.7°(データは「分」表記)しかつかないようです。それを基準にリヤは0.5°増し狙いで、-2.2°程度。
トウは、まずは状況を把握するために、前後0設定にしています。
この作業時に、ブレーキパットはエンドレスCC-Rgを入れました。別途アップしますが、今のCC-Rgは軽量スポーツカーにもいい感じです。ランエボ・インプ全盛だった時代には重量車を止めるためのパットだったのですが(数年前にモデルチェンジ)。
暑かったということもあり、6800-7000rpmシフトで走行は1枠のみでしたが、今後の方向性を考える上では収穫が多かったです。
タイヤは冷間200kPaでスタートし、2ラップほど様子を見た後クリアを狙って1ラップ走行、その後ピットインして温間240kPaを確認して再コースイン、クリアを探して1ラップ走行したところで終了。
クリアの2ラップは2分48秒半ばで、Vitz Raceの上位陣のレースラップ位。走行前は45秒くらいは出ると思っていたのですが、久々の走行で1コーナーや130Rでびびりまくっているのが効いているようです。
GPSログからの旋回Gがこちら;
素人の筆おろし走行で、S字から逆バンクを1Gの旋回Gをキープしながら曲がっているのが分かります。実際に走っていても「もっと行けるなぁ」という印象で、タイヤ(純正POTENZA S001)も走行後にショルダーのヒゲが残っている位でした。
ヘアピンで1.5Gが出ていますが、乗る人が乗れば各コーナーでその位の旋回G出せそうな気がします。
S字から逆バンクを1.4G程度の旋回Gで抜けていると(冬でなくても)37秒程度が出ます(過去自分の86での実績値から)ので、純正標準脚で35-6秒は、マニアックに極めれば出せるのかも知れません。これって、数年前の86/BRZレースのクラブマン(プロ禁止クラス)の中位グループのタイムです。
純正脚でもかなりレベルが高いことは分かったのですが、高速コーナー入口ではリヤが頼りない感じがして突っ込めないということが課題として浮上。
これは、リヤのトウを、規格値はインになっているのに、0で設定したことが効いていそうに思います。
実際に旋回に入ると問題はないので、リヤのトウは規格値に合わせてみたいと思います。
また、もう少しロールを抑制した方が楽しいのも間違いありません。
純正ビル脚は入手済で、そのスプリングを選定するのが今回の目的でもあったのですが、これらの結果を踏まえ、あるスプリングをポチりました。
ショックを少し加工して、そのスプリングを組もうと思っています。
それと、要改良の問題点も発覚。
このショルダーベルトの取り回しだと、上半身が不安定で、さらにHANSも有効に固定出来ません。
ヘッドレストの下の穴からベルトを出せるように、シートを加工しないといけないことが分かりました。
こちらも、内装屋さんにはコンタクト済で8月中には加工してもらう予定です。
Posted at 2020/07/27 10:51:49 | |
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