
2020年9月20日(第3日曜)
午前7時40分 快晴 気温18度
澄んだ青空高く、朝晩はめっきり涼しく秋の気配を感じる。長袖のシャツ1枚では少し肌寒い朝だ。
今日は待ちに待った「初めてのオフ会(おはひら)」。今年の春頃から、参加のチャンスを度々逸していた。
「ロードスターに乗りたいっ!」「クルマ好きのみんなと繋がりたいっ!」というオッサンの夢と想いが叶う。
マツダロードスターのスペシャルは、オープンエア機能が言わずとも知れているが、なんと言っても、人と人が繋がる「ひとつなぎの大秘宝(One Piece of treasure)」だと思っている。
メルセデスでもなくBMWでもなくポルシェでもなく、このマツダロードスターをチョイスして本当に良かった。
準備をしながら小泉今日子さんの「あなたに会えてよかった~♪」がループしている。
何時に無く、逸る気持ちを抑えながら、朝のルーティンを捌く。
マツダD店で頂いた100周年記念の白いステンレスボトルとテイクアウトタンブラーに珈琲を淹れて、愛車ロードスターRFに乗り込む。
おシャンティスポーツタン色本革シートが出迎えてくれる。先日施したマツダ純正レザークリーナーが、ほのかな柑橘系の残り香を感じさせてくれた。
OPENCAFE GARAGE製ドアウエッジ効果で、ドアを閉めると分厚く心地好い音。
マツダ純正アルミペダルを装着したクラッチを踏み込み、赤いエンジンスタートカバーを貼り付けたプッシュボタンスタートを押しエンジンを始動する。
エンジンが勢いよく動き始めると、純正マフラーから分厚い低音が10秒程鳴り響き、タコメーターの針は1,000rpm辺りを指す。ドライバーのテンションも上昇する。
僕は、儀式のようにリトラクタブルハードトップスイッチを操作する。
動作完了のインフォメーション音が鳴ると、そこは目映いオープンエアの世界。いつも心が踊り、深呼吸をする瞬間だ。
ロードスターRFのもうひとつの姿は「上質なオープンエア」
お待ちかねの「だれもが、しあわせになる。*」瞬間がやってきた。
ロードスターRFと好きなアイテム達に囲まれた僕は言う。
「Be a driver、さぁ行こうか。」
マニュアルトランスミッションを1速に入れてクラッチを繋ぐ。
ゆっくり動き出した鉄塊のロードスターRFに朝日が降り注ぎ、マシーングレープレミアムメタリックのボディが眩く、光輝き始める。
そしてそれは、僕が命名している「ハイパーシャイニングソウルメタルグレー」と変色し、ロードスターRFの第3形態となる。
僕とロードスターRFは、初めてのオフ会「おはひら」が開催される平尾台を目指す。
発進から高速走行まで、様々なシーンで力強く爽快に応えてくれるSKYACTIV-G2.0。型式5BA-NDERC、最高出力184ps、最大トルク20.9kgf.mいわゆるⅢ型は、どのギアでも気持ちよくスムーズに加速でき、その加速がどこまでも続くような伸び感をもたらしてくれる。
軽快に走り出したロードスターRFは風を切り、空気を纏う。
上質なオープンエアは開放的なのに、まるで穏やかな空気に包まれているかのよう。
その上質を纏ったロードスターRFが、秋空とハーモニーを奏でる。
目的地まで道のり57㎞、時間にして約1時間ちょっとだろうか。
冷水峠、飯塚201号線322号線、香春町採銅所から64号線を駆け抜け、行橋28号線を一気に駆け上る。
日本三大カルスト地形の平尾台でもSKYACTIV-G2.0が余裕のパフォーマンスを発揮する。
全域で力強いトルクがスムーズに応え、TEIN-EDFC-ACTIVが加速&Gセンサーにより常に最適なダンパー減衰力をコントロールする。気分は懐かしい時代のF1ロータス92で実践投入されたアクティブサスだw
力強さと気持ち良さ、そして上質さが走りの喜びへ誘ってくれる。
午前9時15分到着 快晴 気温21度
平尾台自然観察センター駐車場(標高365m)には、独りじゃない世界と毎日を自分らしく光輝くものにするために、自分にまっすぐでありたいという沢山の想いが広がっていた。
オフ会チェリーボーイの筆下ろしが始まる。
(続く)
*一部にコピーの引用やロードスターRFカタログから抜粋した文言があります。
Posted at 2020/09/29 21:38:36 | |
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